2009年12月

2009年12月31日

今年の重大ニュース

みなさんこんにちは。

今年も今日で終わり!明日から2010年です。早いですねえ。

今年も私のブログを読んでいただきどうもありがとうございました。深く感謝いたします。

今年の11月13日に、いただいたコメント(もうブログをやめた方がいい)について皆さんに意見を聞きました。いろいろと暖かいコメント本当にありがとうございました。ただ1つ反省しなくてはならないのは、1人のコメントを記事にしてみなさんに意見を求めたことです。これによってみなさんはコメントを書きにくくなってしまったのではないか?と心配しております。今後はこのように取り上げることはありませんのでみなさん安心して意見をコメントしてください。どうも申し訳ありませんでした。

私のブログでは、制限は一切なしでコメントした直後に公開するよう設定しております。なので、批判もそのまま公開されます。よい意見も批判的な意見も公開して受け止めていこうと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

さて、例年のように私にとっての今年の重大ニュースを書きたいと思います。さらっと2位と1位だけ。

 

2位:ミラノロータリークラブに招待され、ブログについて講演した

http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51374174.html

いやあ、これは本当に大変だった。そして素晴らしかった。今度またゆっくりと記事にして紹介します。

ミラノのロータリークラブから招待され、イタリア人会員と私の友人たち約50人の前で約1時間講演しました。内容はイタリア世界遺産について、レストランについてです。イタリア世界遺産45個所のうち、素晴らしいところ!そして情報が少なくわかりにくいので改善してほしいところなどを説明しました。イタリアのユネスコ会長も来ていたので、私の要望が伝わり改善されるといいなあ。

講演した場所はミラノロータリークラブセッティモの会場。宮殿のようなところで、歴史上の人物たちも過去訪れたというところです。

まずは20時過ぎ、夕食会スタート!ミラノ総領事の坂口夫妻、ミラノロータリークラブのプレジデントとの間に座り緊張しながらの食事でした。

そして22時前に講演開始!!今回講演を紹介してくださったムッチーナさんの通訳の元、私は日本語で講演しました。

講演後は記念のガラス細工の置物、会員のみなさんのサイン入りカードをもらい感激しました。

そのあとは特別に宮殿を案内してくれました。本当に素晴らしい宮殿で、鏡の間がもっともゴージャス!オーストリア皇后のシシーもきたことがあるそうですよ!!

本当に素晴らしくて一生の思いでとなりました。ムッチーナさん、旦那さんのGさんどうもありがとうございました。

 

 

1位:4年のイタリア、ミラノ駐在後、ついに日本に帰国

何といっても第一位は今年帰国したことです。2005年9月にミラノに引っ越し、ミラノ生活が始まりました。そして2009年3月にオランダ、アムステルダムに異動。その後わずか半年2009年10月に帰国しました。

今年だけでイタリア→オランダ。そしてオランダ→日本と2回も国際間引っ越しをしました。うちは家具から家電、ベッドまで全て持ち運んでいるので2トン以上の荷物!非常に大変でした。

そして日本に戻って3カ月、もう日本にも慣れました。やっぱり日本はいいですね。友達も素晴らしい!

来年もいろいろなことに挑戦して頑張ります!

どうぞよろしくお願いいたします。みなさんよいお年を!



shiroyuki11 at 00:00|この記事のURLComments(3)TrackBack(0)日常 

2009年12月30日

我が家の猫

今年の残り2日!今日から会社は年末年始の休み。うれしいっす!

今日は4年ぶりに年賀状を書きました。いいですねえ、日本の文化ですね。日本のお正月もとっても楽しみ!会社の人たちからはどこか旅行行くの?と聞かれましたが行きません!せっかく日本の正月が楽しめるのに!!地元の友達たちと飲んだりしたいです。ちょっと体調悪いのですが。。。というわけで、東京のお正月も紹介していこうと思います。

 

昨日、会社の人たちは年末年始はおバカ番組ばかりでやだなあ、と言ってました。でも私はそのおバカ番組を非常に楽しみにしています!年末年始の特番の数々とっても楽しみです。

早速今、お笑い番組見てます。TBSの「お笑いDynamite!09」。109組のお笑い芸人が出てきて、めっちゃ楽しいっす。最近の芸人さんたちも一度に分かるのでいいですねえ。で、今CM見てたらなんと池上本門寺の初詣のCMをやっていました!!!!いつもは佐野厄除け大師、川崎大師などのCMはやっていますが、池上本門寺のCMは初めて見ました!!地元の本門寺がCMやるなんて嬉しいです。

すいません、脱線しました。


私のブログは通称シロユキブログと呼ばれているそうです。

シロユキは私のブログネーム。ユキは私の名前の一部で、シロはブログの左上にも出ている昔飼っていた猫の名前なんです。

 

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これがシロちゃんです。白猫です。うちの実家では以前は6匹ほど猫を飼っていました。私はその中でもこのシロが一番好きでした。もう10年も前に亡くなりましたが未だにシロが大好きで、それで私のブログネームの一部に使いました。今でもシロがそばにいるようでうれしいです。

実はシロは野良猫でした。

16年くらい前、うちには元々白黒のピョンという猫がいて、いつも外に遊びに行っていました。外でピョンを見かけると当時野良猫だったシロと一緒でした。そのうちシロが妊娠してお腹が大きくなりました。我が家で話し合い、これはきっとピョンの子供だろう!シロも含めてうちで引き取ろう!、ということでシロをうちに連れてきたのです。

シロは今までの野良猫生活がつらかったのか、えさをあげているとすぐにうちになれました。もう外には出たくないようでした。でもなぜかシロとピョンはあまり仲良くありませんでした。。。

シロは遂に出産しました!子供は5匹。しかし。。。。子猫たちの毛の色を見ると。。。。みんな茶色が混じっている。基本茶色の猫ばかり。。

あっ!とうちの家族はみんなで驚きました。そういえば、もう一匹茶色い太った野良猫がいました。この子猫たちはシロと茶色いデブ猫との子供だったんだ!とその時初めてわかりました。。。。

むしろシロとピョンは仲が悪くいつもケンカしていたようで、うちに連れてきた後も非常に仲が悪かった。。。。

どうしよう、、、、と思いましたが、シロは家にすっかり慣れ、もう野良猫には戻りたくない様子。かわいそうなので子猫も含めてうちで引き取ることにしました。子猫は人気があって1匹以外は友人たちが引き取ってくれました。その子猫(三毛猫)が大きくなって子供を産んで。。。。という感じで増えていって最終的に6匹になったのです。

 

6匹になると、孫もいるシロはおばあちゃん、最長老でした。ただ野良猫だったので正確な都市は分かりません。

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シロは白猫ですが、しっぽだけはタヌキのように黒と茶色の縞々!かわいいです。

朝起きるといつも鳴きながらえさをせびってきます。でもえさをあげるとほかの猫たちに餌を食べさせ、自分は最後まで一口も食べません。子供や孫がお腹いっぱいになってエサ場から離れると、ようやく残りのエサを少しだけ食べるのでした。

そんなとっても優しいシロはテレビを見るのが好きで、いつもテレビの前に座ってテレビを見てました。

 

一番好きな番組は「天気予報」!天気予報の晴れ、曇り、雨、雪などのマークがチカチカ点滅する様子がお気に入りです。さらに、世界の天気予報が一番好きで、いつもかなり真剣に見てました。世界の天気なんてシロには全く関係ないのですが。。。。その点もかわいかったです。

シロはお腹をさすられるのが大好きで、触ると、ゴロンと寝てきます。そしてずっとさすっていました。尋常じゃないほど喉を鳴らして喜んでいました。

そんな少食で控えめなシロは突然糖尿病になり、あっという間に亡くなってしまいました。最後の2日間くらいは本当につらそうでしたが、私が帰宅するとそばに寄ってきてくれました。

子供たちのためにエサをもらい、人を癒していたシロ。自分よりも人(ネコ)のために一生懸命な猫でした。

今でもシロ以上のネコはいないと思ってます。

 

今、実家には2匹だけになってしまいましたが、シロの娘の三毛猫ブッチ(三毛猫なのにブッチです)、その子供の茶々丸くんがいます。

 

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茶々丸はビニール袋や箱に入るのが大好きで、8kgとかなりでかいのですが無理やりに入ってきます。

はみ出ちゃってるよ!というときもよくあります。。。。

 

 

 

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左の写真の左上の白黒のネコはマーブルくん、と言って茶々丸の兄弟です。去年亡くなりました。今は右の写真の2匹だけです。この親子はいつもくっついてますね。

お正月は実家に帰るので久しぶりに2匹の猫と遊ぼうと思ってます。みなさんも実家に帰って久しぶりにワンちゃん、ネコちゃんに会う方も多いのではないでしょうか!やっぱり年末年始の休みはいやされていいですね。



shiroyuki11 at 00:23|この記事のURLComments(6)TrackBack(0)日常 

2009年12月29日

ミラノ、ポルタジェノバ地区のアジア料理、レストランORO(オーロ)

もう今年もあと3日ですね。

今年最後のレストランの紹介です。まだまだ紹介していないレストランが多数あるので、来年をお楽しみに!!

といわけでレストランの紹介。今日はイタリアンではなく、ミラノにある寿司、和食、さらにそのほかのアジア料理を含めたレストランです。

 

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ORO(オーロ)
住所:via tortona 26,Milano
TEL:02-8940-9085
オススメ度:★★★
雰囲気:★★★モダン
●寿司、和食などを含むアジア料理のレストラン。店内は映画に出てきそうなモダンなアジアの雰囲気。日本の雰囲気とは違いますが、ゴージャスでおしゃれな雰囲気。

 

まずは店内の様子。

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なかなかいい雰囲気ですね。アートな雰囲気の仏像もありますよ。

 

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和食を頼んだつもりがタイ料理っぽい感じの野菜炒めご飯が出てきました。

味噌汁もいまいちだったかな。

おシャレではありますが、本格的な和食という感じではなさそう。

 

ただ、ランチで1回だけしか行ってないのでまだ調査が必要ですね。どなたか行ったことある方は教えてください!



2009年12月28日

Bocconi大学のクリスマスパーティー in 広尾

ミラノにいたころからの友人Maeponさんから誘われて、ミラノ・ボッコーニ(Bocconi)大学のクリスマスパーティーに参加してきました(12月11日)!

ボッコーニ大学はイタリアの私大としてはナンバーワンと言ってよい経済に関する大学です(Maeponさん合ってる?)。イタリア人でボッコーニ大学を知らない人はまずいない、というくらい超有名、かつ超名門大学です。Maeponさんがボッコーニに留学しているときに知り合いました。

 

というわけでボッコーニ関係者、その友人たちが集まるクリスマスパーティーです!広尾にあるイタリアンレストランを貸し切ってのパーティーでしたよ!

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リストランテ・ノビルデューカ広尾
(Ristorante Nobilduca)
住所:東京都渋谷区広尾5-8-14
TEL:03-5793-9050
休:日曜、祝日

www.nobilduca.com

 

広尾近辺は昔からイタリアンレストランが非常に多いですからね。期待できます。

 

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19時半スタートなのですが19時に到着。なんと一番乗り。人がいない分、店内をバシバシ撮りました。というわけで店内の様子をご覧ください。

 

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店内には神の雫の使徒としてドラマにも出たルチアーノ・サンドローネのバローロもありましたよ!

Luciano Sandrone(ルチアーノ・サンドローネ)http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51407961.html

 

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パーティーの途中で抽選会があるようです。豪華賞品がたくさん並んでいましたよ!!楽しみっす。

 

 

 

 

 

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今日出るワインは何でしょう。

スパークリングワイン、赤ワインはこんな感じ。赤ワインはプーリアのワインのようでした。

 

 

 

20時過ぎ、パーティー開始です!ワインを飲みながら前菜を食べました。

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この奥がキッチンですね。シェフはイタリアから招かれた有名な方のようです。

パーティーの途中であいさつに出てきましたよ。

 

 

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プリモはリゾット。フンギ入りのリゾットかな。おいしかったです。

 

 

 

 

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これは初めて見る料理です。パスタ料理のようです。中にはトマトソースのひき肉が入っていました。うまいっす。

 

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21時前ころ。約70人の人でいっぱいになりました。イタリア人は3割くらいだったでしょうか。

私も頑張ってイタリア語で少し話してみましたよ。みんな優しいので頑張って聞いてくれました。

 

 

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セコンドの魚料理。白身魚の包み焼きのようです。ソースもかかっていました。

やわらかくてうまかったです。

 

 

 

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こんかいのパーティーの主催者、アルマーニJapanの社長でもあるFrancesco(フランチェスコ)さんです。

これからボッコーニ大学の紹介をするところですね。

 

彼の奥さまは日本人で、奥さまもパーティーに参加されていました。フランチェスコさんは日本語が非常にお上手でした!Bravo!!素晴らしい!!

 

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ドルチェが数種類出て、これもおいしかったです。

 

 

 

 

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最後にシェフがあいさつに出てきました。

普段はイタリアンレストランとして営業してます。今度是非行ってみたいですね。

 

 

 

 

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というわけで抽選会の開始!フランチェスコさんが番号を読み上げていきます!私は何と一番最初に呼ばれてびっくり!ただ、子供用の飛行機の模型でした。。。

豪華な腕時計や、ここのレストランの食事券など豪華な景品がたくさんありましたよ!すごい。1mくらいあったトラの人形はイタリア人のご婦人がゲットしてました!次の日ミラノに帰ると言ってましたが、機内持ち込みするのかな。。。

料理もおいしい!そして、いろいろな方と名刺交換もして、知り合いになれてよかったです。名刺はありますが、まだメールしてないです。。。年末にでもあいさつメールしないと。



2009年12月27日

イタリアの休暇と日本の休暇(年末について)

みなさん、こんにちは!

東京は連日快晴で気持ちがいいです。東京は気温5度〜10度の間。私は暑がりなので、今ぐらいの寒さがちょうど気持ちいいです。零度以下になるとさすがに寒いですが、、、

日本に帰任して今は東京で働いていますが、12月に入るとヨーロッパからクリスマスカードが届いたり、クリスマス休暇のお知らせが来たりして、もう年末だなあと感じました。

ヨーロッパのキリスト教の国々では12月に入るとクリスマスカードを送り、2週間くらい休みを取ります(とらない人もいますが)。

一方、仏教国日本では、クリスマスは大きなイベントですが休みはなく、クリスマスカードを贈る習慣もありません。その代わり、お正月が非常に重要なので、正月の準備、そして正月をゆっくりと過ごすための年末年始の休暇があります。大体は1週間くらいですね。

私の会社は28日が仕事納め!一週間休みです。

今日は日曜日で年賀状を書いているところです。

イタリアでは「クリスマス」が重要で、12月中旬に休みを取り、クリスマスカードを出す。

日本では「正月」が重要で年末年始に休みを取り、年賀状を出す、ということでお互い少し時期はずれていますが同じように休みをとったりカードを出したりするのが興味深いですね。

私は4年ぶりに年賀状を出すのですが、今までにはないことがあって驚いています。それは、、、、、相手の住所がわからない!聞くのが結構大変!ということです。

今は、個人情報の流出が問題になっていて、学校では住所録を作らないそうです。以前は会社でも課内の住所録があったのですが、今は無し。。。一人ひとり聞くしかないのです。

みんなそれで苦労しているらしく、みんなそれぞれで住所を聞き合っています。。。。個人情報は大切ですが、なんだかさみしい社会、さみしい日本になってしまいました。

ちなみにイタリアはと言うと、、、個人情報は垂れ流し。。。住所はネットで検索できるんです。Yahoo ItaliaでPagine Biancheと入力して、サイトを見てみてください。Pagineはページ、Biancheは白なので、ホワイトページという感じ、電話帳のホームページです。

このPagine Biancheで、Cognome(苗字)、Nome(名前)、Dove(場所)を入力すると。。。。その人の住所、電話番号、Mapが調べられるのです。すげー、、、でもこんなに簡単に調べられていいのだろうか。。。。市役所に言って、電話帳、ネットに出さないようにお願いはできるのだそうですが、すぐにやってくれるかどうか。。。。ここまで個人情報が出てしまうとちょっと怖いですね。イタリアの泥棒たちもこれをチェックして確認しているのではないでしょうか?

日本の個人情報に対する厳しい管理もどうかな、と思いますがイタリアは緩すぎ。。。。。実際問題が起きていないのか心配です。

これでいいのか、イタリア!!



2009年12月25日

久しぶりに大好きなレストランBaia Chia(バイア・キア)へ in Milano

9月中旬にピエモンテのワイナリー、カンティーナめぐりをして1日で4軒回ったと書きました。

この時はアムステルダムからミラノに来ていたので、久しぶりのミラノ!まず真っ先に向かったのは、ミラノで私が最も好きなサルデーニャ料理のレストラン、バイア・キア(Baia Chia)でした。

バイア・キアは今まで何度も紹介しました。

以前の記事はこちら。

イタリアで2番目に大きい島、サルデーニャ島の料理のレストラン。魚介が中心で、からすみのパスタ、生のマグロのサラダなど絶品です。

店内もサルデーニャの雰囲気たっぷりでいい感じです。そしてお値段もお手頃!店内はこんな感じです。

 

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通常の1階部分。

 

 

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トイレに近い小部屋。

 

店内は二階や、外に突き出たところ、通常の1階部分、トイレに近い小部屋などに分かれています。お勧めは1階部分、小部屋です。内装が雰囲気抜群でいいですよ!電話予約時に指定してみてください。うまくいけば予約できます。毎日混んでますので早めの予約を!

Baia Chia(バイア キア)
住所:via Antonio Bazzini 37
TEL:02-2361-131
地下鉄Piola駅から歩いて1分
オススメ度:★★★★★
雰囲気:★★★★カジュアル
予算:お手頃(30Euro〜)
●海鮮料理が得意なサルデーニャ料理の店。特に「Bottarga(ボッタルガ)=からすみ」のスパゲティが最高!

最近日本語メニューが出来たのでかなりわかりやすくなりましたよ!

 

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お勧めのワインを注文!

15ユーロくらいだったかな。お手頃価格でおいしい白ワインでした。

 

 

 

 

この時は日本への帰国の2週間前!もう当分来れないだろうなあと思い、好きな料理を頼みましたよ!

まずは前菜。

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左は「"バイアキーア"の小エビ」=9euro、右は「生がつおの野菜和え」=9euro

右の生がつお(生マグロ)のサラダは絶品です!

 

 

続いてプリモ、パスタ系です。

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スパゲッティのイカとカラスミ和え
Spaghetti con calamari e bottarga di muggine
(スパゲッティ・コン・カラマーリ・エ・ボッタルガ・ディ・ムッジーナ)
9euro

うーん、やっぱり最高!カラスミもたっぷりとかけてもらって最高です!

イタリアのレストランではカラスミパスタを扱うところが多数ありますが、粉末のカラスミをちょこっとだけかける店もあってあんまり。。。。フリカケのようであまりおいしくない。。。というところも多いです。

でもここのカラスミは粉末ではなく、大きめのカラスミをすったものをどっさりかけてくれて、濃厚で最高の味です!イカもたっぷりでうま〜い!!

 

 

続いてセコンド、メイン料理です。今回は初めての料理を注文してみました!

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オマールエビのカタラーナ風(1匹)(茹でオマールエビのプチトマト、玉ねぎ、オリーヴオイル和え)
Astice alla catalana(アスティチェ・アッラ・カタラーナ)
32euro

ガツーンとくる、豪快なオマールエビの料理!いいですねえ。ただ値段が高い割にはそれほど満足できず。セコンドはマグロのグリルの方がいいかもしれません。

 

ちなみにオマールエビのカタラーナは別のレストラン、ペスカトーレで頼むとよいですよ!絶品です!!

Trattoria del Pescatore(トラットリア・デル・ペスカトーレ)
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51325640.html

 

 

そしてもう1品のセコンドはスズキのグリルです!

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スズキのグリル
Branzino alla griglia(ブランチーノ・アッラ・グリリア)
=14euro

 

 

ソースがかかっていました。スズキも脂がのっていてうまーい!

以上、やっぱり最高のレストラン、バイア・キアでした。私は特にカラスミパスタが一番だなあ。本当においしいので是非一度食べてみてください。

年末年始は休みの日もありますので必ず電話で確認してくださいね!ではみなさん、楽しんでください!



2009年12月24日

バローロの最高峰、Giacomo Conterno(ジャコモ・コンテルノ)

みなさん、こんにちは。今日はクリスマスイブ!北半球は非常に寒いですね。みなさん、風邪やインフルエンザにならないようお気を付けください。

さて、9月に行ったピエモンテのワイナリー巡りに戻りますよ!

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今日は4軒目!バローロの最高峰、Giacomo Conterno(ジャコモ・コンテルノ)です!

 

Luciano Sandrone(ルチアーノ・サンドローネ)、GAJA(ガヤ)、La Spinetta(ラ・スピネッタ)と1日で回り、ここで4軒目。もう18時を過ぎてました。

途中で遅れるという電話はしたもののかなりの遅刻。。。。。

 

 

 

Giacomo Conterno(ジャコモ・コンテルノ)
住所:loc. Ornati 2,Monforte d'Alba[CN]
TEL:017-378-221
休:土曜日、日曜日
オススメ度:★★★★
●バローロの最高峰Giacomo Conterno。ピエモンテ伝統の方法で、栗の木の樽で長期熟成します。

 

 

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早速部屋に通してくれました。いろいろなものが飾ってありました。日本にも何度も来日しているようで、扇子や和風なものも飾ってましたよ!

ただ、2時間も遅れて到着したのでもう次の予約の人たちが来ていて、私たちはまた次回にしてほしいと言われました。。。残念。。。。

でも特別に地下のカンティーナだけ見せてもらいましたよ。

 

 

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ここは瓶詰めするところですね。この日の作業はすでに終了してました。

 

 

 

 

地下セラー、カンティーナです。ピエモンテ伝統の方法で、栗の木を使っています。バローロは最低でも3年は樽熟成をしなくてはなりません。ここは7年物長い期間熟成させてから出荷します。

強いこだわりを感じますね。

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強烈なタンニンとコクのフルボディーのバローロ!試飲できなくて残念でした。今度購入してみんなで飲みたいです。

 

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カンティーナを出てすぐ脇にはブドウ畑があります。丘の上にあるので見晴らし最高!

ピエモンテの丘陵、きれいですね。

 

 

というわけで1日4軒もカンティーナめぐりをしてかなり疲れました。。。

この次の日は、朝からロンバルディアのフランチャコルタのカンティーナめぐりをしましたよ!そちらの様子もなるべく早くにお伝えしますね!

お楽しみに!!



2009年12月23日

ミラノは大雪!

みなさん、こんにちは!

日本は本当に寒いですね!日本海側は大雪、東京もかなり寒いですね。
ヨーロッパも寒波が来てポーランドも大雪というニュースをやっていました。

私のミラノの友人から昨日メールをもらいました。
ミラノは昨日大雪で、トラムや飛行機などストップしてしまったようです。。。。
友人は日本に帰国しようとしたのですが飛行機が飛ばずに断念。。。
今年の北半球の冬はどこも極寒のようです。

ちょうどこの時期日本の皆さんは休みが取れるということでたくさんの日本人がイタリアに観光に行くようですね。
私もブログを通じて何人かから質問をいただき、アドバイスさせていただきました。

大雪でフライトが決便となりませんように!
イタリアはクリスマスの祭日が25日、26日と続きます。
この時期のミラノはゴーストタウンとなります。。。
レストランはほとんどが休み。。。商店、スーパーももちろん休み!
トラムやバスの一部は午後決便になったりします。

あいているのはアラブ系の店、中国系の店ばかり。。。
水も買えないほどです。。。。

みんな自宅でクリスマスを過ごしたいので仕方ないと市民もみんな納得してます。
さらには普段は無休の博物館や美術館も12月25日、26日だけは休みというところも多数あります。

というわけでこの時期にイタリアに旅行に行く方は注意してください。
そして東京よりもさらに寒く日中でも0℃近辺だそうです。

暖かい恰好をして、向こうで風邪などひきませんように!

私は暑がりで数日前まで夏服のスーツのみで歩いて会社に行ってました。
今日初めてコートを着ましたよ!

というわけで私としては寒い冬が好きなのですが今年は特に寒く大変のようです。
みなさん、風邪やインフルエンザにならないようお気を付けください。



2009年12月22日

築地のイタリアン、Osteria Naturale(オステリア・ナトゥラーレ)

みなさん、こんばんは。

いよいよクリスマスですね。イタリアではクリスマスのことをナターレ(Natale)と言います。生まれるという単語はNascita(ナシータ)と言います。キリストが生まれたので、そのNascitaからできた単語のようです。

メリークリスマスは、Buon Natale(ブオン・ナターレ)と言います!

 

さて昨日の続きです。

腹いっぱいホルモンを食べて帰ろうとしたところ、すぐそばにイタリアの国旗が!これは入るしかない!ということで早速2次会です!

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Osteria Naturale(オステリア・ナトゥラーレ)
住所:東京都中央区築地6-1-9
TEL:03-5565-5877

http://www.osteria-naturale.com/index.html

 

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入口には高級ワインの空き瓶が!真ん中はカルフォルニアワインの超高級ワイン、Opus One(オーパス・ワン)ではないでしょうか!日本だと2万円以上します。

 

 

 

地下に下りていくと落ち着く雰囲気のオステリアがありました。

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サッシカイア(Sassicaia)にガヤ(GAJA)の空き瓶が飾ってありました!

 

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おなかいっぱいなので、チーズ盛り合わせとワインのみ頼みました。

 

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イタリアのつま先、レッジョカラブリアのCIROです。

 

 

 

 

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日本では貴重なイタリアのチーズ!パンにつけていただきました。

おいしかったです。

 

 

また今度ランチかディナーに来たいですね。ゆっくり落ち着いて食事ができそうでいいですよ!

 

 

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帰りの電車ではもうクタクタ。

昨日登場したキッペイくんも早速車内で寝てしまいました。

 

 

というわけで、久しぶりにミラノ仲間に会って楽しかったです。

そろそろ、ワイナリー巡りに戻ろうかな。まだ数軒残ってますんで。



2009年12月21日

炭火焼肉 築地とうがらし

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昨日の続きです。

ここはどこなんだ!築地本願寺の裏です。

ここは・・・・私の友人お勧めの炭火焼肉の名店です。この普通の家のような雰囲気がまた味があっていいですね。

結論から書くと、最高!絶品の焼肉、ホルモンでした。また行きたいっす。

炭火焼肉 築地とうがらし
住所:東京都中央区築地6-3-6
TEL:03-3545-4322
休:日曜、祝日、隔週土曜
オススメ度:★★★★
雰囲気:★★カジュアル
予算:5000円〜
●知る人ぞ知る、炭火焼肉、ホルモン焼きの名店!
とにかく最高!絶品です。服装は焼肉の匂いがたっぷりしみつくのでラフな服装で行きましょう。

 

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店の前では七輪が準備されていました。

昔からこのような感じなのでしょう。年季の入った七輪が最高です。

 

 

 

 

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では店に入ってみましょう!昭和の雰囲気があっていいですね。これはうまそうだ。

 

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2階に昇っていくと、ミラノで一緒によく遊んだY田さん、O田さん親子が待ってくれていました!

 

 

 

 

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年季の入った七輪がいい感じでしょう!メニューも載せちゃいます!

早速いろいろ頼んだメニューを紹介しちゃいます!

 

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左は絶品のレバ刺し!そして右はトロホルモンだったかな。立体的でうまそう!

 

 

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左上から時計回りに、

キムチ盛り合わせ、特上ハラミ、特上カルビです。

霜降りで最高!う〜ん、ヨーロッパでは食べられない肉ですね。この時点で感動です!

 

さあ、あとはガンガンと焼くだけ!みんなおいしかったですが、特にホルモンが最高でした!

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追加でさらにガンガン頼みました。ホルモン、カルビは何度となく頼みました。うまかったっす

そして鴨肉もうまかった!サンチュと一緒に食べるとまたうまい。

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締めはトリラーメン、カルビクッパ。これももちろんうまいっす。

 

 

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マッコリもなかなかおいしかったですね。右はO田さんの長男キッペイ君です。O田さん、Y田さんのお子さんも参加!二人ともとってもかわいい男の子です!

O田さん、載せてもいいって言ったから載せちゃったよ!もしやめたかったら言ってね。削除しますんで。

というわけで、帰国後2,3回焼肉食べましたが、もちろんダントツナンバー1のおいしさです。また行きたいっす。



2009年12月20日

外苑前のイチョウ並木と表参道イルミネーション

皆さんこんにちは。今週末の東京は雲ひとつない快晴!寒いですが空気が澄んでいて気持ちいいですね。

ちょっと東京をぶらりしてみました。

まず私が若いころによく行っていた、外苑前のイチョウ並木を見に行きました。

 

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12月19日、時間は16時半ごろ、次の日は冬至ということでもう日が沈んでました。。。。さらにはイチョウの葉っぱは全て落ちてしまっていて残念。通年ですと、11月下旬から12月上旬が見ごろで、146本の背の高いイチョウ並木が黄色く色づいている様子はとてもきれいです。

そして落ちた葉っぱはわざと残して、イチョウの葉っぱのジュウタンにしているのがまた風情があります。

そしてど真ん中、先の方に見えるのが「聖徳記念絵画館」です。中に入ると明治天皇にまつわる絵がたくさんあります!西郷隆盛と勝海舟が江戸の無血開城を決めた会議の絵もあります。一度見に行くとよいですよ!

 

さて話をイチョウ並木に戻すと、ここは数々のドラマのロケにも使われました。「愛という名のもとに」とか懐かしいなあ(30歳以下の方はご両親に聞いてみてください)。ヒーロー、花男とかにも使われたようですね。この横にあるカフェなんて、本当にしょっちゅうドラマに使われています。実際1度ロケに遭遇したこともありました。

 

これが左側にあるオープンカフェで、オサレなカフェですよ!

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地下鉄、青山一丁目駅か外苑前駅から歩いてすぐです。よかったら行ってみてください。

この日は友人たちと待ち合わせがあるので急いでもう1つの場所へ!

今年約10年ぶりに復活した表参道のイルミネーションを見に行きました!

青山通りを渋谷方面に進みました。クリスマスっぽい雰囲気でいいですね。途中、今放映されているドラマ「不毛地帯」でおなじみの伊藤忠商事の本社を横切りながら表参道に向かいました。

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途中ビルがない一角があって、遠くに東京タワーが見えました。

東京タワーのイルミネーションが非常にきれいでした。以前よりもさらに工夫をしているように感じました。写真では分かりにくいので近くで見てみてほしいです。

 

 

というわけで表参道に到着!表参道はもちろん、明治神宮に通じる表の参道という意味です。本来は固有名詞ではなく、伊勢神宮にも表参道があります。

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まあそんな話はいいとして、これが10年ぶりに復活した表参道のイルミネーションです!!

 

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なんか昔見たときの方がもっと感動したような気がします。

最近はいろいろなところで派手なイルミネーションがあるので。。。。

10年前、あまりの人の多さとその見物客のマナーの悪さ、ゴミ問題のため、地域住人が反対して中止となりました。

でも今回復活したのは地域住民の強い要望からでした。最近は表参道から観光客が減ってしまったため、活気を取り戻そうということで何年か前から企画を練っていたようです。実際に復活できてよかったです。

 

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昔と違うのは、1つ1つが電球ではなく、LEDになっていて、木に優しい!そして環境にも優しい!イルミネーションが復活した理由の1つがこのLED電球の使用でした!

 

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日本のパーキングチケットはハイテクです。電飾するし、チケット購入も分かりやすい!

 

 

 

 

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旅行会社HISさんが面白いことをやっていました。

携帯を使い、旅行券を当てよう!ということらしいです。さすが日本はアイデアたくさんです。

 

 

 

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こちらはチューリップの花が咲いたようなイルミネーションです。きれいですね

 

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おお、名物の大渋滞です。もともと地域住民の方たちはこれがいやだったんですよね。でも仕方ないかな。

横断歩道の真ん中で写真を撮ろうとしたのですが、常にパトカーから、「横断中に写真を撮らないように!」と拡声器で注意があって、立ち止まれず。。。。結局渡った後に撮りました。さらには歩道橋も封鎖。。。歩道橋に大勢乗ると危ないということなのでしょう。

このあたりもさすが日本、規制がかなりきびしいっす。。。

 

友人との待ち合わせに間に合わないので10分ほど見てからすぐに地下鉄で築地に向かいました。

 

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築地駅到着。

築地本願寺を見ながら裏側に回りました。

 

 

 

 

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おお、なんだこれは!

一軒家風の古い、昭和の雰囲気が漂う店です。

これはなんだ、なんの店なんだ!!

というわけで、明日に続く。



2009年12月18日

エノテカ広尾本店、12月のイベント

みなさん、こんにちは!

私のミラノでの友人たちの多くは今年帰国しました。日本での生活はもちろん素晴らしいのですが、イタリアのワイン生活が懐かしいなあとみんな口にしています。

日本の生ビールは最高で、焼酎もうまい!でも日本でも極上のワインを飲むことができるんですよ!そりゃあ日本でもイタリアワイン、フランスワインは飲めるけど、日本では関税や輸送料でものすごい高いんでしょ!!!と皆さん言うでしょう。

確かにそうですが、でも今は円高で、不景気。さらに日本人の素晴らしいアイデアが組み合わさり、極上ワインをセットで、しかも比較的安く飲むことができるんです!!!

 

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久しぶりにやってきました、「エノテカ広尾本店」!

ここは是非、一度は来てみてください。本当に素晴らしいワインショップですよ!

 

 

 

 

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毎日アペリティーボもやってます!

 

 

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なかはかなり広いです。入口では3本以上買うと1本3000円のセールをやってました!よく見てください。左の写真の真ん中には数日前に紹介したGAJA(ガヤ)のワインがありますよ!GAJAがトスカーナのボルゲリ(Borgheri)で作っているワインです!!普通に30ユーロ以上するので、1本3000円って現地より安いっす。

この店の奥がまたすごい!高級ワインがゴロゴロしています。貯蔵の仕方も素晴らしく、美術館のようなので是非一度見てほしいです。そしてカウンターがあって、有料でいろいろなワインを試飲することができますよ!

 

 

 

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さらに素晴らしいイベントが!!

http://www.enoteca.co.jp/online-shop2/list.php?special=XD

2009年12月19日(土)、限定28人ですが14時から18時まで、10,500円で極上のシャンパンを6種類飲むことができます!

1.Louis Roederer Cristal Brut 2002
2.Krug Grand Cuvee Brut N.V.
3.Pol Roger Cuvee Sir Winston Churchill 1998
4.Perrier Jouet Belle Epoque 2000
5.Taittinger Comtes De Champagne Blanc De Blancs 1998
6.Dom Perignon 2000

6グラスセット/各50ml

どれも2万円越えのシャンパンばかり!6番目のドンペリが普通に見えてしまうほど!こういうイベント、アイデアは日本ならではです。イタリアやフランスでは、こういう気のきいた組み合わせで提供してくれることはないですからね。

 

さらにもう一つのイベントはマジですごい!ボルドー5大シャトー飲み比べっす!

12月26日(土)、14時から18時、限定28名で12,600円

1.CH.Lafite Rothschild [demi] 2003 / Pauillac
2.CH.Latour 1998 / Pauillac
3.CH.Mouton Rothschild 1998 / Pauillac
4.CH.Margaux [demi] 2004 / Margaux
5.CH.Haut Brion 2004 / Pessac Leognan

6グラスセット/各50ml

この日は忘年会なので残念ながら参加できませんが、この値段で5大シャトー全て飲めるなんてすごいですよ!各50mlですが、それでもすごい。一度は飲み比べしてみたいですね。

私としては珍しくまだ終わっていないイベント紹介です。よかったら予約してみてください。でも28名ならもう埋まってるかなあ。。。



2009年12月16日

払ったら負けのイタリア

みなさん、こんにちは。

先週からピエモンテ、ワイン特集をしております。ちょっとワインにも飽き飽きかなと思い今日は別の話題にします。

私は2005年9月から3年半イタリア、ミラノに住み、2009年3月から半年オランダ、アムステルダムに住みました。イタリアとオランダ・・・同じEUでも全く性格が異なる2つの国に住むことによって、いろいろな違いを感じて、とても興味深かったです。

今日はその1つの例を書きます。

オランダから日本に帰国したのが10月初め。9月末に、電気、ガス、水道、インターネット、そのほか諸々のインフラ関連の解約手続きをしました。私の上司にもお願いして、あとの手続きをお任せしました。どうもありがとうございました。

で、昨日久しぶりにネットで口座をチェックすると。。。。なんと、電気、ガス、水道、インターネットそれぞれの料金が払いすぎていた、ということで返金されていました!!!!

どういうことかというと、イタリア、オランダ、その他のヨーロッパの国々では、日本のように毎月きちんと使用料を計測しないので、たとえば前年のある月の料金を次の一年間毎月支払うのです。なので毎月同じ額の電気代を払ったりします。1か月日本に帰っていても100ユーロの請求が来たりします。。。。その代わり、年度末に清算をして、足りなければ不足を払い、払いすぎていれば返ってくるのです。

オランダは非常にきちんとしている国なので、私が帰国した月までの計算をして、その過払いを返金してくれたのです。しかもANWBという日本のJAFのようなところがあるのですが、普通途中解約でも返金しないのですが、私は解約ではなく帰国なので、半分も返ってきました。

全ての返金を合計すると結構な額でした。

当たり前と言えば当たり前なのですが、今年の3月、ミラノからアムステルダムに移るときは本当に大変でした。

イタリアでも水道、電気、ガス、その他で過払いだったのですが、1セントも返ってこず。。。。それどころか、RAIというイタリア国営テレビでは、2月末にイタリアを出るのに今年の12月末まで支払うよう要求され、しかたなく払いました。そのほかも返ってくるはずのお金は全く返ってきませんでした。。。。

当時、同僚のイタリア人に聞いたところ、、、、

「イタリアでは払ったもの負けだよ!」

一度払ったら絶対に返してくれないので、気をつけろよ!ということでした。確かにそうです。。。。車の違反、Murta(ムルタ)もそうです。以前、赤信号無視の違反の手紙が来て、写真は撮ったけど同封しない、でも払え、というもので結局160ユーロ払いました。実はこの時、手紙の裏に自分が運転していたというサインをして送り返さないといけなかったのですが、しなかったため半年後に「サインしなかった違反」で250ユーロの罰金。本当に信号無視したかどうかも分からないのに合計400ユーロ以上払いました。この時はもちろん、イタリア人にすみずみまで読んでもらって、でもサインのことは見逃してました。。。しかも3人のイタリア人に読んでもらったのに。。。。

というわけで、イタリアでは払わないと、ペナルティが加算されてどんどん罰金額があがるのでとにかく払い、しかも払ったら何があっても戻ってきません。。。。

イタリアに長年住んでいる日本人の友人は、そんなことはイタリアに住むなら当たり前、宿命だよ、と言っていました。確かにそうかもしれないです。オランダでは一度もそのようなことはなかったのですが、イタリアでは頻繁にありました。。。。

まあ、イタリアに住まわせてもらうんだから住民税と思って払うしかないようです。でも注意すれば回避できることもありますので、みなさん、情報を集めてなるべく無駄なお金は払わないようにしましょう!



2009年12月14日

イタリアNo1のワイン生産者、GAJA(ガヤ)

 今日はイタリアワインの最高峰と言っても過言ではない偉大なる生産者、GAJA(ガヤ)訪問についてお伝えします(by 奥さん)

GAJAはBarbaresco村の中心にあり、ここへは以前何度か訪れていたのですが、訪問ができたのは今回が初めて
というのも、GAJA入口の壁にはだかる"関係者以外の訪問お断り"の看板にある通り、GAJAは一般人の訪問は一切受け付けてくれないのです
ここは一生無理だと諦めていたのですが、何と今回、メルマガ「3分で読めるイタリア最新ビジネス・ニュース」でもおなじみ、友人ムッチーナさんのご主人の伝手で、訪問のアポを取りついで頂けたのです
(ご主人のGさん、本当にありがとうございました。多謝)


Barbaresco村に到着。町の中心と言っても本当に小さな町で、エノテカが数件にレストランが2軒あるのみ。平日のお昼前でしたが、とても静かで人もほとんど見かけません。

ここGAJAはガンベロロッソの3ビッキエーリ(3つ星)を最も多く獲得した生産者なんです!!そういう意味で「イタリアNo1のワイン生産者」というタイトルをつけました。

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GAJA(ガヤ)
住所:via Torino 18, Barbaresco[CN]
TEL:017-363-5158
休:土曜日、日曜日
オススメ度:★★★★★
●イタリアのワイン格付け本「Gambero Rosso」で最も3星(3Bicchieri)を獲得したカンティーナ。名実ともにイタリアNo1のカンティーナ。
Barbaresco(バルバレスコ)に命を懸けています。ブドウを間引きし、コルクは長期熟成に耐えるよう超ロングの6cmと随所にこだわりがあります。残念ながら一般には予約不可。ワイン業者、関係者のみ見学、試飲可能。美術館も併設されております。

 

こちらがGAJAの入り口。オレンジ色の壁にシンプルな表札が付いていて、すぐに分かります。



いよいよ中へ・・

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 門が開かれると、中にオレンジ色の建物が両サイドに見えて来ました。外の高い塀の中はこんな風になっていたんだぁ

 

 


 

091209 Gaja08まずは右側の建物を見学。
ここは何と地下5階まである造りになていました。収穫後、圧搾されたぶどうジュースは、地上階から地下1階の一次発酵用ステンレスタンクへと流れるように設計されています


 

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 内部の床はどこも真っ黒!
これは火山の溶岩を使用しているそうで、補強効果があるのだそう。

 

 

  



更に下へ降りて行くと、赤ワインの詰まった大量のオーク樽が寝かされていました。オークの甘〜い香りが充満しています

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ここの樽、よく見ると2色になっているではありませんか
これは樽の見た目をオシャレにする為と、栓の口からワインがこぼれてシミになるのを防ぐため、中央の部分にごま油を塗っているのだそう。


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樽の見た目にまでこだわるなんて、さすがGAJAですね 

動画でもご覧ください。

 





地上階に戻って、今度は昔ホテルだったという建物を見学させてもらいました
窓の眼下には、Barbarescoのぶどう畑が一面に見えます。

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素晴らしいブドウ畑の景色を動画でもご覧ください。

 

 

GAJAは今年でちょうど創立150週年目にあたり、今年の5月には関係者等、招待客300人ほどを集めて盛大なパーティーをここで行ったそうです。
その時に展示されたGAJAに関係する美術品、絵画などが展示されていました。
ちなみにその時は、貴重なGAJAの年代物ワインが大量に振る舞われたそうですよう、うらやましい・・・

それから娘さんのGAJA Gaiaさんは、今でもこのお城のような建物に住まわれているとのこと。
素敵すぎます〜



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この左の写真はオーナー、アンジェロ・ガヤ(Angelo Gaja)氏のお子さん3人です。日本のワインショップにも宣伝を兼ねて来日したことがあるそうですよ!

注目していただきたいのが右のコルクの写真。コルクをノギスで測っています。なんとGAJAのワインのコルクは6cmを超えています(Barbarescoなどの高級ワインなどにおいて)!通常、コルクの長さは4cmから5cmなので6cmというのはかなり長いです。これは、長期間の熟成にも耐え、空気が入らないように長いコルクを特注して使っているのです。このコルクは非常に高価だそうですよ!GAJAのこだわりを感じますね。





最後に試飲部屋へと案内されました。たくさんのGAJAの製品が展示されています。

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室内に入ると、試飲用グラス、資料などが完璧に準備されていました。

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 試飲させて頂いた貴重なワインはこの4種






1.GAYA & RAY 1997 (Chardonnay)
2.BARBARESCO 2004 (Nebbiolo)
3.SPERSS 1998 (Nebbiolo, Barbera)
4.RENNINA 1996 (=Brunello di Montalcino,Sangiovese)

すべてと〜っても美味しかったのですが、特に白ワインのGAYA & RAYは印象的でした
白ワインで12年も寝かせたものを飲んだのは初めて 
香りもドライフルーツなど熟成していて、味もまったりとした質感から、とても濃密で上質なワインであることが分かります。
今まで飲んだことのないくらい、美味しい白ワインでした。

ちなみにこれら4つのワインはすべて100ユーロ以上!中には200ユーロ超えのものもあります。Gajaでも比較的お手頃なワインもあるのですが、これら4つはGAJAを代表する高級ワインです。正直試飲でこんなにいいワインを飲ませてもらえるとは思っていませんでした。日本でこの4本のんだら7万円くらいするでしょう。。。。



091209 Gaja50GAJA訪問の記念に、奮発してお土産用ワインを買おうと思ったのですが、GAJAでは一切販売していないとのこと。「今日は来てくれてありがとうまたね」言って終了してしまいました。今回の見学と試飲、全部で2時間くらいかかったのですが、無料・・・・GAJAさん太っぱらすぎ。素晴らしいです!!

そして1人1冊、GAJAで作った本のプレゼント。しかも日本語版!すげー。

本当にどうもありがとうございました!

 




091209 Gaja40近所のこちらのエノテカに卸しているので、こちらで買って欲しいということでした。GAJAから歩いて2分くらいのところにあります。目立つのですぐわかりますよ!






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ちょうどお昼時でお腹も空いてきたので、ここでランチを取ることにしました。 お料理も出しているんですね


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いちじくとブルスケッタの前菜(写真左)と、ピエモンテ名物の手打ち卵麺パスタのラグー。繊細な食感のパスタにバターがきいていて美味しかったです。 

この店に日本人のソムリエの方がいて、今年5月に行われたGAJA150周年のパーティーではソムリエとして参加され、高級ワインをボンボン開けたのだそうですよ!すごいっす。

この日は、Luciano Sandrone(ルチアーノ・サンドローネ)、La Spinetta(ラ・スピネッタ)に続きここGAJA(ガヤ)と3軒連続してずば抜けて素晴らしいワイナリーに行くことができました。どこも感動!そしてどこも非常に親切で本当にどうもありがとうございました。

そしてこの後、この日最後の4軒目のカンティーナに向かいました。お楽しみに!!!



2009年12月12日

サイの絵がトレードマークのカンティーナLa Spinetta(ラ・スピネッタ)

今日はピエモンテのワイナリー特集2件目!!La Spinetta(ラ・スピネッタ) という生産者です。

このLa Spinetta、なんと過去10年間において、ガンベロロッソの3ビッキエーリ(3つ星)を2番目に多く獲得した生産者なんです!!ガンベロロッソから言えば、イタリアでNo2のカンティーナなんです!!!!
事実、Barolo、Barbaresco、Barbera、Barbera'd Astiなどなど、ピエモンテの様々な秀逸なワインを生産しています。

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一面のぶどう畑の中を走って行くと突然この看板が現れました!(写真右)うっかり見落としてしまいそうなくらい控えめなので、ご注意を

ちょうど収穫直前のぶどうの実がたわわになっています
一粒一粒の実が大きくて、はちきれそうなくらいぱんぱんです。
一粒失敬して、お味見・・・甘〜〜い




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La Spinetta(ラ・スピネッタ)
住所:via Annunziata 17, Castagnole delle Lanze(AT)
TEL:014-187-7396       
休:土日、祝日
●見学は事前電話予約のみ。試飲は有料(たくさんワインを買う場合は試飲は無料)。サイの絵がトレードマークのワイン。ミラノのエノテカでも買うことができますよ!ガンベロロッソの3ビッキエーリ(3つ星)をイタリア全土で2番目に多く獲得した生産者。最高のワインを是非お試しください!

 

 

 オフィスは、「ここがあの偉大な作り手の!?」と思ってしまうほど、とってもシンプルな作りでした。
中に入ると、既に試飲用にグラスなどをセッティングしてくださっていました。
先に見学をするか、試飲をするかと聞かれましたが、ここはじっくりと試飲をしたいところだったので、「試飲が先で!」とリクエスト。


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まずは白ワインから
Lidia(リディア)というChardonnay(シャルドネ)で作られたもの。(写真左)
上品な白いお花の香りに、ほのかな甘みと酸味のバランスがよく、すーっと喉を通って行く感じです。
食前酒として、また夏に冷やして飲むのがよさそう

2本目は、Barbera(バルベラ)好きな私がリクエストして試飲させてもらいました
Ca' di Pian(カ・ディピアン)、Barbera d'Asti 2006。(写真右)
果実実がぎゅっと凝縮して、とてもフルーティで濃厚な赤ワインでした。
ただ、まだちょっと若いかな。あと2〜3年くらいでまろやかで、さらに美味しいワインになりそうです




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続いては、こちらもBarbera種のもので、Barbera d'Asti Bionzo Superiore 2005(バルベラダスティ・ビオンツォ・スペリオーレ)。(写真左)
Superioreとあって、アルコール度が14.5%と高めです。
長期熟成にも耐えられるように作られているんですね。
お味も、先ほどのものよりさらに濃密、濃厚。長〜い余韻が口の中に残ります。

そしていよいよ、La Spinetta最高峰のBarbaresco Starderi 2005(バルバレスコ・スタルデリ)。(写真左)
このワイン、他のものとは決定的に違うものが
写真には写っていませんが、瓶の口が通常のものと比べて圧倒的に太いんです。
それもそのはず、とっても太くて長いコルクが使用されているからなんです。
長期熟成に耐えうるようにしてあるんですね

オークの新樽100%で2年間熟成され、さらにボトルに詰めてから1年熟成させてようやく出荷されます。

こんなに美味しいBarbarescoは初めて飲みました。
香りもバニラやスパイス等とっても華やかで、ほどよい酸味と甘み、それにキメの細かいタンニンと、とにかくバランスがいいんです。
数々の賞を受賞しているのも、納得のお味です



091210 Spinetta35そして、最後はおじさんの一押し、Moscato d'Asti.(モスカート・ダスティ)。
こちらもガンベロロッソの3ビッキエーリをしっかり取っています。とってもお上品な甘みのDolceワインでした。





そして試飲の後でほろ酔い中ですが、しっかりと醸造所内部も見学させてもらいました。


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トレードマークのサイの焼印がされた木箱がいっぱいです。

ちなみに、なぜサイのデザインなのかと質問してみたところ、La Spinettaの作りだす力強いワインを動物に例えると、力のつよいサイのイメージなのだということでした。なるほど


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ここでもちょうど収穫の時期なので、まさにぶどうの圧搾を行っていました。


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これらは圧搾後のぶどうジュース(写真左)と果皮(写真右)です。
果皮は味見させてもらいましたが、渋さだけが少し残っていましたが全くの無味でした


 

動画で様子をご覧ください。




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これらが実際に使われている最中のぶどう圧搾機です。
この時期に見せていただけるのは、貴重な体験ですね。



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 こちらがセラーの内部です。新しくていい香りのする樽がずらりと積まれています。この脇にまだ開けられていない新品の樽がありました。せっかくなので樽の値段を聞いてみると。。。。約600ユーロだそうです。樽は1つ約八万円くらいするんですね。この樽で熟成させると木の香りがワインに移るわけです。これをバリックといって、風味最高のバニラ臭がつきます。私はこのバニラ臭がする赤ワインが大好きです。

 

さあ、この地下のカンティーナの様子も動画でご覧下さい。

 

 

 

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案内役のおじさんが、樽にしてある栓を特別に開けてくれました!樽に耳をあててみろというのでやってみると・・・
ぶどうジュースが発酵して、ゆっくりとアルコールになっていく音がしました。小さな音で、ピチピチという感じかな。

おおお、すごい。こうやってワインは少しずつ成長、熟成していくわけですね。感動的です!

 


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 案内のおじさんが、Moscato(モスカート)用の絞りたてジュースを味見させてくれました。
こんなフレッシュで濃厚なぶどうジュースを飲むのは初めて!
このままでも十分商品になりそう・・・

 


じっくりと2時間程対応していただいて、次のワイナリー、カンティーナに向かいました。これだけ案内してくれて無料でした。まあ結構たくさんワイン買ったんですけどね。電話予約時は試飲は有料と言われていたのですが、結局無料でした。これはかならず無料になるとは限りません。


 

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とても親切に対応していただいて、感謝感激でした。
ピエモンテは、すばらしいカンティーナが多いので、いつもどこを訪ねるか迷ってしまいます。
念願のところをまた1軒訪れることができて、大満足
明日も、また別のすばらしいカンティーナを紹介します怒涛のピエモンテ、ワイナリー特集、お楽しみに!!