Vino(ヴィーノ),Wine(ワイン)
2010年01月15日
教皇パウロ6世所有跡地のワイナリーLa montina(ラ・モンティーナ)
今日はロンバルディア州を代表する発泡性ワイン、フランチャコルタのカンティーナをご紹介します。
(今日はまたまた、奥さんが執筆しま〜す)
ここは、去年末にお伝えした9月のピエモンテのカンティーナ巡りの翌日にN夫妻と訪れました。
実はミラノから近いワイン生産地でありながら、ミラノ在住中には一度も行ったことがなかったのです。
フランチャコルタの畑は、ブレーシャ近郊に広がっています。
車で約1時間でカンティーナ、La Montina(ラ・モンティーナ)に到着
ここはSpmante(スプマンテ)、つまりスパークリングワインですよ!
このあたり一帯のワイナリーはフランチャコルタといって、スパークリングワインです。
La Montina(ラ・モンティーナ)
住所:via Baiana 17, 25040 Monticelli Brusati
TEL:0290-792-0173
休:日曜日
オススメ度:★★★★
●ブレーシャ近郊にあるFranciacorta(フランチャコルタ)のカンティーナ。教皇パウロ6世所有跡地で質の高い発泡性ワインのスプマンテを造り出します。
La Montinaという名前は、教皇パウロ6世の祖先で、4世紀には畑の所有者であったベネデット・モンティーに由来しています。
スタンダードなBrut(辛口)の他、Demi-Sec(やや甘口)、ヴィンテージ、Saten(シャルドネ100%で作られるもの)、Dosage Zero(砂糖を一切加えないで作られるもの)など、いろいろな種類のフランチャコルタが作られています。
試飲にはサラミや生ハムも用意してくれていました。
これも美味しかったなぁ・・
お土産の買い物は訪問の最後に
裏に回るとかなり広いキッチンが!ここでは結婚式もよくおこなわれるそうです。イタリア人はこういう郊外で結婚式を挙げ、料理を食べ、夜中まで飲んだり歌ったり踊ったりするのが普通です。いいですねえ
広いホールのような場所で、フランチャコルタの作り方などをまとめた10分ほどのビデオを見せてもらいました。
フランチャコルタはフランスのシャンパンと同様のぶどう品種、製法で作られます。
ぶどう品種にはシャルドネ、ピノネロ、ピノビアンコ (シャンパンではピノムニエ)をブレンドして使われます。
また、瓶内二次発酵を行うことや、最低2年間の熟成期間を持たせることも義務付けられています。
手間暇をかけて作られるので、非常に質の高い発泡性ワインが生まれるわけです。
ビデオ鑑賞の後は、作業所を見学させてもらいました。
右の写真の装置は、瓶口に集めたおりを瞬間凍結させて、切り取るものです。
昔の圧搾機も飾ってありました。もちろん今は使ってません。
オーク樽がたくさんありますが、これは赤ワイン用のものですね
たくさんの瓶が立てかけられていますが(写真左下)、これはワイン中のおりを瓶口に集めているところです。
手作業で少しずつ角度を変え、だんだんとおりを集めて行くわけです。
何と、オーナー登場!!
偶然にいらしたわけですが、素敵なパフォーマンスをしてくれました。
フランチャコルタの瓶内は5気圧もの気圧がかかっており、それがどのくらいのものかというのを見せてくれました。栓を開けた瓶の横を小型の木槌で軽くたたくと・・・
フランチャコルタが噴水のように1.5mくらい上空に吹き出しました
(残念ながら、その瞬間の写真は逃しました・・・)
それにしても、も・もったいない・・・
なんとも太っ腹なオーナー
決定的瞬間を動画でもご覧ください。
こちらはいろいろなイベントを行うホールだそう。
ちょうどこの日は結婚式が予定されているとあって、たくさんのグラスやチョコレートでできた飾り物などが準備されてありました。
この日は午後から結婚式があるそうで、準備をしていましたよ!すごい!チョコレートの彫刻ですよ!!感動的っす。
フランチャコルタ、イタリアの発泡性ワイン、Spmante(スプマンテ)も世界に通用する非常に質の高い、美味しいワインです
残念ながら、日本では圧倒的にシャンパンが有名で人気がありますね。しか〜し、スプマンテも決して負けていませんよ!!!
その美味しさ・ワイン名を、もっと広めていきたいですね
ミラノから車で1時間で着きますので暖かくなったら是非行ってみてください。電話予約は必須ですのでお忘れなく!!
2009年12月24日
バローロの最高峰、Giacomo Conterno(ジャコモ・コンテルノ)
みなさん、こんにちは。今日はクリスマスイブ!北半球は非常に寒いですね。みなさん、風邪やインフルエンザにならないようお気を付けください。
さて、9月に行ったピエモンテのワイナリー巡りに戻りますよ!
今日は4軒目!バローロの最高峰、Giacomo Conterno(ジャコモ・コンテルノ)です!
Luciano Sandrone(ルチアーノ・サンドローネ)、GAJA(ガヤ)、La Spinetta(ラ・スピネッタ)と1日で回り、ここで4軒目。もう18時を過ぎてました。
途中で遅れるという電話はしたもののかなりの遅刻。。。。。
Giacomo Conterno(ジャコモ・コンテルノ)
住所:loc. Ornati 2,Monforte d'Alba[CN]
TEL:017-378-221
休:土曜日、日曜日
オススメ度:★★★★
●バローロの最高峰Giacomo Conterno。ピエモンテ伝統の方法で、栗の木の樽で長期熟成します。
早速部屋に通してくれました。いろいろなものが飾ってありました。日本にも何度も来日しているようで、扇子や和風なものも飾ってましたよ!
ただ、2時間も遅れて到着したのでもう次の予約の人たちが来ていて、私たちはまた次回にしてほしいと言われました。。。残念。。。。
でも特別に地下のカンティーナだけ見せてもらいましたよ。
ここは瓶詰めするところですね。この日の作業はすでに終了してました。
地下セラー、カンティーナです。ピエモンテ伝統の方法で、栗の木を使っています。バローロは最低でも3年は樽熟成をしなくてはなりません。ここは7年物長い期間熟成させてから出荷します。
強いこだわりを感じますね。
強烈なタンニンとコクのフルボディーのバローロ!試飲できなくて残念でした。今度購入してみんなで飲みたいです。
カンティーナを出てすぐ脇にはブドウ畑があります。丘の上にあるので見晴らし最高!
ピエモンテの丘陵、きれいですね。
というわけで1日4軒もカンティーナめぐりをしてかなり疲れました。。。
この次の日は、朝からロンバルディアのフランチャコルタのカンティーナめぐりをしましたよ!そちらの様子もなるべく早くにお伝えしますね!
お楽しみに!!
2009年12月18日
エノテカ広尾本店、12月のイベント
みなさん、こんにちは!
私のミラノでの友人たちの多くは今年帰国しました。日本での生活はもちろん素晴らしいのですが、イタリアのワイン生活が懐かしいなあとみんな口にしています。
日本の生ビールは最高で、焼酎もうまい!でも日本でも極上のワインを飲むことができるんですよ!そりゃあ日本でもイタリアワイン、フランスワインは飲めるけど、日本では関税や輸送料でものすごい高いんでしょ!!!と皆さん言うでしょう。
確かにそうですが、でも今は円高で、不景気。さらに日本人の素晴らしいアイデアが組み合わさり、極上ワインをセットで、しかも比較的安く飲むことができるんです!!!
久しぶりにやってきました、「エノテカ広尾本店」!
ここは是非、一度は来てみてください。本当に素晴らしいワインショップですよ!
毎日アペリティーボもやってます!
なかはかなり広いです。入口では3本以上買うと1本3000円のセールをやってました!よく見てください。左の写真の真ん中には数日前に紹介したGAJA(ガヤ)のワインがありますよ!GAJAがトスカーナのボルゲリ(Borgheri)で作っているワインです!!普通に30ユーロ以上するので、1本3000円って現地より安いっす。
この店の奥がまたすごい!高級ワインがゴロゴロしています。貯蔵の仕方も素晴らしく、美術館のようなので是非一度見てほしいです。そしてカウンターがあって、有料でいろいろなワインを試飲することができますよ!
さらに素晴らしいイベントが!!
http://www.enoteca.co.jp/online-shop2/list.php?special=XD
2009年12月19日(土)、限定28人ですが14時から18時まで、10,500円で極上のシャンパンを6種類飲むことができます!
1.Louis Roederer Cristal Brut 2002
2.Krug Grand Cuvee Brut N.V.
3.Pol Roger Cuvee Sir Winston Churchill 1998
4.Perrier Jouet Belle Epoque 2000
5.Taittinger Comtes De Champagne Blanc De Blancs 1998
6.Dom Perignon 2000
6グラスセット/各50ml
どれも2万円越えのシャンパンばかり!6番目のドンペリが普通に見えてしまうほど!こういうイベント、アイデアは日本ならではです。イタリアやフランスでは、こういう気のきいた組み合わせで提供してくれることはないですからね。
さらにもう一つのイベントはマジですごい!ボルドー5大シャトー飲み比べっす!
12月26日(土)、14時から18時、限定28名で12,600円
1.CH.Lafite Rothschild [demi] 2003 / Pauillac
2.CH.Latour 1998 / Pauillac
3.CH.Mouton Rothschild 1998 / Pauillac
4.CH.Margaux [demi] 2004 / Margaux
5.CH.Haut Brion 2004 / Pessac Leognan
6グラスセット/各50ml
この日は忘年会なので残念ながら参加できませんが、この値段で5大シャトー全て飲めるなんてすごいですよ!各50mlですが、それでもすごい。一度は飲み比べしてみたいですね。
私としては珍しくまだ終わっていないイベント紹介です。よかったら予約してみてください。でも28名ならもう埋まってるかなあ。。。
2009年12月14日
イタリアNo1のワイン生産者、GAJA(ガヤ)
今日はイタリアワインの最高峰と言っても過言ではない偉大なる生産者、GAJA(ガヤ)訪問についてお伝えします(by 奥さん)
GAJAはBarbaresco村の中心にあり、ここへは以前何度か訪れていたのですが、訪問ができたのは今回が初めて
というのも、GAJA入口の壁にはだかる"関係者以外の訪問お断り"の看板にある通り、GAJAは一般人の訪問は一切受け付けてくれないのです
ここは一生無理だと諦めていたのですが、何と今回、メルマガ「3分で読めるイタリア最新ビジネス・ニュース」でもおなじみ、友人ムッチーナさんのご主人の伝手で、訪問のアポを取りついで頂けたのです
(ご主人のGさん、本当にありがとうございました。多謝)
Barbaresco村に到着。町の中心と言っても本当に小さな町で、エノテカが数件にレストランが2軒あるのみ。平日のお昼前でしたが、とても静かで人もほとんど見かけません。
ここGAJAはガンベロロッソの3ビッキエーリ(3つ星)を最も多く獲得した生産者なんです!!そういう意味で「イタリアNo1のワイン生産者」というタイトルをつけました。
GAJA(ガヤ)
住所:via Torino 18, Barbaresco[CN]
TEL:017-363-5158
休:土曜日、日曜日
オススメ度:★★★★★
●イタリアのワイン格付け本「Gambero Rosso」で最も3星(3Bicchieri)を獲得したカンティーナ。名実ともにイタリアNo1のカンティーナ。
Barbaresco(バルバレスコ)に命を懸けています。ブドウを間引きし、コルクは長期熟成に耐えるよう超ロングの6cmと随所にこだわりがあります。残念ながら一般には予約不可。ワイン業者、関係者のみ見学、試飲可能。美術館も併設されております。
こちらがGAJAの入り口。オレンジ色の壁にシンプルな表札が付いていて、すぐに分かります。
いよいよ中へ・・
門が開かれると、中にオレンジ色の建物が両サイドに見えて来ました。外の高い塀の中はこんな風になっていたんだぁ
まずは右側の建物を見学。
ここは何と地下5階まである造りになていました。収穫後、圧搾されたぶどうジュースは、地上階から地下1階の一次発酵用ステンレスタンクへと流れるように設計されています
内部の床はどこも真っ黒!
これは火山の溶岩を使用しているそうで、補強効果があるのだそう。
更に下へ降りて行くと、赤ワインの詰まった大量のオーク樽が寝かされていました。オークの甘〜い香りが充満しています
ここの樽、よく見ると2色になっているではありませんか
これは樽の見た目をオシャレにする為と、栓の口からワインがこぼれてシミになるのを防ぐため、中央の部分にごま油を塗っているのだそう。
樽の見た目にまでこだわるなんて、さすがGAJAですね
動画でもご覧ください。
地上階に戻って、今度は昔ホテルだったという建物を見学させてもらいました
窓の眼下には、Barbarescoのぶどう畑が一面に見えます。
素晴らしいブドウ畑の景色を動画でもご覧ください。
GAJAは今年でちょうど創立150週年目にあたり、今年の5月には関係者等、招待客300人ほどを集めて盛大なパーティーをここで行ったそうです。
その時に展示されたGAJAに関係する美術品、絵画などが展示されていました。
ちなみにその時は、貴重なGAJAの年代物ワインが大量に振る舞われたそうですよう、うらやましい・・・
それから娘さんのGAJA Gaiaさんは、今でもこのお城のような建物に住まわれているとのこと。
素敵すぎます〜
この左の写真はオーナー、アンジェロ・ガヤ(Angelo Gaja)氏のお子さん3人です。日本のワインショップにも宣伝を兼ねて来日したことがあるそうですよ!
注目していただきたいのが右のコルクの写真。コルクをノギスで測っています。なんとGAJAのワインのコルクは6cmを超えています(Barbarescoなどの高級ワインなどにおいて)!通常、コルクの長さは4cmから5cmなので6cmというのはかなり長いです。これは、長期間の熟成にも耐え、空気が入らないように長いコルクを特注して使っているのです。このコルクは非常に高価だそうですよ!GAJAのこだわりを感じますね。
最後に試飲部屋へと案内されました。たくさんのGAJAの製品が展示されています。
室内に入ると、試飲用グラス、資料などが完璧に準備されていました。
試飲させて頂いた貴重なワインはこの4種
1.GAYA & RAY 1997 (Chardonnay)
2.BARBARESCO 2004 (Nebbiolo)
3.SPERSS 1998 (Nebbiolo, Barbera)
4.RENNINA 1996 (=Brunello di Montalcino,Sangiovese)
すべてと〜っても美味しかったのですが、特に白ワインのGAYA & RAYは印象的でした
白ワインで12年も寝かせたものを飲んだのは初めて
香りもドライフルーツなど熟成していて、味もまったりとした質感から、とても濃密で上質なワインであることが分かります。
今まで飲んだことのないくらい、美味しい白ワインでした。
ちなみにこれら4つのワインはすべて100ユーロ以上!中には200ユーロ超えのものもあります。Gajaでも比較的お手頃なワインもあるのですが、これら4つはGAJAを代表する高級ワインです。正直試飲でこんなにいいワインを飲ませてもらえるとは思っていませんでした。日本でこの4本のんだら7万円くらいするでしょう。。。。
GAJA訪問の記念に、奮発してお土産用ワインを買おうと思ったのですが、GAJAでは一切販売していないとのこと。「今日は来てくれてありがとうまたね」言って終了してしまいました。今回の見学と試飲、全部で2時間くらいかかったのですが、無料・・・・GAJAさん太っぱらすぎ。素晴らしいです!!
そして1人1冊、GAJAで作った本のプレゼント。しかも日本語版!すげー。
本当にどうもありがとうございました!
近所のこちらのエノテカに卸しているので、こちらで買って欲しいということでした。GAJAから歩いて2分くらいのところにあります。目立つのですぐわかりますよ!
ちょうどお昼時でお腹も空いてきたので、ここでランチを取ることにしました。 お料理も出しているんですね
いちじくとブルスケッタの前菜(写真左)と、ピエモンテ名物の手打ち卵麺パスタのラグー。繊細な食感のパスタにバターがきいていて美味しかったです。
この店に日本人のソムリエの方がいて、今年5月に行われたGAJA150周年のパーティーではソムリエとして参加され、高級ワインをボンボン開けたのだそうですよ!すごいっす。
この日は、Luciano Sandrone(ルチアーノ・サンドローネ)、La Spinetta(ラ・スピネッタ)に続きここGAJA(ガヤ)と3軒連続してずば抜けて素晴らしいワイナリーに行くことができました。どこも感動!そしてどこも非常に親切で本当にどうもありがとうございました。
そしてこの後、この日最後の4軒目のカンティーナに向かいました。お楽しみに!!!
2009年12月12日
サイの絵がトレードマークのカンティーナLa Spinetta(ラ・スピネッタ)
今日はピエモンテのワイナリー特集2件目!!La Spinetta(ラ・スピネッタ) という生産者です。
このLa Spinetta、なんと過去10年間において、ガンベロロッソの3ビッキエーリ(3つ星)を2番目に多く獲得した生産者なんです!!ガンベロロッソから言えば、イタリアでNo2のカンティーナなんです!!!!
事実、Barolo、Barbaresco、Barbera、Barbera'd Astiなどなど、ピエモンテの様々な秀逸なワインを生産しています。
一面のぶどう畑の中を走って行くと突然この看板が現れました!(写真右)うっかり見落としてしまいそうなくらい控えめなので、ご注意を
ちょうど収穫直前のぶどうの実がたわわになっています
一粒一粒の実が大きくて、はちきれそうなくらいぱんぱんです。
一粒失敬して、お味見・・・甘〜〜い
La Spinetta(ラ・スピネッタ)
住所:via Annunziata 17, Castagnole delle Lanze(AT)
TEL:014-187-7396
休:土日、祝日
●見学は事前電話予約のみ。試飲は有料(たくさんワインを買う場合は試飲は無料)。サイの絵がトレードマークのワイン。ミラノのエノテカでも買うことができますよ!ガンベロロッソの3ビッキエーリ(3つ星)をイタリア全土で2番目に多く獲得した生産者。最高のワインを是非お試しください!
オフィスは、「ここがあの偉大な作り手の!?」と思ってしまうほど、とってもシンプルな作りでした。
中に入ると、既に試飲用にグラスなどをセッティングしてくださっていました。
先に見学をするか、試飲をするかと聞かれましたが、ここはじっくりと試飲をしたいところだったので、「試飲が先で!」とリクエスト。
まずは白ワインから
Lidia(リディア)というChardonnay(シャルドネ)で作られたもの。(写真左)
上品な白いお花の香りに、ほのかな甘みと酸味のバランスがよく、すーっと喉を通って行く感じです。
食前酒として、また夏に冷やして飲むのがよさそう
2本目は、Barbera(バルベラ)好きな私がリクエストして試飲させてもらいました
Ca' di Pian(カ・ディピアン)、Barbera d'Asti 2006。(写真右)
果実実がぎゅっと凝縮して、とてもフルーティで濃厚な赤ワインでした。
ただ、まだちょっと若いかな。あと2〜3年くらいでまろやかで、さらに美味しいワインになりそうです
続いては、こちらもBarbera種のもので、Barbera d'Asti Bionzo Superiore 2005(バルベラダスティ・ビオンツォ・スペリオーレ)。(写真左)
Superioreとあって、アルコール度が14.5%と高めです。
長期熟成にも耐えられるように作られているんですね。
お味も、先ほどのものよりさらに濃密、濃厚。長〜い余韻が口の中に残ります。
そしていよいよ、La Spinetta最高峰のBarbaresco Starderi 2005(バルバレスコ・スタルデリ)。(写真左)
このワイン、他のものとは決定的に違うものが。
写真には写っていませんが、瓶の口が通常のものと比べて圧倒的に太いんです。
それもそのはず、とっても太くて長いコルクが使用されているからなんです。
長期熟成に耐えうるようにしてあるんですね
オークの新樽100%で2年間熟成され、さらにボトルに詰めてから1年熟成させてようやく出荷されます。
こんなに美味しいBarbarescoは初めて飲みました。
香りもバニラやスパイス等とっても華やかで、ほどよい酸味と甘み、それにキメの細かいタンニンと、とにかくバランスがいいんです。
数々の賞を受賞しているのも、納得のお味です
そして、最後はおじさんの一押し、Moscato d'Asti.(モスカート・ダスティ)。
こちらもガンベロロッソの3ビッキエーリをしっかり取っています。とってもお上品な甘みのDolceワインでした。
そして試飲の後でほろ酔い中ですが、しっかりと醸造所内部も見学させてもらいました。
トレードマークのサイの焼印がされた木箱がいっぱいです。
ちなみに、なぜサイのデザインなのかと質問してみたところ、La Spinettaの作りだす力強いワインを動物に例えると、力のつよいサイのイメージなのだということでした。なるほど
ここでもちょうど収穫の時期なので、まさにぶどうの圧搾を行っていました。
これらは圧搾後のぶどうジュース(写真左)と果皮(写真右)です。
果皮は味見させてもらいましたが、渋さだけが少し残っていましたが全くの無味でした
動画で様子をご覧ください。
これらが実際に使われている最中のぶどう圧搾機です。
この時期に見せていただけるのは、貴重な体験ですね。
こちらがセラーの内部です。新しくていい香りのする樽がずらりと積まれています。この脇にまだ開けられていない新品の樽がありました。せっかくなので樽の値段を聞いてみると。。。。約600ユーロだそうです。樽は1つ約八万円くらいするんですね。この樽で熟成させると木の香りがワインに移るわけです。これをバリックといって、風味最高のバニラ臭がつきます。私はこのバニラ臭がする赤ワインが大好きです。
さあ、この地下のカンティーナの様子も動画でご覧下さい。
案内役のおじさんが、樽にしてある栓を特別に開けてくれました!樽に耳をあててみろというのでやってみると・・・
ぶどうジュースが発酵して、ゆっくりとアルコールになっていく音がしました。小さな音で、ピチピチという感じかな。
おおお、すごい。こうやってワインは少しずつ成長、熟成していくわけですね。感動的です!
案内のおじさんが、Moscato(モスカート)用の絞りたてジュースを味見させてくれました。
こんなフレッシュで濃厚なぶどうジュースを飲むのは初めて!
このままでも十分商品になりそう・・・
じっくりと2時間程対応していただいて、次のワイナリー、カンティーナに向かいました。これだけ案内してくれて無料でした。まあ結構たくさんワイン買ったんですけどね。電話予約時は試飲は有料と言われていたのですが、結局無料でした。これはかならず無料になるとは限りません。
とても親切に対応していただいて、感謝感激でした。
ピエモンテは、すばらしいカンティーナが多いので、いつもどこを訪ねるか迷ってしまいます。
念願のところをまた1軒訪れることができて、大満足
明日も、また別のすばらしいカンティーナを紹介します怒涛のピエモンテ、ワイナリー特集、お楽しみに!!
2009年12月10日
神の雫の使徒に選ばれたワイン、Luciano Sandrone(ルチアーノ・サンドローネ)
今日は漫画・ドラマ「神の雫」でも有名になったカンティーナ、Luciano Sandrone(ルチアーノ・サンドローネ)を紹介します。
(今日は久しぶりに奥さんが書きます)
神の雫としては珍しい、イタリアワインです!
ここは今年9月、友人のNさん夫妻とYさんと訪れました。
Barbaresco村から下ったところにあるのですが、広大なぶどう畑の中にポツリとあって、ナビが指す位置ともずれていた為、結構迷って辿り着くのが大変でした。
(Nさんのご主人様、運転本当にありがとうございました。)
実はここはずっと以前からとても訪れてみたかったカンティーナのですが、土日が休みの為、ずっと断念してきたのです。
今回は平日に行かれるということで、真っ先にアポを入れました。
念願の訪問です
Luciano Sandrone(ルチアーノ・サンドローネ)
住所:via Pugnane 4 , Barolo(CN)
TEL:017-356-0023
休:土日、祝日
●見学は事前電話予約のみ。見学および試飲は無料。
神の雫の使徒にも選ばれたBarolo Cannubi Boschis(バローロ・カンヌービ・ボスキス)は最高のワインです。
ミラノから車で1時間半。ピエモンテ州のバローロ(Barolo)村!ようやく見つけたカンティーナは、近年移転したというだけあって、とても新しくて綺麗なところでした。
入口の門の前は、丸石でぶどうのデザインになっていました。(写真右)
創立者のSandroneの娘さんの案内で、まずは試飲ルームへ。
ガンベロロッソなどなど、数々の賞を受賞しています。(写真左)
試飲の前に、内部を案内してもらうことにしました。お庭もきれにお手入れされていて、とっても綺麗です
こちらは圧搾機です。摘みたてのぶどうがこちらでプレスされます。
ちょうど収穫の時期あたり、稼働しているところを見るのは初めて感動〜〜
こちらが一次発酵用の大型ステンレスタンクです。ちょうど圧搾されたぶどう果汁と果皮が詰め込まれていました。
現場のおじさんに案内されて、上から見ることに
わぁ、いい香り〜
まだワインになる前の、できたてぶどうジュースの甘〜い香りがいっぱいに広がっています。巨大なタンクの中で、ジュースが機械によってかき混ぜられています。この撹拌はとても重要。混ぜないとブドウの皮がたまって帽子のようになり、これを果帽といいます。果帽は発酵熱がたまりやすく、温度が高くなりすぎると発酵がとまってしまいます。また果帽には有害微生物がたまりやすいんです。
では動画でも見ていただきましょう!
動画にもありますが、おじさんが特別に味見をさせてくれました。色は黒に近い紫。見るからに濃厚そう・・
う〜ん、飲んだことないくらい甘くて美味しいフレッシュなぶどうジュースです
おじさんがタンクの香りを嗅いでみろというので、鼻を近づけてみると・・・
うっ
発酵している途中なので、ガスが大量に出ていてむせました
耳をよ〜く澄ましてみると、ピチピチと小さな音が聞こえます。こうやって糖分がアルコールに変化して、ワインへとなっていくのですね。
またまた動画。タンクから中庭にぬけるまで歩いてみました。
瓶詰めの様子を動画でご覧下さい。
一旦外に出て、こちらの奥は、いよいよセラーです。
こちらは一次発酵後のワインを木樽に詰めた後、二次発酵&熟成される為にストックされるセラーです。温度は空調で管理されているため、全体がひんやりしています。
こちらも動画でご覧下さい。
いよいよお待ちかねの試飲です
リーフレットも用意され、綺麗にセッティングして頂いていました。
まずはBarbera(バルベラ)から。
2007年のものでしたが、ここのはとても濃厚な為、まだまだタンニンが強くて若いです。
酸味がしっかりしているので、あと数年寝かしたらもっと美味しいワインになること間違いなし!
そして、もう1本は今回一番楽しみにしていたBarolo Cannubi Boschis 2005年。「神の雫」で12の使徒にも選ばれたワインです。
ドラマ神の雫の第7話に出てきます!「弥勒菩薩のような〜」というフレーズです。よかったらもう一度あらためて観てみてください。
色味はかなり濃いガーネット色。香りはカシス、チョコレート、ハーブなど、より複雑で深い香り。味はほどよい甘みとしっかりとした酸。まだまだ熟成できそうですが、今飲んでもタンニンがとがり過ぎていなくて十分美味しかったです
このBarolo Cannubi Boschis(バローロ・カンヌービ・ボスキス)、1グループに2本までしか売らないそうです。 1本は、しっかりお買い上げさせて頂きました
こんなに偉大なワインを産出するカンティーナなのに、オーナーの娘さんもスタッフも本当にフレンドリーで親切に対応してくださり、改めてピエモンテのカンティーナのすばらしさを実感しました。
(個人的な経験上、ピエモンテにはこのようなカンティーナが多いように思います。家族経営が多いという事にも関係がありそうですね。)
ミラノからは車で2時間弱ですし、色々なカンティーナを訪問されて、自分のお気に入りのところを見つける、なんていうのも楽しいと思いますよ
ワイン好きの方でしたら是非!!お薦めです
2009年11月27日
ミラノ、Porta Romana(ポルタ・ロマーナ)のエノテカ、Il Cavallante(イル・カヴァランテ)
今日は前回に引き続き、ミラノにある小さなワインバー、エノテカを紹介します。
Il Cavallante(イル・カヴァランテ)
住所:via Muratori 3
TEL:02-5410-7325
オススメ度:★★★
雰囲気:★★★
私の日本人の友人と一緒に行きました。その友人がこの店で働いているということでやってきました!
地下鉄、Porta Romana(ポルタ・ロマーナ)駅からすぐ近く。このMuratori(ムラトーリ)という通りはたくさんおいしい店があります。
例えば以前紹介した以下の2軒がすぐそばにありますよ!
Giulio pane e ojo(ジュリオ・パーネ・エ・オジョ)
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51158593.html
Dongio(ドンジョ)
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51291799.html
この辺りはおいしい店、雰囲気の良い店が多いです。
というわけでまずは店内の様子。
それほど広くはありませんが、やはり落ち着く雰囲気でいいですね。
通りに面したガラス張りのところにも席があり、外を眺めながらワインを飲むことができます。
この日は友人たちと3人できました。チーズとハム、サラミ盛り合わせを注文し、ワインはボトルで頼みました。
以前カンティーナにも行ったことがある、Braida(ブライダ)のワインがあったのでそれにしました。
Braida(ブライダ)
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51268328.html
やっぱり、まったりとした雰囲気でおいしいチーズ、おいしいハム食べながらのワインは最高ですね日本じゃなかなかできないことです。
ここは1杯、3ユーロ、4ユーロくらいからワインが飲めます!
地下鉄Porta Romana(ポルタ・ロマーナ)駅からも近いので観光でミラノに行く方にもお勧めです!よかったらどうぞ!
2009年11月25日
ミラノ、小さなワインバー、エノテカ、ROSS and BIANCH
みなさん、こんにちは!
今日はミラノの町中にある小さなワインバー、エノテカを紹介します。
正直言うと、このようなワインバーはミラノにはごまんとあります。私は普通の喫茶店に入るかのように意識もせず行っていました。。。。当時は特に感激も感動もなかったのですが、帰国して改めて写真を見ていると、、、、懐かしい、そしてなんて素晴らしいんだろう!と改めて感動しました。今私が住んでいる辺り(南武線沿い)にはワインバーなんて1軒もないし、、、、
人間当たり前に感じるのは良くないですね、感謝をすることが大切です。もっとミラノのワインバーに感謝しながら行けばよかったなあ。
さらに言うと、今の日本の生活にも感謝ですね。当たり前にスーパーでおいしい日本食材が買えるのも本当に感謝です。
というわけで、ミラノでは普通にある小さなワインバーを紹介します!
ROSS & BIANCH
住所:via pasquale sottocorno 11, 20129 Milano
TEL:02-7600-8728
営業時間:17:30 - 2:00
オススメ度:★★★
雰囲気:★★★
店名が読めない。。。ROSSO & BIANCHI(ロッソ・アンド・ビアンキ)なら「赤と白」という意味ですが、ROSS & BIANCHですよ。タイプミスじゃないです。理由を聞くと、ロンバルディア地方の方言で、意味はROSSO & BIANCHIなのだそうです。面白いですね。
店内は照明が凝っていて落ち着きます。誰かの家に来た感じ。店内は狭いですが、ワインはいろいろありますので、希望を言えばそれに合ったワインを出してくれますよ!もちろん、ワインリストもあるのでそこから選ぶこともできます。
1杯、5ユーロくらいから飲むことができます。おつまみはちょこっとだけですが、飲み中心の店ということで。
この日は5人で行ったので1本まるごと頼みました。まあおいしかったかな。落ち着く雰囲気でまったりと飲むことができるのでいいですね。
ミラノ在住のみなさん!日本に帰ってきたらこんなオシャレなエノテカでのんびり飲むことはできません(日本にあっても超混んでますので落ち着けません)!今を大切にいろいろなエノテカに行ってみてください
2009年11月19日
2009年 ボジョレー・ヌーボー日本解禁
みなさん、こんにちは!
ちょうど今(11月19日0時)、Beaujolais(ボージョレ)で作られた、ボージョレ・ヌーヴォーが解禁ですよ!
日本では地理的に世界でも早くにボージョレ・ヌーヴォーが飲めるということで私の小さいころからすでに有名で、お祭り騒ぎでした。
そして今年日本に帰るとやっぱり今年も大騒ぎ!スーパーでも広告で宣伝。コマーシャルでもやっています。
ちなみにNouveau(ヌーボー)とは英語で言うNEW、つまり「新しい」という意味、イタリア語だとNuovo(ヌオーボ)、ヌーボーと似てますね。
さてではなぜヌーボー、新しいというのでしょうか?
それはヌーボーは普通のワインと異なる方法でワインを作っているからです。
通常赤ワインも白ワインも、まずブドウを収穫後、潰してそこに酵母を混ぜて発酵させさらに長期にわたって熟成させます。
それに対してヌーボーは、「マセラシオン・カルボニック」という方法でワインを作ります。大きなステンレスタンクにブドウを破砕せずにそのままいっぱい詰め、微生物の活動を防ぐために炭酸ガスを封じ込めます。タンクの底でブドウがつぶれて果汁が流れ出し発酵します。この方法だと色づきがよく、酸味やタンニンが少ないフレッシュでマイルドなワインができます。通常数ヶ月から数年もかかって出来上がるワインがこの方法だと数週間でワインができます。そしてボジョレー・ヌーボーは毎年11月の第三木曜日に解禁されるわけです。
9月にブドウを収穫しわずか数週間でワインが出来上がり、日本に輸出されるわけですね。新鮮で新しいワインだからヌーボーと呼ばれるわけです。
ちなみにイタリアワインでもヌーボーがありますよ!もちろんイタリア語なのでヌーボーではなくNuovo(ヌオーボ)と言いますけどね。
というわけで日本では大騒ぎですが。。。。私はあんまり興味がないです。「酸味やタンニンが少ないフレッシュなワイン」というのに興味がないのです。
私は酸味やタンニンがたっぷりのフルボディーワインが好きです。以前ヌーボーを飲んだ時も・・・でした。やっぱり歯や唇が真っ黒になるくらいタンニンたっぷりのワインがいいなあ。
かといって、みなさんが楽しみにしているヌーボーを否定してばかりいるのも良くない、感じ悪いですよね。
すいません。
以前は安いヌーボーを飲んだから駄目だったのかもしれません。3000円から5000円くらいのヌーボーも試してみようかな。
みなさん、ボジョレー・ヌーボーはお好きでしょうか?
感想、おススメなど教えてください!
2009年09月10日
ミラノ、ランブラーテにあるエノテカ、Bar GAV
今日はミラノの東、Lambrate(ランブラーテ)地区にあるお勧めのエノテカ、ワインショップを紹介します。
Enoteca、Bar GAV
住所:via accademia 56, 20131 Milano
TEL:02-2890-1370
休:日曜日
オススメ度:★★★
雰囲気:★★★モダン
●ミラノの東にあるエノテカ。1階はBar、夕方18時から20時まではHappy-Hourで1杯頼めばおつまみがついてきます。地下はカンティーナにはたくさんのワインが揃っています。
www.gustoartevino.it
このように夕方18時から20時はHappy-Hour、Aperitiviをやっています。
つまり1杯頼めばおつまみがついてきます。
店のすぐ隣にはワインがたくさん展示してあります。
でも地下にはさらにたくさんのワインがあります。
まずは店内の様子をご覧ください。
モダンな雰囲気ですね。
1階はBarになっていて、ワイン、そして軽食をとることができます。
18時から20時までの2時間はHappy Hourなので1杯頼めばカウンターにあるおつまみを食べることができます。
さらにHappy Hourの時は5ユーロでチーズ盛り合わせ、サラミ盛り合わせを注文できますよ!
1杯5ユーロでお勧めのワインを頼みました。
すいません、なんだったかは忘れました。
このときは友人たちと行きました。テーブルにあるおつまみはそれほど大したものではありません。軽くつまむ程度ですね。
5ユーロのチーズ盛り合わせです。
私は右下のゴルゴンゾーラがかなり好きです。
さあ、軽く飲んだところで地下のカンティーナに降りてみました。見てくださいこの巨大な地下のカンティーナ!たくさんのワイン
ここから階段で下に降ります。
まずは地下のカンティーナの様子をご覧ください。
かっこいい!落ち着く雰囲気のカンティーナです。たくさんのワインがあって、長い時間いても飽きません。値段も定価に近く、お手頃な値段設定になっています。
よかったらみなさん、ここのカンティーナに行ってみてください!お勧めです
2009年08月16日
人の「欲望」を形にした7つのグラス
おもしろ記事を見つけました。
人の「欲望」を形にした7つのグラス
http://news.livedoor.com/article/detail/4278322/
キリスト教の7つの大罪になぞって、それぞれの「罪」に該当するワイングラスをつくったようです。。。。
これでワイン飲んでも美味しくないだろうなあ、、、という形ばかり。まあせめて「暴食(gluttony)」と「嫉妬(envy)」のグラスなら普通に飲めるかな。
でもやっぱりワインは大き目の普通のワイングラスが一番です。
私はオーストリア、RIEDEL(リーデル)のワイングラスが一番好きかな。
2009年06月06日
(保存版)イタリアのおすすめワイナリー、カンティーナ一覧
イタリアのカンティーナ(ワイナリー)、エノテカ(ワインショップ)のまとめです。
カンティーナは事前の電話予約が必要です。いきなり行っても入れてもらえませんので注意してください。
★イタリアのカンティーナ(Cantina)、ワイナリー
ロンバルディア州(Lombardia)
C'a del Bosco(カ・デルボスコ)
住所:via case sparse 20,Erbusco
TEL:030-776-6111
休:日曜日
オススメ度:★★★★★
●ミラノから北東に車で1時間半、ロンバルディア州ブレーシャ近郊にある極上のスプマンテ、Franciacorta(フランチャコルタ)のカンティーナ。ハイテクを使ったこだわりのカンティーナ!コルクの密度にもこだわります!
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51407938.html
La Montina(ラ・モンティーナ)
住所:via Baiana 17, 25040 Monticelli Brusati
TEL:0290-792-0173
休:日曜日
オススメ度:★★★★
●ブレーシャ近郊にあるFranciacorta(フランチャコルタ)のカンティーナ。教皇パウロ6世所有跡地で質の高い発泡性ワインのスプマンテを造り出します。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51407958.html
ピエモンテ州(Piemonte)
GAJA(ガヤ)
住所:via Torino 18, Barbaresco[CN]
TEL:017-363-5158
休:土曜日、日曜日
オススメ度:★★★★★
●イタリアのワイン格付け本「Gambero Rosso」で最も3星(3Bicchieri)を獲得したカンティーナ。名実ともにイタリアNo1のカンティーナ。
Barbaresco(バルバレスコ)に命を懸けています。ブドウを間引きし、コルクは長期熟成に耐えるよう超ロングの6cmと随所にこだわりがあります。残念ながら一般には予約不可。ワイン業者、関係者のみ見学、試飲可能。美術館も併設されております。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51407954.html
La Spinetta(ラ・スピネッタ)
住所:via Annunziata 17, Castagnole delle Lanze(AT)
TEL:014-187-7396
休:土日、祝日
●見学は事前電話予約のみ。試飲は有料(たくさんワインを買う場合は試飲は無料)。サイの絵がトレードマークのワイン。ミラノのエノテカでも買うことができますよ!ガンベロロッソの3ビッキエーリ(3つ星)をイタリア全土で2番目に多く獲得した生産者。最高のワインを是非お試しください!
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51407949.html
Luciano Sandrone(ルチアーノ・サンドローネ)
住所:via Pugnane 4 , Barolo(CN)
TEL:017-356-0023
休:土日、祝日
●見学は事前電話予約のみ。見学および試飲は無料。
神の雫の使徒にも選ばれたBarolo Cannubi Boschis(バローロ・カンヌービ・ボスキス)は最高のワインです。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51407961.html
Giacomo Conterno(ジャコモ・コンテルノ)
住所:loc. Ornati 2,Monforte d'Alba[CN]
TEL:017-378-221
休:土曜日、日曜日
オススメ度:★★★★
●バローロの最高峰Giacomo Conterno。ピエモンテ伝統の方法で、栗の木の樽で長期熟成します。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51407942.html
Braida(ブライダ)
住所:via Roma 94, Rocchetta Tanaro(Asti)
TEL:0141-64-4113
休:土曜日、日曜日
オススメ度:★★★★★
●Barberaを世界的に広めた老舗のカンティーナ。ドラマ「神の滴」第4話のイタリアワインVSフランスワインの所でここのワインが出てきます。オーナーのジャコモ氏は数十年前、まだ始めたばかりのSassicaia(サッシカイア)にアドバイスに行き、その後有名になりました。事前に電話予約すれば土曜日に開けてくれることもあります。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51268328.html
Elio Grasso(エリオ・グラッソ)
住所:Localita Ginestra 40,12065 Monforte D'Alba(Cn)
TEL:0173-784-91
オススメ度:★★★★★
要電話予約
●ピエモンテ、Monforte(モンフォルテ)村の丘の上にあるカンティーナ。景色抜群!Barolo、Barbarescoなど最高です。
www.eliograsso.it
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51231759.html
Ca'Viola(カヴィオラ)
住所:Batista San Luigi 11, Dogliani
TEL: 017-370-547
オススメ度:★★★★
要電話予約
●手作りのホテルも併設するカンティーナ!Dolcetto(ドルチェット)、Barbera(バルベラ)、Langhe Rosso(ランゲ・ロッソ)など。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51231756.html
Bartolo MASCARELLO(バルトロ・マスカレッロ)
住所:Via Roma15, Barolo
TEL:017-356-125
オススメ度:★★★★
要電話予約
●ワインの発酵に一般的なステンレスタンクではなくコンクリートタンクを使用するこだわりカンティーナ。Barolo、Barbarescoなど。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51231753.html
Bruno Rocca(ブルーノ・ロッカ)
住所:Strada Cascina Rabaja 60 ,12050 Barbaresco(Cn)
TEL:0173-635-112
オススメ度:★★★★★
要電話予約
●エチケットは「羽」がトレードマーク。Barbera(バルベラ)や、Barbaresco(バルバレスコ)など。
「Rabaja(ラバヤ)」はほぼ毎年3ビッキエーリを受賞している最高評価のワイン!
www.brunorocca.it
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51231748.html
Moccagatta(モッカガッタ)
住所:Strada Rabaja 46 ,12050 Barbaresco(Cn)
TEL:0173-635-152
オススメ度:★★★★
要電話予約
●Barbaresco村にあるカンティーナ。Barolo、Barbarescoなど。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51231747.html
Barone Ricasoli(バローネ・リカソーリ)
住所:Cantine del Castello di Brolio
53013 Gaiole in Chianti(Siena)
TEL:0577-73-01
休:基本的に日曜日もオープン
オススメ度:★★★
●トスカーナ州シエナからキャンティ山に入ったところにあるエノテカ。近くにはカンティーナもあり見学可能。
http://www.ricasoli.it
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51231746.html
Coppo(コッポ)
住所:via Alba 68,Canelli(Asti)
TEL:0141-82-3146
オススメ度:★★★
●Barbera(バルベラ)と少量のBarolo(バローロ)を生産。
http://www.coppo.it/
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/50996470.html
Contratto(コントラット)
住所:Via Giuliani Giovanni Battista
TEL:0141-823-349
見学、試飲: 10Euro
オススメ度:★★★★
●スパークリンクワインのカンティーナ。シャンパンと同様に瓶1本、1本を回しながら澱を落とすシャンパーニュ方式で生産している。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/50996494.html
トスカーナ州(Toscana)
Osteria San Guido(オステリア・サングイド)
地域:Toscana(トスカーナ)州、Borgheri(ボルゲリ)
住所:Bolgheri frazione di Castagneto Carducci (LI)
Strada Provinciale San Guido
TEL:0577-73-01
オススメ度:★★★★★
●元祖スーパートスカーナ、Sassicaia(サッシカイア)のカンティーナ!Sassicaia(サッシカイア)は100ユーロ以上しますが、セカンドワインもありますので是非!
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51230798.html
Barone Ricasoli(バローネ・リカソーリ)
地域:Toscana(トスカーナ)
住所:Cantine del Castello di Brolio
53013 Gaiole in Chianti(Siena)
TEL:0577-73-01
休:基本的に日曜日もオープン
オススメ度:★★★
●トスカーナ州シエナからキャンティ山に入ったところにあるエノテカ。近くにはカンティーナもあり見学可能。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51231746.html
Guard al Tasso(グアルダル・タッソ)
地域:Borgheri(ボルゲリ)、Toscana(トスカーナ)
●トスカーナの名門、Antinori(アンティノーリ)家のカンティーナ。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51230800.html
★ミラノのエノテカ
Enoteca Divinitalia(エノテカ・ディヴィニタリア)
住所:via Solferino 37,20121Milano
TEL:02-3659-3576
休:日曜日
オススメ度:★★★★
雰囲気:★★★★
●2007年11月、ミラノにオープンしたエノテカ。日本人ソムリエのFさんがいていろいろと相談に載ってくれます。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51635819.html
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51223139.html
Winetip(ワインティップ)
住所:Via a. Morbelli 7, 20149, Milano
●私の友人カツさんが勤めるミラノのエノテカ。8月から日本支店ができます。
http://winetip.jp/default.aspx
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51407965.html
Cantine Isola(カンティーネ・イソラ)
住所:Via Paolo Sarpi 30
TEL:02-331-5249
休:月曜日
オススメ度:★★★★
雰囲気:★★★
予算:お手頃(5Euro〜)
●日本の雑誌にも紹介された人気店。イタリア中のおびただしい数のワインで埋め尽くされている。毎月1日〜7日はワイン祭りでその月の特別なワインを飲むことができる。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/50887356.html
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/50974955.html
La Cantina(ラ・カンティーナ)
住所:via atto vannucci 22
TEL:02-5830-4858
休:なし
営業時間:19:00 - 0:30
オススメ度:★★★★
雰囲気:★★★★★
●PortaRomana(ポルタロマーナ)地区にある落ち着く、オシャレなBAR、Enoteca、Happy-Hour(ハッピーアワー)もあります。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51362845.html
Celanto a settembre(チェラント・ア・セッテンブレ)
住所:via teodosio 102
TEL:02-2897-0730
休:日曜日
オススメ度:★★★
雰囲気:★★★★中級
予算:お手頃(5Euro〜)
●奥はレストラン、手前はワインバー。1杯4ユーロからおいしいワインが飲めます。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/50955095.html
Il Cavallante(イル・カヴァランテ)
住所:via Muratori 3
TEL:02-5410-7325
オススメ度:★★★
雰囲気:★★★
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51412626.html
Enoteca、Bar GAV
住所:via accademia 56, 20131 Milano
TEL:02-2890-1370
休:日曜日
オススメ度:★★★
雰囲気:★★★モダン
●ミラノの東にあるエノテカ。1階はBar、夕方18時から20時まではHappy-Hourで1杯頼めばおつまみがついてきます。地下はカンティーナにはたくさんのワインが揃っています。
www.gustoartevino.it
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51362846.html
ROSS & BIANCH
住所:via pasquale sottocorno 11, 20129 Milano
TEL:02-7600-8728
営業時間:17:30 - 2:00
オススメ度:★★★
雰囲気:★★★
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51412624.html
★ミラノの飲み屋(ワイン、ビールなど)
Da Claudio(ダ・クラウディオ)
住所:via Ponte Vetero 16
TEL:02-805-6857
時間:12:00 - 14:30 , 17:00 - 21:00
休:日曜日、月曜日
オススメ度:★★★★
雰囲気:★★★カジュアル
予算:お手頃(10Euro〜)
●元は魚屋だけだったが、改装して中で刺身の盛り合わせを立ち食いすることができる。必ずスプマンテ(スパークリングワイン)がつきます。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/50974859.html
Il Giardino della Birra(イル・ジアルディーノ・デッラ・ビッラ)
住所:via Ortica 10
TEL:02-7000-4030
時間:12時〜15時、19時〜2時
休:なし(たぶん)
オススメ度:★★★★★
雰囲気:★★★カジュアル
予算:お手頃(20Euro〜)
●店内で自家製ビールを作っているビアホール。ヴァイスビール最高です!!!
http://www.ilgiardinodellabirra.com/index.html
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/50974859.html
Birrificio Lambrate(ビッリフィチョ・ランブラーテ)
住所:Via Adelchi 5
TEL:02-7063-8678
時間:月〜金12:00〜15:00、18:00〜2:00,土18:00〜2:00
休:日曜日
オススメ度:★★★★★
雰囲気:★★★カジュアル
予算:お手頃(5Euro〜)
●自家製ビールがおいしいビアホール。21時まではHappy-Hourをやっています。
http://www.birrificiolambrate.com
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51060657.html
ミラノのおすすめHappy HourのBar(バール)一覧はこちらをクリック!
2009年01月28日
南仏の奇跡のワイン「アベイ・ド・レランス」を買いにサントノラ島へ
1月10日の記事で、東京広尾のエノテカ「ヴィノスやまざき」のことを書きました。
このとき店員さんは特別に仕入れた、南仏の奇跡「アベイ・ド・レランス」を絶賛していました。
私はこの島に実際に行ってみたくなり、この店員さんに、「じゃあ来週にでも直接買いにって来ます!」と言いました。その店員さんは「まさか」という顔をしていましたが・・・
で、この記事のときコメントをいただいた、Tさん達と一緒に急きょサントノラ島(Ile St-Honorat)に行くことになり、先週土日に行ってきましたよ!
ミラノから車で4時間で南フランスのカンヌに到着!そこから船に乗り約20分、27人の修道士がひたすら祈りとワイン造りにささげる毎日を過ごしている島、サントノーラ島に到着です。
歩いて30分くらいで1周できる小さなこの島にはたくさんの種類のぶどう畑があります。自然にあふれたきれいな島!海も底まで見えて透明度も抜群です。夏にはたくさんの海水浴客でにぎわうそうですよ!そして島の奥には素晴らしい修道院が!!
島のほとんどがぶどう畑ですが、小さな島なのでワインは年間3000本しか作っておらず、そのうち600本くらいは日本に輸出されています。最近は世界中で話題になっていて非常に人気があります!世界中のバイヤーが買いにきているようです。
最近ドラマでも話題の「神の雫(かみのしずく)」にもここのワインが紹介されたそうです。
果たして奇跡のワインを買うことができたのか?!!
近日ブログ公開予定!お楽しみに!!(ひっぱるよ!)
2009年01月10日
広尾駅前のエノテカ「ヴィノスやまざき」
今回の一時帰国で、東京にあるエノテカを探してみました。
イタリアに行く前はワインなどほとんど飲んだことがなかったのですが、イタリアに来てからワイン好きとなりました。日本に完全帰国したあとでもワインを飲みたかったから良いエノテカを知っておきたかったのです。
広尾駅前に小さなエノテカがあります。「ヴィノスやまざき」というエノテカで、静岡に本店があります。
「ヴィノスやまざき」のWeb-Siteは以下のとおりです。
フランスワインが主ですが、イタリアワインもたくさん置いてありました。Barolo(バローロ)、Barbaresco(バルバレスコ)、Brunello(ブルネッロ)はもちろん、スーパートスカーナのSassicaia(サッシカイア)まで有りましたよ!
店員さんのワインの知識も豊富で、いろいろと説明してくれます。彼らは実際にフランスやイタリアのワイナリーに行って買い付けもしているそうですよ!
そんな店員さんの一押しワインがこれ。
南仏の奇跡「アベイ・ド・レランス」
アベイ・ド・レランス・サンサロニウス・ピノ・ノワール2006:15800円
南フランス、カンヌの近く、地中海に浮かぶ小島の修道院で数人の修道士が作っているワインです。
数が少なく、店に出すとすぐ売り切れるそうです。フランスでもなかなか買えないそうで、直接出向いて買い付けしないと駄目のようです。個人でも売ってくれるそうなので、週末に車で買いに行ってみようかな。ミラノからは片道5時間くらいで行けるはず!
どなたか一緒に行きたい方はいませんか?車は私が出しますけん。
2008年10月02日
カンティーナBraida(ブライダ)訪問
さて、今日は昨日投稿したレストラン、i bolognaの後に訪問したカンティーナのご紹介です。
ここはibolognaと同じオーナー、ボローニャ氏の所有のカンティーナです。レストランからはわずか800m離れたところにあります
Braida(ブライダ)
住所:via Roma 94, Rocchetta Tanaro(Asti)
TEL:0141-64-4113
休:土曜日、日曜日
オススメ度:★★★★★
●Barberaを世界的に広めた老舗のカンティーナ。ドラマ「神の滴」第4話のイタリアワインVSフランスワインの所でここのワインが出てきます。オーナーのジャコモ氏は数十年前、まだ始めたばかりのSassicaia(サッシカイア)にアドバイスに行き、その後有名になりました。
事前に電話予約すれば土曜日に開けてくれることもあります。
ここが実際にワインを製造している建物です(写真左)。内部の見学・試飲の後は別の建物でワインの購入ができます(写真右)。
まずはワインの製造現場を見学。
入ってすぐ、ここで造られているワインやカタログが置いてありました。
まず始めに見えたのが、まだぶどう果汁の段階であるものを発酵させる為のステンレスタンク。お、大きい!何と一つで1万リットルも入るそうです
こちらは発酵後、ワインを熟成させる為の大きな木樽。
バリック熟成用はこちらの小さな木樽で。一つ225リットル入るものが、何と500個も並んでいますフランス産のオーク樽を使用しています。この工程がワインに何とも言えない複雑な香りをもたらすのですね〜
外に出ると圧搾機が。摘みたてのぶどうがここで果汁になります。白ワインには果汁のみ、赤ワインには果汁、および果皮、種子が使用されます。
ちなみに、ここのカンティーナのぶどうの収穫は、100%手摘みされているそう。すごい労働力が必要ですね
左は本日ガイドを担当してくれたStefanoさん。私達の質問にも親切に対応してくれました。
さて、続いてはお楽しみの試飲です
Il Fiore(イルフィオーレ、Chardonnay 90%, Riesling10%)という白ワインの後に続いて出されたのは、Il Baciale(イルバチアーレ、Barbera60%,Pino nero30% etc)。その次にはレストランで飲んだワイン、Monte Bruna(写真左下)とBricco Della Bigottaでした。ん〜、お腹一杯の状態で飲んでもやはり美味しかった
こちらは最後に飲んだBrachetto D'Acqui(ブラケットダクイ)。日本ではあまりなじみのない発泡性の甘口赤ワインです。イタリアでは、クリスマスでパネットーネ(クリスマスのお菓子)と一緒に頂くそうです
バラやらライチの甘い香りにうっとり〜
普段、甘口ワインはあまり飲まないのですが、これはとっても美味しかったのでお買い上げしました
左は最も大きい特大サイズのワイン。何と12リットル入りです!右は毎年受賞している賞状の数々ですBricco Dell'UccelloneとAI Suma(アイスーマ、Barbera D'Asti)はGambero Rossoで3ビッキエリを獲得してますね
大好きなワイン三昧で、とっても幸せな一日でした
いやあ、一日ハードでしたが楽しかったです!またみんなでどこかに行きましょう!(シロユキ)