2007年11月23日

京都妙心寺の天井画、八方にらみの龍

一昨日、ローマのシスティーナ礼拝堂のミケランジェロの天井画を紹介しました。彼は4年かけてあの天井画を完成させました。天才ミケランジェロ!すごいです。

でも日本にも負けず劣らず素晴らしい天井画があるんですよ!京都の妙心寺の天井画です。

3年程前に京都に行った時、妙心寺に行きました。ここに天井に描かれた大きな龍の絵があるのです。

071121 Unryu1

071121 Unryu2

描いたのは天才、狩野探幽!日本絵画史上最大の画派、「狩野派」の1人です。

 

 

この絵は、妙心寺法堂の雲龍図といって、狩野探幽が8年もの歳月をかけて1656年に完成させました。この時彼は55歳でした。

この龍の絵は妙心寺の法堂の天井に描かれたもので、天井は30m四方はあったと思います。
この広い天井いっぱいに龍が描かれています。下から見上げると巨大な龍の絵があって、すごい迫力です。
古来より龍は仏法を守護する瑞獣であるとされており、法堂を守る大切な役割を果たしています。
 
この雲龍図、別名を「八方にらみの龍」と言います。
ガイドの説明を受け、時計回りに回りながらこの龍を見ていくと、、、、、、
本当にどこにいても自分が睨まれているように見えるのです。
八方どこにいても、睨んでいるので「八方にらみの龍」というのだそうです。

しかもさらに驚くことに、見る位置によってこの龍の表情が変わるのです!!!
時計でいうと12時の位置から見始めました。このときはグッと睨んでいて怖そうです。
そして時計回りに回っていくと、少しずつ表情が変化し「6時」の位置あたりでは笑っているように見えます。ちょっとかわいい。

そしてこの龍は非常に立体的です。絵の真下に立って、自分がグルグル回ってみると、龍が動くんですよ。

非常に驚き、感動した天井画でした。

日本にもミケランジェロに負けない天才絵師がいることをお忘れなく!


京都妙心寺、狩野探幽の天井画「雲龍図」、必見です!

 

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