2008 Summer
2009年08月22日
夜のドブロクニク、そしてフェリーでイタリア、バーリ(Bari)へ
モンテネグロからドブロクニクに戻ってきました!
夕方のドブロクニクの様子です。
路地裏にはたくさんのレストランがあります。どこもシーフード名物で美味しそう〜。
魚介グリルの盛り合わせ(左)とスープを注文しました。でもこの魚介のグリルそれほどは美味しくなかったなあ、残念。
路地裏から空を見ると住民の洗濯物がたくさん!やっぱり旧市街でもたくさんの人が住んでいるんですね。なんか感動です。
夜の旧市街の様子です。
ライトアップで雰囲気抜群!素晴らしいですよ!
夜10時ごろ、フェリー乗り場にやってきました。車も一緒にフェリーに乗り、夜行便でイタリア、プーリア州のバーリ(Bari)に向かいます。
約8時間、次の日の朝、イタリアの「かかと」、プーリア州の州都、バーリ(Bari)に到着しました。
これからしばらくはプーリア観光です。
ですが・・・・・時間がないのでプーリアの各町の紹介はまたしばらく後、秋以降にじっくりと書きたいと思います。ちょっと忙しくて。。。。。お楽しみに!
2009年08月20日
モンテネグロのレストラン STARI MLINI
今日はモンテネグロで見つけた素敵なレストラン、STARI MLINIをご紹介します。
モンテネグロの街中を観光した後、お腹が空いてきたのでレストランに入ろうと探して回ったのですが、なぜかなかなか見つからない!ヴァカンス客はたくさんいるのに・・・。みんなどこで食べているのでしょう!?
車で相当走って、ようやく見つけたのがこのレストランでした。 幹線道路を外れて、少し下ったところにあります。石造りの門をくぐって、お庭の中へ。
店内は自然と調和した吹き抜けの作りになっていました。しかも、店内に水車がある!!もちろん川も流れています。
こちらも店内の一角。大自然の山々と湖へと続く川を眺めながら食事することができます。
ワインリストにはモンテネグロ産のものもたくさんありました。そういえば車で走行中、葡萄畑をよく見かけました。あまり知られていませんが、モンテネグロでも結構作られているんですね。
カメリエレのお勧めで、白ワインのKRSTAC(クルスターチェ)を注文!KRSTACはモンテネグロの地元品種だそうです。香りはフルーティーで青りんごみたい。味はすっきりして飲みやすく、結構美味しいワインを造っているんだぁ〜と新たな発見でした。
続いてお食事。
一品目は魚のスープ。クロアチアに引き続き、ここでも注文してみました。美味し〜い!!サフランを使っているので、スープがきれいな黄色です。そして白身魚がたくさん入っていました。一人前を二人で分けてもたっぷりの量があります。
こちらはシーフードサラダ。タコやエビ、イカをシンプルにオリーブオイルとレモン、塩、胡椒でマリネしてあります。
そしてこちらはムール貝のワイン蒸しです。この界隈はムール貝の養殖が盛んだと聞いて、一番シンプルなこちらを選択。ムール貝本来の旨味を味わうことができます。
全体的にボリュームがあるので、これでもうお腹いっぱいです。
たくさんの海の幸、ごちそうさまでした。雰囲気がとてもよく、美味しいレストランでした。カメリエレのサービスも良かったです。
ひとつご忠告。虫よけスプレーをお忘れなく
2009年08月18日
モンテネグロ共和国の世界遺産の街、Kotor(コトル)
クロアチア、ドブロクニクの街からしばらく南に行くとお隣の国、モンテネグロ共和国に入ります!
モンテネグロ共和国!!イメージわかないなあ。何があるんだろう。ガイドブックにも出てなかったのですが、どういう国か知りたかったので行ってみることにしました。
車で国境までやってきました。
ここからはこのM1というシールを買って入国です。このシールが高速道路代金みたいなもので、シールがないと車で高速を走ることができません。
道路に牛が出てきてしまいました。。。。のどかな国だなあ。
ここは湖みたいですが、海なんです!
アドリア海から深い谷のように入り組んだ内海なので波がほとんどありません。本当に湖みたい!
入り組んだ地形はフィヨルド地形になっていて素晴らしい景色になっています。
そして入り組んだフィヨルドを走っていくと、世界遺産の街Kotor(コトル)に到着しました。
コトルはアドリア海南部のモンテネグロ共和国に位置する中世の美しい町で、世界遺産に指定されています。
ほとんど情報がないままとりあえず来てみました。
ここがコトル旧市街の入口です。奥には山がそびえています。そして手前は港になっていて船がたくさん!海と山に挟まれた街で、さらにその海も入り組んだフィヨルド地形の奥にあるので中世のころから並外れた自然の防衛力を備えた港町として栄えました。
入口の脇を見ると高くそびえる山が見えます。自然の要塞の街なんですね。
さっそく入口から中に入ってみると、12世紀ころの古い建物がたくさん残っていました!
この時計塔は16世紀につくられたもの。
左に歩いて行くと綺麗な教会がありました。
脇には小さな祠(ほこら)のようなものが!
広場もたくさんあっていいですね。
ドブロクニクの旧市街とは違ってひっそりとした感じ。観光客もここまでは来ないようで、あまりいませんでした。
路地裏にいた猫を撮ってみました。かわいいですね。でもどの猫もやせていて、あんまり餌をもらっていなさそう。。。
入口から左の方にずっと進んでいくと小さな門から外に出てしまいました。
門には紋章のようなものがありました。かなり古そうです。
というわけで別の門から一度外に出てみました。
お濠と山に囲まれているんですね。すごいです。
正面入口に戻り、右手奥に進むと2本の鐘楼がある12世紀の聖トリプン(Tripun)大聖堂があります。これが一番大きな教会ですね。
入ろうとしたのですがちょうど閉まるところで残念でした。
というわけで中世の街、世界遺産の街Kotor(コトル)を紹介しました。なかなか行くのが大変ですが、もし機会があったら行ってみてください。
2009年08月17日
ドブロクニクから南のビーチ、Cavtat(ツァヴァト)
今日はドブロクニク近郊のお勧めビーチを紹介します。
左の地図のように、ドブロクニクからさらに南東に行ったところにある、Cavtat(ツァヴァト)というビーチです。
このあたりはドライブしていると、たくさんのビーチを見かけます。お、ここは綺麗でよさそうだなと思ったところに立ち寄って泳いでみるとよいでしょう!私もこのあたりで何か所か泳ぎました。
そのなかでもここCavtat(ツァヴァト)はよかったです。
抜群に綺麗な海ですが、人はあまりいません。この辺は岩場だからかなあ。でもここでも泳いでいる人はいました。
Cavtat(ツァヴァト)には砂浜が少ないので、狭い砂浜にはこのように人が多く来ています。でもCavtat(ツァヴァト)全体だとかなり人は少ないですね。
岩場でもすぐ奥は森、公園になっているので、そこに荷物を置いたり、バスタオルを敷いている人もいました。私もそうしました。海の間近じゃないですが全く問題ありません。10歩くらい歩けばすぐ海ですから。
というわけでデジカメにウォータープルーフを付けて泳いでみました。魚も結構いるし、ウニもいます。かなり綺麗です!!
素晴らしいCavtat(ツァヴァト)のビーチ!ドブロクニクに立ち寄り、時間がある方は是非行ってみてください。
2009年08月14日
2009年08月12日
ドブロクニクの城壁
今日はドブロクニクの旧市街を取り囲む城壁について紹介します。
左の写真はドブロクニクの旧市街の地図です。
この旧市街をグルっと取り囲む城壁は全長1940m、高さは最高で25mに達します。
ドブロクニクが城壁に囲まれるようになったのは8世紀から。1667年の大地震の時街は大破しましたがこの強固な城壁だけはほとんど被害がなかったそうです。
ドブロクニク旧市街の東、レヴェリン要塞の入口から城壁の上に登りました。その他にもピレ門の脇、聖イヴァン要塞にも入口があります。
オーディオガイダンスがありますが(写真右)、残念ながら日本語はありません。
城壁の上にやってきました!ここからぐるっと時計回りに回りました。
城壁の内側を見ると旧市街の街並みが見えます。素晴らしい景色、綺麗ですね。
城壁の外側、北側を見るとスルジ山があります。その頂上にはナポレオンが贈ったという白い十字架が立っています。
城壁の階段をよくみると、所々穴が見えます。
これはユーゴスラビア当時の内戦の銃弾跡です。
今でも傷跡が残っています。
北西にあるミンチェタ要塞です。
堅固な要塞ですね。ここを上るとさらに素晴らしい景色が!
ミンチェタ要塞から南下していきました。下を見るとオノフリオの大噴水(写真右)が見えます。
さらにプラツァ通りが見えます。ドブロクニク旧市街のメインストリート!綺麗ですね。
海側にやってきました。抜群に綺麗な海!最高の眺めですね。
ドブロクニク旧市街の綺麗なオレンジの屋根はこんな感じです。間近で見ると意外と普通の屋根、瓦ですね。
さらにドンドンと歩いていきます。
城壁一周、結構時間かかります。
最後の方に大量の落書きが!ひどい、ひどすぎです。世界遺産ドブロクニクの城壁に大量の落書き、悲しいです。
というわけで城壁一周しました!1周約1時間、素晴らしい景色で最高でしたよ!
みなさんもドブロクニクに行った際には是非城壁一周してみてください!
2009年08月11日
アドリア海の真珠、ドブロヴニク(Dubrovnik)、その2
去年の12月から中断していたクロアチア旅行の続きです。
詳細はこちらをご覧ください。
アドリア海の真珠、ドブロヴニク(Dubrovnik)、その1
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51265390.html
こちらは東側のプロチェ門です。
ドブロクニク旧市街には3つの門があり、西のピレ門(Gradska vrata Pile)、北のブジャ門(vrata od Buza)、東のプロチェ門(varata od Ploca)、です。
中世のころは日没になると門の前に設けられた跳ね橋が上がり門扉は閉じられ厳重に鎖が巻きつけられました。そして鍵は総督に手渡され夜が明けるまで誰も中に入ることはできなかったそうです。
ドブロクニクは10世紀の頃、スラヴ人の攻撃から逃げ込んだローマ人たちが作った街、国で、当時はラグーサ共和国という名前でした。
ドブロクニクの名は、スラヴ語で森を表す「ドラヴォ」、または「ドゥブラヴァ」からとっているそうです。
砲台から外の方を眺めると、綺麗な海が!透明度抜群の綺麗な海が見えます。
ドブロクニクの城壁内、旧市街を歩きましょう!
左の地図はなんだか分かりますか?
これは10年ほど前にユーゴスラビアの内戦があった時に砲撃をうけた位置を示す地図です。旧市街内部には地図の位置に砲弾の跡が残っています。戦争の傷跡です。。。。
城壁内は雰囲気抜群!最高です。歩いているだけで楽しい気分になります。いいねえ、ドブロクニク!
おお、これはスピードボードです!すげー。高速で波を跳ねながらかっ飛ばします。興味のある方へ是非。
さて、雰囲気の良いレストランで夕食です。
海も見えて最高です!
イカスミリゾットとエビの蒸し煮かな。なかなか美味しかったです。
かわいい白い猫が餌をもらいにやってきました。
もちろんエビの頭を挙げましたよ!!美味しそうに食べてました。かわいい
夜のドブロクニクです。ライトアップして綺麗ですね!観光客もたくさん集まってきて盛り上がってきましたよ!
夏のドブロクニクは最高ですよ!
2008年12月01日
アドリア海の真珠、ドブロヴニク(Dubrovnik)、その1
さあいよいよ、クロアチア観光のハイライト、ドブロヴニク(Dubrovnik)ですよ!
ドブロクニクはクロアチア共和国の最南端にある街で、クロアチア最大の名所です!クロアチアに行くからには必ずドブロクニクに行くべきです!
アドリア海の真珠と呼ばれるドブロヴニク!昔、チャールズ皇太子とダイアナ元皇太子妃が新婚旅行で来た所です。
隣町Mlini(ムリニ)に車をおき、バスでドブロクニク旧市街に行きました。
レトロなバス、趣があります。
バスの中から見たドブロヴニクです。日の光が反射してきらめいています。感動的です。
ここはまだドブロヴニク旧市街の外側。バス停から旧市街まで丘を下ります。シロで統一された家の合間をぬって下りていきます。
旧市街への入り口、ピレ門です。ドブロヴニク旧市街は頑強な城壁で守られています。
1667年の大地震で崩壊した時も城壁だけはほとんど無傷だったそうです。
西側のピレ門(Gradska vrata Pile)をくぐり、ドブロヴニク(Dubrovnik)旧市街の中に入ってみましょう。
ここがメインのプラツァ(Placa)通り。ピレ門から中心部ルジャ広場(Luza trg)まで200mほど続きます。昔は水路だったらしく、ここから北はスラヴ人、南はローマ人達が住んでいたそうですよ。
プラツァ通りは朝から夜中まですごい人だかり!両脇にはみやげ物屋やカフェなどが並びます。
プラツァ通りは石が敷き詰められていて、ツルツルのピカピカです。裸足で歩くととても気持ちよかった。
プラツァ通りから曲がって路地に入るとこんな感じ。生活感が出てます。そしてこの狭い路地にもレストランや店がたくさん!雰囲気があって素晴らしいです。
ピレ門をくぐってプラツァ通りに入ってすぐ右側には1438年に造られたオノフリオの大噴水(Velika Onofrijeva fontana)があります。ここで美味しい天然水を飲むことができます!
大きなドームがついたこの噴水は回りに16個のレリーフで飾られています。
中世のころ、川がないドブロクニクでは水の確保が深刻な問題となっていました。海水をろ過したり、水源から船で水を持ってきたりもしたそうです。水はそれでも足りなかったので、600年近く前、ナポリの建築士オノフリオ・デッラ・カーヴァに依頼して上下水道を造りました。水は10キロ以上も離れたスルジ山の水源から町まで送られ、この噴水がその水道の最終地点となったわけです。当時からこの噴水は市民誰もが無料で利用でき、市民たちの誇りでした。今でもドブロクニクの重要な水源です。
さて、再びプラツァ通りを歩いてみましょう。すぐ左にはフランシスコ会修道院(Franjevacki samostan)があります。元々は14世紀に建てられ、1667年の大地震後にここに再建されました。入り口の扉の上にはピエタの像があります。
プラツァ通りの突き当たりにやってきました。ここはルジャ広場(Luza trg)で、周りにはスポンザ宮殿、聖ヴラホ教会、市庁舎に囲まれて豪華です!ここで休憩しながらゆっくりと眺めるとよいでしょう。とても素晴らしい広場です。
ルジャ広場の中心にあるのがこのローラント像です。この像は1418年に作製されました、今から600年前!まだ残っているなんてすごいです!
このローラント像が剣を持っている右腕に注目!彼の手のひらから肘までは「ドブロクニクの肘」と呼ばれていて51.2cmあり、当時の商売取引の基準として使われていました。例えば織物などをこの肘にあてて長さを計って確かめたりしたそうです。
写真左は聖ヴラホ教会。聖ヴラホはドブロクニクの守護聖人です。教会の上には聖ヴラホの像があります。さらに教会内部、主祭壇には銀製の聖ヴラホの像があります。
スポンザ宮殿には時計塔があり、アナログと5分毎に変わるデジタルの時計が有ります。
ルジャ広場を右に曲がると突き当りには大聖堂(katedrale Uznesenja Marijna)が見えます。元々は1192年にイギリスのリチャード王が創建したものですが、17世紀にバロック様式で再建されています。
大聖堂の内部にはイタリアの巨匠ティツィアーノが15世紀に描いた「聖母被昇天」があります。ティツィアーノといえば、ヴェネチアの大宮殿やアカデミア美術館にたくさんの絵がありますね。
大聖堂の前も広場になっていて、オープンカフェがありました。良い雰囲気です。
さらに奥に進み階段を上ると、聖イグナチオ教会があります。
聖イグナチオ教会は1699年〜1725年にローマの聖イグナチオ教会をモデルにバロック様式で建てられました。
天井にはフレスコ画が一面に描かれています。きれいです。
今日はドブロクニク旧市街の内部をざっと紹介しました!ドブロクニクの紹介はまだまだ続きます!
2008年11月19日
クロアチアのビール
クロアチアにはブドウ畑が結構あって、ワインもあるのですが、あまり美味しくなかったです。。。。
やっぱり夏はビールだよね!ということでクロアチアでは主にビールを飲んでいました。クロアチア語でビールのことをPIVO(ピーボ)といいます。
クロアチアのビールは結構おいしかったです。ちゃんとクロアチアのナショナルカラーの赤白チェックも入っていますね。
以前も書きましたが、クロアチアは外国からの呼び名で正式な国名はRepublika Hrvatska(リパブリカ・フルヴァツカ)と言います。
ちゃんとビールの缶にもHrvatskaと書いてありますね。
スーパーでビールを買おうと見ていると、なんとペットボトルのビールが沢山ありました!
最近日本でもペットボトルのビールを販売しようとしているみたいですね。飲み残しても後から飲めるのでもったいなくない!ということだそうですよ。
でもはっきり言って、ビールは一気に飲まないと美味しくないです。半分飲んでペットボトルの蓋を閉めて後から飲むビールの味を想像すると。。。。まずそう。。。。後から飲むと生ぬるいし、冷やしても炭酸が抜けているし、どっちにしてもダメでしょう。
ビールは開けたら一気に飲む!そしたらもったいなくないっす!!
以上!!
2008年11月15日
ドブロクニクの隣町Mlini(ムリニ)近くの海
今日11月15日は坂本竜馬の命日ですね。再来年の竜馬伝の主役の竜馬は福山雅治がやるそうですよ。渋い声の竜馬たのしみです。
今日はドブロクニクの隣町Mlini(ムリニ)から少し南下したところで見つけたビーチを紹介します。車で走っていると、下のほうに綺麗な海を見つけました。
おお、かなり綺麗なビーチです。とりあえず車で下りてみることにしました。
観光客がほとんどいなくて綺麗ですね。40代のお父さんが素っ裸で泳いでいました。お母さんは上だけ裸、娘さんは普通の水着です。親子それぞれ違ったスタイルで面白かったです。
自然がそのまま残っているビーチ!綺麗でよかったです。ここでももちろんおにぎりを食べましたよ!
今日は簡単ですがこんなところで!
2008年11月14日
ドブロクニクで交通違反・・・
念願のドブロクニクに到着!
右車線から左側の駐車場に入り、写真をとりました。
アップにするとこんな感じ。
ドブロクニクの絵葉書や本の表紙にはほぼ必ずこのアングルからの写真が載っています。
14世紀〜15世紀から変わらない景色です。
世界遺産のマークがあります!ようやくドブロクニクに入りました!
すると、警察のバイクが私の前に来ました。「左折しながらここに入ったらダメだぞ!」と言われ、違反金70ユーロを支払うように言われました。手もちがないので説明すると、私の免許書を取り上げました。。。。そして街中に出て両替してまた戻り支払いました。
その後、何十台と同様に車が入ってきて、その都度違反をとられていました。違反の理由がよくわかりません!!!センターラインをまたがって曲がって入ってはいけないのだそうですが、みんなそんなルール知らないのでガンガン車が入ってきます。いきなりがっかりの出来事で落ち込みました。気を取り直してドブロクニク観光しますよ!!
2008年11月13日
クロアチア海岸線にあるボスニア・ヘルツェコヴィナ領、ネウム(Neum)
クロアチアを南下していると途中少しだけボスニア・ヘルツェコヴィナ領に入ります。これ地図でみるとかなり不自然です。内陸のボスニア・ヘルツェコヴィナは海が無いかと思いきやほんの少し、クロアチアに割り込むように9kmだけ海岸線があるのです。ネウム(Neum)という街でアドリア海に面したボスニア・ヘルツェコヴィナ領です。
ではなぜダルマチアの海岸線にボスニア・ヘルツェコヴィナ領があるのでしょうか?その歴史は17世紀までさかのぼります。オスマントルコが占領していた半バリー中部とクロアチア内部の領土をハプスブルク帝国が1699年に奪い返し、条約が結ばれました。その条約でネウムはドブロクニク領となったのですが、なんとドブロクニクは実際にはトルコからこのネウムをもらいませんでした。当時、このネウムから北一帯はベネチア共和国の領土でベネチアとドブロクニクは敵対していました。そこでドブロクニクはネウムをオスマントルコ領のままにして、ネウムを防御壁にしたわけです。ドブロクニク共和国は商業の国で当時から先進的で非常に賢い政治を行っており、小さい国ながらも、オスマントルコ、ベネチアから唯一独立を保った国です。いやあ、あえて領土をもらわず壁にするとはかなり賢いですね。
実際走ってみると、いきなりボスニア・ヘルツェコヴィナ領に入ります。
ここがネウムの街です。特にクロアチアと代わり映えしませんが、通貨は変わります。
海の方を見ると、島も見えるしとても綺麗です。右は隣町のストン(Ston)。牡蠣の養殖をしています。
ネウムの街はすぐ終わり、クロアチア入国の国境検問所がでてきました。そこでパスポートを見せてすぐまたクロアチア領です。
さらに南下していくと、クロアチア最大の観光地ドブロクニクです!!!
いよいよクロアチア旅行記のクライマックス、ドブロクニクです。お楽しみに!
2008年11月12日
フヴァール島からドブロクニクの隣町Mlini(ムリニ)へ
フヴァール島は東西に60kmほどある長い島です。最も西にあるHvar(フヴァール)という街で過ごし、車で一番東まで夜通しで走りました。
これからフェリーでクロアチア本土に渡り、それからクロアチア最南端のドブロクニクまで一気に走りました。
フヴァール島の最東端で数時間仮眠し、朝5時のフェリーに乗ってクロアチア本土に渡りました。日が昇ってきました
車で数時間南に走ると、クロアチア最南端のドブロクニクに到着です!
丘の上からドブロクニクの旧市街が見えます。きれいですね。
ドブロクニクを過ぎて隣町のMlini(ムリニ)に来ました。今回はこのMliniのホテルに泊まります。ここは民宿のようなホテル、SOBE(ソベ)で、1泊20ユーロと格安です。
ホテルの前から坂を降りるとビーチに出ることができます。
船でフルーツを売りに来ていました。アイスよりも健康的でいいですね。
かなり綺麗な海で魚もたくさん!
明日からドブロクニクで泳ぐぞ!
2008年11月02日
HvarのレストランLucullus(ルクルス)
今日はフヴァールで訪れたレストランを紹介します。
Lucullus(ルクルス)
Petra Hektorovica bb, 21450
Tel: (0)21-742498
定休日:12月〜3月
ここは「アドリア海にあるベスト30レストラン」に毎年選ばれるということで、是非行ってみたかったお店です。
100kgはゆうにありそうなフランス人シェフのアンテさんが、陽気にお出迎えしてくれました。
この日は開店の19時に行ったので、予約なしでオープンテラスの席に座ることができました。石造りの塀に囲まれた中庭でのお食事は雰囲気満点。
これは前菜の前にサービスで出してくれたブルスケッタ。ツナとマヨネーズの合えたものが添えられてあります。
写真左は前菜の魚介のサラダ。エビ、ムール貝、サーモン、マグロがルッコラと一緒に盛り付けられています。右はクロアチア名物の魚のスープ。もう何度も注文していますが、他のお店と比べてみたくて今日もオーダー。ここのはムール貝や白身魚のすり身のスープに、おコメが入っていて雑炊風でした。やさしいお味
イタリアを離れてしばらくパスタを食べていなかったので、今日は無性にパスタが食べたくなりチョイス!・・・ところが、フランス人シェフのお店でパスタは間違いでした。んー、悪くはないのですが、パスタのゆで加減といい、ソースの味の曖昧な感じといい、いまひとつでした。やはりパスタはイタリアで食べるのが一番!ですね
ちなみに左はサーモンとエビのクリームソース、右は魚介のトマトソースです。
ここのレストランは、3ツ星ホテルも経営しているようでした。お腹がいっぱいになったので、少し散歩して帰ることに。
フヴァールの街は細い小道で迷路のようになっていて、建物はすべて石造りなので独特の雰囲気をかもし出しています。レストランがあちこちにあり、外にテーブルを出して、その雰囲気を味わいながらみんなお食事をしています。もう遅い時間だというのに、街中は大勢の観光客でいっぱいです
ハーバーの近くにはたくさんの出店が立ち並んでいました。こちらはフヴァール島名物のラベンダの出店。ラヴェンダが新鮮なせいか、強い香りを放っていました。
ちなみに、お店の人によると、ラヴェンダはクローゼットに置くと防虫効果があり、また頭痛の沈静効果、安眠効果などがあるそうです。見た目もかわいいので、お土産にもぴったりですね。
ハーバーにはたくさんのクルーザーが停泊していました。中には、豪華クルーザーの中で食事をしたり、お酒を飲んだりしている人たちもいました。こうして近隣諸国から、たくさんのお金持ちの人たちが集ってくるのですね。
フヴァール島は、クロアチアの中でもヴァカンスのムードが満点でした。夏にクロアチアを訪れる方には是非、おススメの島です
2008年11月01日
フヴァール(Hvar)島からパクレニ諸島へ
昨日紹介したフヴァール島の小さな港から、さらに小さな島々に行くことができます。
パクレニ諸島といって、フヴァール島の南西に点在する島々で、イェロリム(Jelolim)、スティパンスカ(Stipanska)、パルミジャーナ(Palmizana)、ヴラカ(Vlaka)などです。
このように分かりやすい看板が出ていて、それぞれの船の行き先が違います。
お勧めと言われたパルミジャーナ(Palmizana)島に行くことにしました。
20人乗りくらいの小さなボートで30分くらいすると着きました。船着場のところでさえ、メチャクチャきれいな海水です。
島の反対側が海水浴場になっているということで歩いていってみました。徒歩15分くらいですぐ裏側に出ることができます。
途中でサボテン発見!ひどい!!サボテンにナイフで傷をつけて落書きをしています。ほんとにひどいですね。
裏側のビーチに着きました!かなり広い、そしてメチャクチャきれいな海です。
この日は珍しく半日のんびりと過ごしました。もちろんガンガン泳ぎましたよ!
フヴァールのホテルで持参した炊飯ジャーを使って米を炊きました。そしておにぎりをつくりましたよ!
パルミジャーナ(Palmizana)島のきれいな海を見ながら食べたおにぎり!最高でした。
海水浴後にはラーメンが食べたくなりましたが、さすがにそれは無理でした。。。。
夜はまたフヴァール島で美味しいレストランに行きました。明日報告します!