2010年10月
2010年10月31日
10月最終日曜日、サマータイム終了
今日は10月最後の日曜日!サマータイムが終わる日です。
サマータイムについては何度か記事を書いているので以下をご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51090455.html
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/50982999.html
具体的に書くと、10月最終日曜日の夜中2時になると同時に1時に戻ります。つまり今日10月31日は1時間長い、1日25時間となります。もっと具体的に書くと、10月最終日曜日の夜中、1時59分59秒から1時00分00秒になります。
逆にサマータイム開始時の3月最終日曜日は1時間短くなり、1日23時間となります。1時59分59秒のから3時00分00秒となるわけです。
今日は久しぶりにたっぷり眠れたなあと思って9時に起きてテレビをつけるとまだ8時!いいっすねえ。1時間長いので得した感じです。でも今日から陽が1時間短くなり、夕方が1時間早くなります。そして冬至に向かってどんどん陽が短くなっていくわけです。悲しい季節ですね。
私は去年3月から9月末までオランダに住んでいました。オランダのサマータイム、いい時期しか知らないので、周りの方々からは、オランダの冬は寒いし日照時間が短くてさびしいよ!と言われています。ただ、イタリア在住の経験から言うと、冬は友達とパーティーをしたり、飲み会をするのにいい季節です。夏の時期はみんな週末は遊びに行ってしまうのでなかなか飲み会、食事会が開けません。でもヨーロッパの冬は非常に寒いので外にでなくなり、じゃあ家で飲もうか、となるわけです。
イタリアの場合は友人たちとよくレストランに行きましたが、オランダは基本的に料理がまずいので外食というのは和食レストランに行きます。ダッチフレンチというのもありますが、みんなで行くという感じじゃないですね。というわけで今年の冬は鍋を中心に飲み会開きたいですね。
というわけで、今日から益々冬が深まってきます。なるべくジョギングして運動もしながら頑張っていきます!
2010年10月30日
世界最高峰の交響楽団、ConcertGebouw(コンセルトヘボウ)
先週の日曜日、久しぶりにアムステルダムにある、ConcertGebouw(コンセルトヘボー)に行ってきました。
ConcertGebouw(コンセルトヘボー)は英語に直すとCencert Hall(コンサート・ホール)、そのまんまですが、そのままホールの名前、楽団の名前にもなっています。
ConcertGebouw(コンセルトヘボー)交響楽団はウィーン、ベルリンに次ぐ、世界三大交響楽団。以下はオランダ政府観光局から抜粋したものです。
ロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラ Royal Concertgebouw Orchestra
ロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラが設立されたのは、クラシックの殿堂「コンセルトヘボウ」完成直後の1888年。その後、たった数十年でヨーロッパの名立たるオーケストラの1つに発展してきました。これまで多くの著名作曲家や指揮者がコンセルトヘボウ・オーケストラで振るためにアムステルダムへやってきました。
1988年の創立100周年を期にオランダ王室より「ロイヤル」の称号を頂きます。名指揮者リカルド・シャイーが主席指揮者に就任したのもちょうどこの1988年。以降、2004年まで、彼の惜しみない尽力の下、ロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラは世界的な成功をおさめます。現在の主席指揮者は、ラトビア出身のマリス・ヤンソンス。日本への来日の度にチケットが売り切れる人気指揮者です。
オーケストラの団員は約120名の選りすぐりのプロたち。「ベルヴェットのような」管弦楽の調べにのせて「黄金の」管楽器が鳴り、「オランダらしい」打楽器が華を添えるといわれる演奏は、伝統あるヨーロッパの数あるオーケストラの中で、ベルリンとウィーンに次ぐと言われています。
というわけで、ConcertGebouwに行ってきましたよ。Lorin Maazel(ロリン・マゼール)指揮のMahler(マーラー)、交響曲第6番です。
今年はマーラー生誕150周年記念!マーラーは当時たびたびConcertGebouwに来て指揮をしていました。なので、今でもConcertGebouw楽団はマーラーの曲をよく選びます。
しかも今年はマーラー生誕150周年ということもあって特別なイベントを行っています。それは、マーラーの交響曲を1番から10番まで全て演奏するというもの!
すでに5番まで終わっていて、今回は6番。順番に7番、8番、9番、10番と来年5月まで続きます。7番以降もチケットを取ろうとしたのですが、すでにSold-out!大人気ですね。
これがConcertGebouwの外観です。歴史の重みを感じます。
館内は撮影禁止です。でも去年帰国前に来た時、特別に撮らせてほしいとお願いした時、数枚なら、ということで許可してもらいました。
通常は撮っちゃだめですが、今回だけ特別です!
素晴らしい内装です。ここはコンサートのみのためのホール、木造で、音響は最高です。
オーケストラの後ろ側にも座席があります。オケ全体が見えるし、指揮者を正面から見ることができるのでなかなかいい席です。
コンサートチケットにはトラム往復のチケットが含まれています。また演奏前後、休憩のときにはバーでドリンクが無料で飲めます。
廊下にある彫刻です。
夜はこんな感じでライトアップされます。ゴージャスな雰囲気ですね。
マーラー交響曲6番、素晴らしかったです。曲自体は威圧感のある感じの曲でそれほど好きな曲ではないのですが、事前にCDで聞いておいたのとは全く違うというほど、コンサートでは素晴らしかったです。
オーケストラの完成度が非常に高く、無駄な音がない感じがしました。
また、観客のマナーが素晴らしかった。咳(せき)1つしなくて、全く雑音なしで静かに聞き入っていました。曲が終わるたびに、その合間だけ、みんな一斉に咳をしたりざわつきます。そして次の曲が始まる時にはまた一斉に静まり返ります。雑音が全くない状況で最高の音楽が聞けて最高でした。
素晴らしいコンサートでした。また定期的に聞きに行きたいです。
2010年10月28日
家のそばに移動遊園地
最近、家の周りにこのようなポスターが多数出てました。
写真撮って同僚に見てもらうと、、、、KERMIS(ケルミス)というのは移動遊園地だそうです。
しかも今日27日から週末まで。
Web-siteにも出てます。
http://www.kermisamstelveen.nl/?p=news&pid=31
今日帰宅するともうオープンしてました!絶叫マシンなどもあって楽しそうです。そういえばミラノでも年に何回か移動遊園地来てたなあ。
というわけで家のそばなので、週末写真撮って記事にしますね。まあでも一人だから乗らないかなあ。でも乗ろうかなあ。
2010年10月27日
オランダに新たな世界遺産登録!
オランダには世界遺産が6か所しかありませんでしたが、今年8月、1つ加わり7つとなりました。
新たに加わった世界遺産は、「アムステルダムの運河地区」で、世界遺産の正式名称は「Seventeenth-century canal ring area of Amsterdam inside the Singelgracht(アムステルダムのシンゲル運河内側にある17世紀の環状運河地区)」です。
運河の街アムステルダムの中でも、この辺りは数世紀の時間を経た愛らしい煉瓦の街並と、数多の運河に橋の架かる美しい風景で知られ、1999年よりオランダ政府が公式に保護・保存をしてきました。
オランダ黄金時代におけるアムステルダムの経済的、政治的、文化的な繁栄が形となって残った貴重な遺産であり、都市デザインの面や建築の面からも価値があります。
私がアムステルダムに赴任して、まさにグッドタイミングでアムステルダムの街が世界遺産に登録されました。うれしいですね!
確かにこの辺りは古い街並みがきれいに残っていて、張り巡らされた運河と重なって雰囲気が良く、素晴らしいです。まだAmsterdam中心は行ってないので、久ぶりに今度の週末にでも行ってみようかな。
みなさんも世界遺産になったばかりのアムステルダムに是非来てください!癒されますよ。
2010年10月26日
Amsterdam、Bos公園でランニング
みなさん、こんにちは。
私は雨が降っていなければ、毎日家の周りをランニングしています。週末は時間があるのでちょっと長めに走ってます。
先週末はAmsterdamにある広大な公園、BOS(ボス)公園まで走ってみました。
ボス公園まではうちから3kmくらいあります。まずはボス公園まで走ってみました。
これ、公園ないじゃなくて、普通の道路の脇です。
私はAmsterdamの南にあるAmstelveen(アムステルフェーン)市に住んでおりますが、緑や運河が多く非常に癒される町です。
人口はそれほども多くなく、日本でいえば田舎なのかもしれませんが、オランダの田舎はとても雰囲気がよく、芝生や池、運河が多くて洗練された田舎なのです。
普通に家の周りを歩いたり、走ったりしても芝生や運河だらけ!鴨、サギ、白鳥やその他動物も結構いて本当にいい街ですよ!
ボス公園が近くなってきました。ここはAmstelveenの旧市街です。
オランダ名物の風車ですね。ここ、実はレストランなんです。風車の下がレストランになっていて、日本人の間では通称「風車のレストラン」、そのままですが。。。中は雰囲気がよくて結構いいレストランです。味はまあまあかな。
というわけで走って3km、ようやくボス公園に入ってきました。ボス公園は巨大な公園で、羊やヤギ、そのほか動物がたくさんいて、動物公園です。
ボス公園は癒される雰囲気の公園。木々が茂り、芝生もかなり広くて素晴らしいです。
真ん中の広い道路は、やわらかい土の道路。ここを歩いたら足が取られて大変です。この道路は、なんと馬専用道路!ちょくちょく馬に乗った調教師たちが通ります。さすがヨーロッパ!
木々の脇は広大な芝生が広がっています。非常にきれいで癒されますね。
ボス公園をしばらく走って家に帰るところ。
オランダは一日の天候の変化が激しく、晴れたり振ったりの繰り返し。
あんなに天気がよかったのに、このようにものすごい雨雲に囲まれたりします。
このときは振られずに済みましたが、先のほうはかなり振っているようで、虹も見えました。写真中央にも虹が見えると思います。
というわけでこの日は12kmほど走りました。11月下旬にはオランダのナインメーヘンという町のマラソン大会(16km)に出ます。今から楽しみです。
というわけでオランダでのランニングは癒されながら走れるので非常に楽しいです。オランダは山がないので平地ばかりで走りやすいですしね。これからもガンガン走りますよ!
2010年10月25日
ミシュラン東京2011について
今年の某日にオランダ転勤が決まった後、日本でやり残しがないようにいろいろなことをしました。
詳しくは書きませんが、1つは「ミシュラン東京めぐり」があります。
ミーハーかもしれませんが、せっかく東京にいるので、ミシュラン東京のレストランに行ってみよう!ということで10件ほど行きました。すでに何件かはブログで紹介してます。
会社の同僚は友人にミシュラン東京のことを話すと、誰一人として本を持っていませんでした。それどころか中身を見たこともない、ということでした。どうせ、高くて、敷居が高くて、セレブ用のものでしょ?といわれるのですが、実はそんなことはありません。
もちろんかなり高いレストランもありますが、ランチなら1000円から食べられるレストランだってあるんです。しかもミシュラン東京に出ている店は全て一見さんOKなのです。逆に一見さんNGなら、載せません。電話で予約するときにも詳しく説明してくれますし、値段もちゃんと教えてくれるので安心です。もちろん全部が全部親切な店というわけではないでしょうが、私が行った全ての店は親切でした。やはりミシュラン東京の本に載るだけあって、どの客にも親切にするのでしょう。
ミシュラン東京は読んでいるだけでも楽しくて、とても勉強になります。食材や料理にどういうこだわりを持っているか、経歴や得意料理などが説明されていて、とても興味深いです。東京は星の数ほどレストランがあり、どの店が本当に素晴らしいのかわかりにくいので参考になります。
以前行った、ミシュラン星付きのある寿司屋さんに、「ミシュランの調査員はどういう人ですか?」と聞いてみました。すると、最初は日本人だけ2,3人で食べにくるのだそうです。年齢は30代半ばくらい。そしてその時はもちろんミシュラン調査員であることを明かしません。3回目くらいに、認定される、という時にようやくフランス人(おそらくミシュランの上司)と一緒に来て、説明され、星がつく、という段取りなのだそうです。
最初は30代の若い調査員だけで来るというのは驚きでした。どういう人たちなのでしょうね。相当な食通なのでしょう。どの店に食べに行くか、という元々の情報はどこから集めるのでしょうね。
東京都の北の練馬区、板橋区、北区、荒川区、足立区、葛飾区、江戸川区の7区はミシュラン星付きが1軒もありません。なぜだろう。。。。
そろそろミシュラン東京2011が出る頃です。聞いた話では、ミシュラン2011からは東京に加えて、横浜と鎌倉も加わるのだそうですよ!かなり広範囲となります。横浜の和食やフレンチ、鎌倉の老舗の和食、料亭などが加わるのでしょう、楽しみですね。
というわけでせっかくならたまにはミシュランの星付きレストラン、行ってみてください。個人的には安いランチにまず行ってみるといいと思います。おすすめですよ!
2010年10月24日
イタリアと日本、世界遺産の考え方の違い
昨日、イタリアに新たに世界遺産が1つ追加されたという記事を書きました。これで46か所(サンマリノを入れれば47か所)!イタリアは世界一、世界遺産が多い国です。
日本はというと、世界遺産が14か所あります。これは決して少なくないです。世界遺産が10か所以上ある国は20カ国程度しかありません。日本は世界遺産の多い国ランキングではベスト15以内に入るほど多いのです。
イタリアは世界遺産暫定リストにも40か所以上登録されているので、今後も毎年のように世界遺産が増えていくことでしょう。日本も躍起になって世界遺産を増やそうとしてます。
では、なぜ世界遺産を登録するのでしょうか?日本とイタリアでは世界遺産の考え方に大きな違いがあるようです。
まず日本人は、世界遺産=「素晴らしい所、行くべき観光地」という認識を持つ人が多く、世界遺産だから行く、とか、旅行のチラシなどにもわざわざ「世界遺産の●●に行こう!」と書かれていたります。
島根県の石見銀山がそれまでほとんど無名だったのに、世界遺産になったとたんに多くの人が観光で訪れるようになったのも日本人の「世界遺産信仰」があるからだと思います。
つまり日本では、「世界遺産=町おこし」、観光客がたくさん来てくれる、経済的に潤う、などのように考えることが多い気がします。
一方イタリアはどうでしょう?まずイタリア人はイタリアにどれくらい世界遺産があって、どこのどの町、何が世界遺産に登録されているのかよくわかっていない人が多いです。世界遺産というイタリアの単語もあまりなじみがなく知らない人が多いので、「ユネスコが認めた場所、町」というとようやくわかる、という感じです。
イタリア人は世界遺産だからその場所に行く、という考えを持つ人はかなり少ないようです。世界遺産だろうとなかろうと、素晴らしい町に行く、きれいな街、好きな街に観光に行く、という人が多いです。つまりイタリアでは世界遺産に登録されても即、観光客が増えるということはないのです。
そこで、去年イタリア世界遺産などについてミラノロータリークラブで講演した時に「なぜイタリアは、みんな世界遺産にそれほど関心がないのに世界遺産登録に力を入れるのですか?」という質問をしてみました。
すると、これは私見も入るがということですが、以下のような回答をしてくれました。
「イタリア人は今後残すべき、保存すべき人類の宝を守るために世界遺産として登録する」
ということでした。この回答に私は感動しました。確かに世界遺産に登録されると、勝手に改築や取り壊しもできませんし、劣化しないように保存し続けなくてはなりません。地域住民には面倒なことが増えるため、反対する人もいるほどです。
でもイタリアでは、面倒でも人類の宝として残したいから世界遺産にする、というのはとても素晴らしい考えだと思います。
実際にイタリアの各町を見ても納得できます。歴史的な建物や遺跡を大切に保存します。各町には「旧市街」があり、昔ながらの古い街並み、建物を残しています。経済や便利さのために取り壊したりはしません。
日本は利便性、経済性を重視して歴史的なものを壊す傾向にあるので(全てではありませんが)、こういう点はイタリア人を尊敬します。
というわけで、今後もイタリアに続々増えていくであろう世界遺産に注目していきたいです。
ベルガモ、パルマ、オルビエートなどは大好きな町なので早く世界遺産になってほしいです。ベルガモが世界遺産になったらロンバルディア州だけで世界遺産が8か所にもなりますよ!楽しみです。
来年はどこがなるかな。
2010年10月23日
イタリアに新たな世界遺産、サン・ジョルジョ山(Monte San Giorgio)
いやあびっくり、joschuaさんのコメントで気づきました。
2010年、またイタリアに1つ、新たな世界遺産が追加されました。
サン・ジョルジョ山(Monte San Giorgio) (イタリア・スイス共同登録)
以下、イタリア政府観光局からの抜粋です。
登録年: 2010
所在地 : サン・ジョルジョ山麓 (ロンバルディア州 ヴァレーゼ県)
サン・ジョルジョ山Monte San Giorgioは、ルガーノ湖の南側スイス・ティチーノ州にそびえるピラミッドのような形をした森林の山で、海抜1096メートル。ここから太古に遡る三畳紀(2億4500万年から2億3000年万年前)の、他に例を見ない貴重な魚類化石が発掘されており、
スイス側は2003年に世界遺産リストに登録されています。そして今年2010年8月、認定地域は化石発掘地域全域に、つまりイタリア側にも拡張されました。
ユネスコサイト: http://whc.unesco.org/en/list/1090
当局のブログ記事:http://enit.jp/blog/2010/09/monte_san_giorgio.html
ミラノがあるロンバルディア州にまたひとつ世界遺産が追加されました。これで46か所目!イタリアの世界遺産数は断トツで世界No1です。
州ごとにみると、去年まではロンバルディア州に6箇所、トスカーナ州に6か所で共に一番多かったのですが、サン・ジョルジョ山がロンバルディアに加わったことで、7か所となりました。よってロンバルディア州はイタリアで最も世界遺産が多い州ということになります。
ロンバルディア州だけで世界遺産が7箇所もあるってすごいですよね。びっくりです。
ちなみに、このサン・ジョルジョ山、私は行ったことがありません!来年暖かくなったら必ず行こうと思います。
ちなみに世界遺産に登録されるには、まず自薦、他薦問わず、「世界遺産暫定リスト」に登録されなくてはなりません。そこから最終審査を通れば、世界遺産となります。
去年か一昨年に、日本では奥州平泉が暫定リストに入っていましたが最終審査で落とされ、世界遺産になれませんでした。
日本では現在14か所(だったと思う)くらい暫定リストに入ってます。たとえば、鎌倉や、彦根城、富士山、小笠原諸島などなど。上野にある西洋美術館まで入っています。東京都に1つも世界遺産がないのでどうしても登録したいんでしょう。。。。
ではイタリアはどうかというと、暫定リストに40か所以上も登録されています。オルビエートの町や、ベルガモ、ルッカ、パルマ、パレルモ、タオルミーナなどなど。どれも世界遺産になりそうでしょう!イタリアが毎年世界遺産が増えているのにはこのように、すでにたくさんの暫定リスト登録があるからなのです。
今後もどんどん世界遺産が増えていくことでしょう。私はイタリア、ミラノ赴任中にそれも踏まえて、暫定リストめぐりもしていました。いつ世界遺産が増えてもいいように。。。。
で、す、が、、、サン・ジョルジョ山は想定外で、行ってませんでした。暫定リストから名前は見てましたが、詳細がよくわからなかったし。。。。
まあ今はオランダに住んでいますので日本にいるよりは容易に行くことができます。
というわけで、来年絶対行きます、サンジョルジョ山!
そして、来年からはいよいよイタリア世界遺産特集を始めたいです!46か所全て詳しく記事にするつもりです。お楽しみに!!
2010年10月21日
ショパン国際ピアノコンクール in ワルシャワ
アムステルダムは毎日雨ばかり。明日の最低気温予想は3度、すでにメチャクチャ寒いっす。
さて、先週の日曜日私の親友Hくんのお姉さん、Sさんが旅行でアムスに来ていてちょっとだけ会うことができました。Sさんは20年くらい前からNYに住んでいて、今回はヨーロッパ周遊旅行だそうです。
Sさんは、最初にポーランドのワルシャワに行って、5年に1度行われる「ショパン国際ピアノコンクール」の1次予選を見てきたのだそうです。
ショパン国際ピアノコンクール、昔テレビで見たことがあります。緊張しすぎて演奏前に倒れてしまう演奏者もでるほどの世界最高峰のピアノコンクール。優勝者は1夜にして世界中に知れ渡り、コンサートの依頼が世界中から来るそうです。M1グランプリの優勝なんてもんじゃないっすよ!
しかも今年2010年はショパン誕生200周年で、ポーランドでは国を挙げて今年一年間各町でイベントを行っているようです。ショパンは1810年ポーランド生まれ、1849年に39歳で亡くなりました。
というわけで今年は生誕200周年なんですね。
私は今後ポーランド出張が多くなりそうなのですが、今回はチャンスがなく、残念。
さて、ちょっと調べると、日本人も参加したようですがセミファイナル前には全滅だったようです。ファイナリストは以下の10名、ロシア人多いなあ。
Ms Yulianna Avdeeva (Russia)
Mr Evgeni Bozhanov (Bulgaria)
Mr François Dumont (France)
Mr Lukas Geniušas (Russia/Lithuania)
Mr Nikolay Khozyainov (Russia)
Mr Miroslav Kultyshev (Russia)
Mr Daniil Trifonov (Russia)
Ms Hélene Tysman (France)
Mr Pawe��� Wakarecy (Poland)
Mr Ingolf Wunder (Austria)
詳しいブログを発見!
http://ja-pianist.seesaa.net/article/166139331.html
みんなすでにコンサートを開いたりして有名人の方たちばかりです。
そしてちょうど今日20日が最後の演奏で、優勝者がとうとう決まるわけです。日本ではニュースになっているのかな?日本人がもういないしあまりニュースになっていないかもしれませんね。
ちなみに課題曲とか見てみると、私たちがよく知っている子犬のワルツとか、ノクターンNo2とかは入ってませんでした。英雄ポロネーズは入っていました。バラードもたくさんありました。
私はショパンの曲では「別れの曲」と「英雄ポロネーズ」が最も好きですね。震えるほど感動できる曲です。ベートーベンの「英雄」は私にはあまり感動できず眠たくなりますが、ショパンの英雄ポロネーズは迫力といい、本当に素晴らしい。ピアノ曲と交響曲を比べるのは変ですけどね。
ちなみにベートーベンのピアノ曲では「悲愴」が本当に素晴らしいです。個人的にベートーベンで好きな曲はあまりないのですが、悲愴だけは別格です。素人がいろいろと書いてしまいました、すいません。
「別れの曲」と「英雄ポロネーズ」は昔トライしてみましたが、さすがに難しくて弾けず。。。。共にピアノピースでは最高難度のFレベルです。いつか弾いてみたいなあ。
というわけで今回の優勝者は誰なのでしょうか?!!!楽しみです。
2010年10月20日
パリ、ジュネーブの日本外公館で本数過剰ワイン、売却へ
今日の記事すごいですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101019-00000927-yom-pol
パリ、ジュネーブの外公館で年間消費量268本の約30倍にあたる7896本ものワインを所有していて、経費削減のため売却するというものです。
さらに、国内価格で2〜3万円する高級銘柄ワインがこのうち1000本以上を占める。。。。。
どんなワインだろう、ボルドーか、ブルゴーニュか。
ムートンもあるだろうなあ、ロマネコンティは100万円するから違うなあ。
それにしても飲む分だけなら高級ワインでも購入してもいいけど、その30倍ものワインを購入しているなんて、、、、2倍、3倍じゃなくて30倍ですよ!多すぎです。だいたい8000本もワインを所有しておくセラーが外公館にはあるんすか(3か所合計ですが)?スイスだから普通に置いておいてもいいのかもしれませんが。。。。
もったいないです。なんでこんなことになっているのでしょうか?
どうせならオークションとかにしてはどうでしょうか?どんなワインがあるのか興味があるので。。。
2010年10月19日
日本人男女、麻薬所持容疑で逮捕(イタリア)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101016-OYT1T00823.htm
5700万円相当の麻薬所持で日本人男女が逮捕??!!!
尋常なことじゃないですね。
逮捕されたノバーラという町はミラノから北西に行った町で、マルペンサ空港にも近いところです。少年が亡くなっているということもありますし、今後は厳しい取り調べが待っていることでしょう。
正直にすべて話して、2度とこんなことはやらないでほしいです。
それにしてもなぜ日本人がイタリアで麻薬を売っていたのでしょうか?・・・・
2010年10月18日
ターメリックの力!
みなさん、こんにちは!
かなり小さな問題ですが、、、、
オランダに来て私の命綱、ウコンが切れました。。。。船便に入れてしまっていてあと1カ月以上は届きません。
ヨーロッパにウコンはないし、酒は飲みたいし。。。。
しかーし!ウコンの英語名は「Turmeric(ターメリック)」です。これはインド系の香辛料です。
運がいいことに、私の通勤途中にインド食材店があって、行ってみると。
ありました!ターメリック!しかもかなり安い、0.99Euroっす。
こんな感じで、小さい袋に入れています。
飲酒前に試しに飲んでみると!味はウコンとおんなじ!
そして二日酔いしない!これはいいですよ!
ミラノ在住のみなさん、ヨーロッパにお住まいのみなさん、ウコンは手に入りませんが、ターメリックなら手に入ります。
ワイン、ビールを飲む前に小さじ一杯、水で流しこんでください。
翌日はすっきり、二日酔いなし!ターメリックの力、素晴らしいですよ!ぜひ試してみてください。お勧めです!!!
2010年10月16日
おすすめ!ビールがずっと冷えたまま!マイゼロジョッキ!
オランダに赴任することが決まって、通販その他で便利グッズをいろいろと持ってきました。
今日はその中でも一番のお気に入りの物を紹介します。
マイゼロジョッキ
これです!三重構造の中の保冷剤がポイント!
冷凍庫に入れてカチカチに冷やしておきます。
写真のようにビールを注ぐと、保冷剤で冷やされたジョッキなのでビールが0度近くに保たれます。
実際2時間くらいジョッキは冷たいので、何杯飲んでもカチカチに冷えたビールを飲めるんです!!
私は普段グラスを冷凍庫に入れてカチカチにして、冷たいビールを飲んでました。でも本当に冷たいのは最初の1杯だけで次からはグラスも元通りなので普通のビールなんですよね。
それに対してこのマイゼロジョッキはグラスが2時間は氷のように冷たいので、めちゃくちゃ冷えたビールをずっと飲むことができるんですよ!逆に、あまり冷えてないビールでもこれに注げば、カチカチの冷え冷えになります!
機構は単純な作りですが、これを考えた人は素晴らしい!ビール飲みとしては夢のようなジョッキです。
「マイゼロジョッキ」で検索すると1つ1500円くらいで買えます。それほど高くないですし、ビールが今までよりもおいしく感じますよ!
ぜひ試してみてください。お勧めです!
2010年10月14日
サッカー日本代表、FIFA未公認、非公式の世界チャンピオン!
いやあ、面白い記事を見つけました。
日本代表、世界タイトル初防衛戦に挑む
http://news.livedoor.com/article/detail/5067737/
私は知らなかったのですが、FIFA未公認の「UFWC」というのがあるそうです。
「UFWC」=「Unofficial Football World Championships」
UFWCの出だしはよくわかりませんが、チャンピオンの国を破ればその国がチャンピオンになる、という方式のようですね。
その前はよくわかりませんが、オランダがUFWCのタイトルを持っていて、W杯決勝でオランダを破ったスペインが代わりにタイトル獲得!そしてその後親善試合でスペインを破ったアルゼンチン、そのアルゼンチンをこの前破った日本がなんとUFWCタイトル保持国なんですよ!!!!
いやあびっくり!日本が世界チャンピオンですよ!誰が考えたか知りませんがUFWC、面白いですね。昨日の韓国戦で引き分けたので依然として日本がUFWCタイトルですよ!
アジア各国はチャンスかもしれません。日本は意外とコロッと負けるので、世界チャンピオンになれるかも!
というわけでまた!
2010年10月13日
パリ出張
今日から3日間パリに出張です。この記事は前もって書いて、予約投稿してます。
9月に引き続きパリ出張。
詳細は書きませんが大きなイベントなので大変そうですが、楽しみです。
食事も楽しみだなあ。あとはまた早朝ランニングをしようと思ってます。
大変ですが頑張ってきます!
ちなみに私はパリ以外にフランスのいろいろな町に旅行で回りました。コルシカ島を含め10か所くらい行ったかな。私が住んでみたい、一番好きなフランスの町は、なんと言ってもニースです。冬でも暖かく、カーニバルもいいし、海もきれい。海岸沿いの通りは洗練された大人のリゾートです。
パリは都会すぎるかな。
12日はパリで大規模なストライキがあったようなので今日も続いていないかちょっと心配です。
というわけで行ってきます!