2011年11月17日

オランダ最近のニュース2011年11月

ここ最近のオランダのニュースまとめました。
日本では全く報道されないでしょうが。。。

オランダ極右PVV党、ギルダー通貨への回帰を希望
極右で反イスラムの自由党(PVV)は、ギルダーに回帰することがオランダの経済にいい影響を与える可能性について、コンサルティング会社を使い調査する旨を発表した。

ギリシア、イタリアと南欧国家の破綻危機が高まる中、オランダを含む一部の国の負担が増大しており、国民の不満が高まっている。PVV党はこの不満を利用し国民の支持を得ようと躍起になっている。

もし調査結果によりギルダー回帰がオランダ経済にプラスとなることが判明すれば、ユーロ圏離脱に関する国民投票を実施したいと、PVV党の党首ウィルダース氏がテレグラーフ紙のインタビューで語っている。

今週初めに行われたマウリス・デ・ホントによる世論調査によれば、オランダ国民の58%がギルダーへの回帰を支持している。オランダは2001年からユーロを採用している。


→このPVV党、野党なのですが、過激な政策でよくニュースになります。とにかくイスラムが大嫌いのようで、党首は反イスラムの本を出版してます。イスラムは宗教ではなく、単にイデオロギーだという主張です。オランダ国内には移民などでイスラムの方がたくさんおりますので、問題の種となっています。
このPVV党がユーロをやめて、元の通貨ギルダーに戻そうよ、と言ってます。ギリシア救済のためオランダは数兆円も援助しなくてはならず、国民もふざけるな、ということなのでしょう。


オランダ、ロシアのノルド・ストリームパイプラインの開通で、エネルギー供給国に
ロシアの天然ガスをバルト海経由でドイツまで輸送するノルド・ストリーム・パイプラインの開通式が今週の火曜日にドイツで開催される。オランダも出資国としてルッテ首相が参加する。

ノルド・ストリームが開通すると、ロシアから年間550億立方メートルの天然ガスを50年間にわたって輸送が可能となる。これは欧州内2600万戸分の需要に値する。同パイプラインの株主は51%がロシアの国営企業ガスプロム、31%がドイツの複数のエネルギー企業である。そしてフランスのGDFスエズとオランダの国営企業であるガスユニー社がそれぞれ9%を所有する。

このパイプラインが開通すると、オランダは欧州における重要なエネルギー供給国の地位を維持できる。自国の天然ガスは枯渇しかけているが、ロシアから運ばれるガスを地下に貯蔵し、欧州各国に輸出を行う。すでに各国への供給ルートは確立されており、現在でも大きな利益をあげている。

1224キロメートルに及ぶこのパイプラインは、ロシアのヴィボルグからドイツまでをつなぐもので、地下のパイプラインとしては最長。

→オランダは九州ほどの小さな国ですが、経済も好調で裕福な国。この記事を読むと、ロシアの天然ガスパイプラインにオランダが出資しており、オランダを経由して欧州各国に輸出するため、オランダ天然ガス供給国となり大きな利益を得る、とのことです。オランダ、やっぱり頭いいなあ。
ちなみに、シェル石油はオランダの会社なの知ってましたか?


世界で最も汚職の少ない国、オランダ、スイス、ベルギー
オランダとスイスは世界でも政府へのワイロや汚職が最も少ない国である。水曜日に反汚職団体であるトランスペアレンシー・インターナショナルがベルリンで発表した。同団体は、30カ国の3016人のビジネスマンを対象にした調査を元に、贈賄指標2011(Bribe Payers Index 2011)を作成した。この30カ国には世界でも有数の輸出国が含まれている。

オランダとスイスは両国とも1−10のうち、8.8ポイントと高い得点を得ている。ポイントが高いほど、政府の役人がワイロを要求しない。ベルギーも8.7ポイントと汚職が少ない。ドイツと日本もそれぞれ4位、5位と高ポイントを得ている。
これに対し、最もワイロを要求される国はロシアで、6.1ポイント。中国はこれに続き6.5ポイントとなっている。

トランスペアレンシー・インターナショナルは、世界経済に大きな影響を与えているロシアと中国での贈賄、汚職が絶えないことに憂慮の念を表明している。

→さすがオランダ、これは素晴らしいです!日本も5位、なかなかですね。ロシア、中国、恐るべきです。北なんたら、も入ってきそうです。。。。


オランダ政府、ニュースもみ消し工作に数十億円
オランダテレビ番組RTLニュースによれば、政府は都合の悪いニュースのもみ消しに数千万ユーロ(数十億円)をばらまいてきたという。過去10年間に「法務費用」として大金を投入してきた。

同ニュースは、政府が「恥ずべき」と判断しメディアでのもみ消しを行った事件を10件挙げている。例えば、スレブレニツァの虐殺事件(約1400万ユーロ)、ジョイント戦闘機にかかわるロケット費用(50万ユーロ)、王室のスキャンダル(60万ユーロ)、アムステルダムとアントワープを結ぶHSL高速列車に関する失策(1400万ユーロ)などである。

ほとんどの費用は弁護士とコンサルタントへの支払い。ある弁護士事務所は2010年度だけで2500万ユーロ(約30億円)を政府に請求している。

オンブズマンのブレニックマイヤー氏はこれについて「政府はほとんどの場合、国民を欺くためにトップ弁護士事務所を使う。費用は当然高い。政府はすべてを公表し国民に謝罪すべき。うわべをごまかしたり、隠したりするよりも、まずは説明すべきである。」と述べている。

→おいおい、上の記事と真逆じゃないですか。。。。でも内容と金額がきちんと公開されること自体が透明な政治の国なのかもしれませんね。普通の国ではこのような詳細な内容が公開されませんからね。

というわけで、最近のオランダのニュースでした!



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shiroyuki11 at 00:00│Comments(0)TrackBack(0)

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