2007年12月21日

イタリア世界遺産(21/41) ピエモンテとロンバルディアのサクリ・モンティ

オルタ湖から森の高台(標高401m)を登ると、世界遺産サクロ・モンテ(Sacro Monte)があります。

街中からミニ機関車でもくることができます。

 

 

 

サクロ・モンテはサン・フランチェスコに捧げられた至聖所で礼拝堂があり、キリスト教徒たちの巡礼の地になっています。礼拝堂内部には、フレスコ画とテレコッタの人物群像で飾られています。

 

北イタリアにはなんと、9つものサクロ・モンテがあります。中でも北イタリア最古の「ヴァラッロのサクロ・モンテ」は有名です。

今回はオルタ湖の「オルタ・サン・ジュリオのサクロ・モンテ」を紹介します。

 

記念の石碑です。右上には世界遺産のマークがあります。

私のような世界遺産マニアにはたまりませんね。

 

 

 

 

 

高台から向こうにはオルタ湖とサン・ジュリオ島が見えて、とても綺麗です。

「オルタ・サン・ジュリオのサクロ・モンテ」は1591年から1700年代後半に建てられました。20個の礼拝堂があります。

この20の礼拝堂を回ることによって、キリストの再来と言われたサン・フランチェスコの生涯をよく知ることができます。それと同時に、字の読めない人でもキリスト教を身近に理解することができます。山の上にあるのは、つらい思いをして山を登り礼拝堂に来ることによって、キリスト、サン・フランチェスコと同じような辛苦を味わう、修行をするという目的もあるそうです。

私は車で苦労なく来てしまいましたが。。。。作られた当時はもちろん車などありませんので、キリスト教徒たちの巡礼を兼ねていたのです。


では1番目の礼拝堂から見ていきましょう。

 

 

 

内部はこんな感じです。壁は綺麗に絵が描かれ、奥には鉄の柵があり、その柵の奥にはこのように人物群像、人形が飾られています。

 

ここは1番目の礼拝堂で、「フランチェスコの誕生」をあらわしています。目にはガラス玉を入れ、頭にはカツラをつけ、実際の服を着せて本物のようにしています。フランチェスコはキリストと同じように馬小屋で生まれました。

各礼拝堂ではこのように詳しい説明書きがあります。

 

 

 

人形だけでなく、絵も綺麗ですね。ちょっと傷みが激しいようですが。

 

 

 

このように約50mおきに小さな礼拝堂があります。1つ1つサン・フランチェスコの生涯を見ていくわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王に謁見するサン・フランチェスコです。

 

 

サン・フランチェスコと弟子たちですね。清貧をモットーとし、布1枚の服に縄を腰に回しているのが特徴的です。

 

 

それぞれの礼拝堂は異なる作りをしています。

フランチェスコとその弟子たちですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

坂を登ったり降りたりするので途中でどこに行っていいか分からなくなります。でもこのように次の礼拝堂を指差してくれているので大丈夫!次は13番目の礼拝堂ですね。

 

 

 

 

 

 

これはもう最後の方です。瀕死の状態のフランチェスコです。

 

 

 

 

 

 

いよいよ最後の20番目の礼拝堂です。

最後は感動的です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王や貴人たちに見守られながらフランチェスコが昇天していくところです。天井画も素晴らしい!

 

綺麗な山の中で散歩をしながら礼拝堂を見て回りました。正直言うと、個人で行くとそれぞれの礼拝堂が何なのかよく分からないので、イマイチと思う方もいると思います。でも私はたくさんのキリスト教徒たちが巡礼としてここに訪れているんだなあと思い、感慨深かったです。フランチェスコの生涯を勉強してから行くともっと面白いと思います。

オルタ湖、サン・ジュリオ島と組み合わせて、是非どうぞ!



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