2013年02月12日

ローマ法王が退位表明 高齢を理由に 3月末までに新法王選出へ

今日はこのニュースから。

ローマ法王が退位表明 高齢を理由に 3月末までに新法王選出へ
イタリアからの報道によると、ローマ法王ベネディクト16世(85)は11日、枢機卿会議で今月28日で法王を退位する意向を表明した。高齢で法王の職務の重責を果たせなくなったことが理由としている。法王は事実上の終身職であり、存命中の退位は極めて異例。「自己の意思による退位」は1415年のグレゴリウス12世以来、約600年ぶりとみられる。

ローマ法王庁(バチカン)報道官は3月末の復活祭までに新法王が選出されるとの見通しを示した。

 ベネディクト16世はこの日の枢機卿会議で、「神の前で繰り返し検討したが、高齢により、私の力は職務遂行にふさわしくないとの確信を得た」と述べ、退位の意向を伝達。後任選出のための法王選挙(コンクラーベ)の開催を要請した。

 ベネディクト16世はドイツ・バイエルン州出身。ミュンヘン大などで哲学や神学を修めた。1977年に枢機卿、81年に法王庁教理省長官に。2005年4月2日、先代のヨハネ・パウロ2世が死去した後、同19日、コンクラーベで第265代の法王に選出された。法王はローマ・カトリック教会の最高位者であり、バチカン市国の元首でもある。

 ベネディクト16世の法王就位後の法王庁をめぐっては、2012年1月以降、公共事業をめぐる不正などを示す内部文書が相次いでメディアに漏洩(ろうえい)し、「バチリークス」と呼ばれた。法王の身の回りの世話をしてきた男が昨年5月、機密書類を盗んだ容疑で逮捕され、10月に禁錮18月の判決を受けた。一連の騒動は、法王庁内部の権力闘争の結果との臆測を呼んでいた。
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世界中で話題になっているニュースです。
今イタリア在住のみなさん、イタリアではどのように報道されているのでしょうか?私は今オランダ在住ですが、こちらでももちろん話題になっております。

2週間前、飛行機内で映画をみました。
日本語タイトルは、「ローマ法王の休日」という映画です。

ググると公式サイトが出てきますよ。
あらすじは、「なりたくないのにコンクラーベでローマ法王になり、嫌になってローマの街に繰り出す」というもの。
これは面白そうだ!ローマの休日とかぶるところがあるのだろうかと思って観たのですが、これが単調で全然面白くなかった。。。というか、この映画は普通にエンターテイメントのような面白さを求めてはいけない映画のようです。。。。地味にファンはいるようですね。
でも私にはこの映画の面白さは全くわかりませんでした。

最後もびっくりの結末。。。。ほんの少しだけですが、今回のこのニュースと似ている所もあるかもしれません。内容、意味は全く違いますけどね。日本だとつい先日の2月2日にDVDが出たばかりなのでレンタルしてもいいかもしれません。あんまりお勧めしないですけどね。

というわけで600年ぶりの存命中の退位ということでいろいろな憶測が飛び交っているようです。現ローマ法王は来月退位して故郷のドイツ、バイエルンでゆっくりと余生を過ごすのでしょうか。

法王、秋のオクトーバーフェスタにでも久しぶりに行ってはどうでしょうか? 元ローマ法王と一緒に「乾杯の歌」を歌いながらマスビアを飲みたいなあ。


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