2011年09月04日

オランダっぽくない町、マーストリヒト(Maastricht)

みなさん、こんにちは。

先月、健康診断のため、オランダ東南端に位置する、リンブルグ州の州都、マーストリヒトに行ってきました。
netherlands02オランダの地図を見てください。

マーストリヒトはオランダの東南端、ベルギー、ドイツに突き出ています。
ちょっと不自然なほどに突き出てますよね。

歴史的には20回以上も他国に占領され、オランダというよりもベルギー、フランスの雰囲気があります。オランダ料理はあまり美味しくありませんが、ここマーストリヒトは美食の町で、いい意味でオランダっぽくないです。
子の小さい町にミシュラン星付きレストランが4件もあるんです。また、Brandなどのローカルビールもいくつかあります。

1992年、この町で欧州連合条約が締結されECが現在のEUとなりました。政治的にも重要な町ですね。

Maastricht01実際マーストリヒトに来てみて、確かに他のオランダの町とは違う雰囲気がありました。料理もとても美味しく、気に入りました。今日はまずマーストリヒトの町の様子を紹介します。








Maastricht04Maastricht03







Maastricht05大きなマース(Maas)川が流れています。ここにかかる聖セルファース橋を渡って旧市街に行きましょう。








Maastricht07Maastricht08







Maastricht13古い建物が多い旧市街、店も多く、オープンカフェはたくさんの人たちでにぎわっていました。

歩いているだけで楽しいです。





Maastricht06USAのスクールバスを市内観光用に使っているようです。面白いですね。








Maastricht02フライトホフ広場からは、聖セルファース教会、聖ヤンス教会が見えます。堂々として歴史の重みを感じます。








聖セルファース教会の入り口にやってきました。オランダで最も古い教会の1つで、地下室の一部はなんと6世紀に作り始められたそうです。主要部分は11世紀から15世紀にかけて造られました。

Maastricht10Maastricht09







Maastricht12Maastricht11









少し歩くと別の広場につきました。聖母教会です。ロマネスク様式のバジリカ聖堂で12世紀のもの。これも非常に古い教会ですね。オランダはプロテスタントの国。プロテスタントはマリア信仰はありませんが、マーストリヒトは何度も占領されてカトリックも混じっているのでしょう。
Maastricht15Maastricht14









マーストリヒトにはたくさんのオブジェがあって面白いです。このおじさん、正面から見ると普通に見えますが、横から見るとガタガタ。アートですね。
Maastricht16Maastricht17



















Maastricht18Maastricht19







Maastricht20旧市街の西側には公園、運河があって、動物たちがたくさんいました。癒されます。








Maastricht21Maastricht22







Maastricht23この日は美味しいフレンチレストランに行きました。

その帰り歩いてホテルに帰るところ。ライトアップがいい雰囲気です。

この日はミシュラン1つ星のフレンチレストラン、Au-Coin-Des-Bons-Enfantsというところに行きました。

生後6カ月の息子が一緒でもOKという親切なレストラン。途中、息子が泣いたり、騒いだりしましたがやさしく対応してくれました。そして何より、最高に美味しかったです。

次回はこのAu-Coin-Des-Bons-Enfantsについて詳細お伝えします。お楽しみに!


人気blogランキングへ←ポチっと押してくれると嬉しいな!留学生も長期滞在者もよろしく!

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔