2009年04月
2009年04月22日
ミラノに戻ってきた!
みなさんこんにちは!
昨日久しぶりにミラノに戻ってきました!出張なのでお仕事ですよ!月末にはアムスに戻りますが。
今回は結構忙しく、またAgrate(アグラテ)というミラノから20kmくらい北に行った郊外にいるのでほとんどミラノ市内には行きません。。。
まあでもイタリアにまた来れたのはうれしい。きちっとしたゲルマンのオランダ人もすばらしくていいけど、やっぱり、いい加減でやんちゃなイタリア人が好きですね。
そしてやっぱり食事がうまい!
今回は26日の日曜日だけ休みが取れそう。この日はサローネでも見て回ろうかなあと思ってます。
私の友達にも連絡しようとしたのですが、忙しくて連絡できず。。。ほとんどの人に知らせないままミラノに来てしまいました。
このブログを見た私の友人の方はよかったらメールください。26日よかったらみんなで会いましょう!
ミラノのフオーリ・サローネは最高ですよ!去年の様子は以下をご覧ください。では!!
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51203458.html
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51203459.html
2009年04月13日
おススメ!ミラノの夜景を見ながら走るトラムレストラン
最近夜ミラノの中心を歩いていると、深緑色のトラムを見かけたことはありませんか?
なんとこれはトラムの車内をレストランに改装した走るレストラン!!
この走るレストランに乗るには電話予約が必要です。
予約専用800-808181(イタリア国内からのみ受付時間7:30〜19:30)
今は非常に混んでいて2か月待ちなので注意!まずは電話して空き状況を確認しましょう!
このレストランの正式な名前は、ATMosfera(アトモスフィエラ)と言います。
トラムの社名「ATM」社と、イタリア語で「雰囲気」の意味を持つ「atmosfera」を掛けてATMosfera(アトモスフィエラ)と名付けたそうです。おしゃれですね!
というわけで友人に2か月前に予約をしてもらい、友人たち8人で行ってきましたよ!
スフォルツェスコ城の前が集合場所になっています。19時45分に集合です!
ATMosfera(アトモスフィエラ)
出発地点:スフォルツェスコ城前(地下鉄cairoli駅からすぐ)
TEL:予約専用800-808181(イタリア国内からのみ受付時間7:30〜19:30)
休:月曜日(ただし予約の受付けは毎日可能)
時間:20時出発22時半くらいに元の地点に到着
オススメ度:★★★★★
雰囲気:★★★★★クラシック
予算:65Euro(料理、飲み物込み)
●トラムを改装した走るレストラン!20時出発でミラノの名所の夜景を見ながらコース料理を食べることができます。
19時45分、トラムを待っていると20時5分前にやってきましたよ!
24人乗りのレストラントラムが2台きました!ゴージャス!かっこいい!!!
さっそく乗り込みました。
店内はクラシックな劇場のような雰囲気。
エクセレント!!
席に着くとコースメニューがありました。
肉コースか魚コースかを選びます。電話予約の時に前もって選んでおかないといけません。
車内の様子をご覧ください。これがあのミラノのトラムとは思えないほどゴージャスです。
走り出しました!動画もご覧ください。
走るコースは、スフォルツェスコ城からスタートしてドゥオーモ、スカラ座、ナビリオ運河を通り、Porta Genovaで引き返して再びスフォルツェスコ城に戻る、という感じです。
では料理の紹介です!
ちなみにトラム内にはキッチンはなく、簡単な洗い場やオーブンなどがありました。飛行機の機内食のように作り置きした料理を温めて出すのでしょう。
ワインは白、赤ともに各3種類ずつの中から選べるようになっていました。私たちはロンバルディアのワイン、Terre di Franciacortaの白と赤を選択
ちなみにある程度は飲み放題です。
4本、5本とたくさん飲みすぎた場合は分かりませんが。。。
こちらはアミューズに出てきたミートボールのフリット。ちゃんと熱々で出てきます。
こちらは魚コースの前菜とプリモ。左が前菜でSgombro in carpione e le sue verdure. サバのマリネと野菜の盛り合わせ。右はTimballo di riso nero e moscardini in guazzetto. イカスミリゾットの上に、魚貝のトマト煮込みソースがかかっています。盛り付けもとってもきれいで、とてもトラムの中で出されているお料理とは思えません
こちらは肉のコースの前菜とプリモ。左が前菜のProsciutto di carni bianche al pistacchio di bronte. ピスタッチオの入ったパテの周りにラードが巻いてあります。
右はSfoglia di pasta fresca all'anatra stufata e castagna. 生パスタのラザーニャで、カモと栗のラグーが中に入っています。ボリュームたっぷりですが、熱々クリーミーで美味しかったです
メインのセコンドの前にドォーモ近くのフォンテーナ広場で15分ほど休憩!スモーカーのための休憩です。外でモクモクと吸っていました。
この間、運転手が離れるので席に座って触ってみました。
トラムを運転している気分で最高でした!
休憩を挟んで、いよいよセコンド。コースのメインです。左は魚コースのメイン、Scaloppa di salmone allo zenzero soja e topinambour. サーモンのソテーと豆乳を使ったマッシュポテト。
右は肉コースのメイン、Filetto di maialino di cinta al miele, spezie e cipoletto. 子豚のフィレ肉のステーキ、はちみつソースとネギのソテー添え。
ワインが足りなくなったので、赤ワインを追加オーダー。Rosso del Monferrato "San Grato"です。
味はまあまあかな。
ドルチェもちゃ〜んとありますよ。左は魚のコースに含まれているPera Martinsec al vino rosso. 洋ナシのコンポート(赤ワイン煮)です。口の中でとろけるほど柔らかくて美味〜
右は肉のコースのMonte Bianco. 日本のものとはちょっと違いますが、モンブランです。さくさくのメレンゲ生地の上に生クリーム、マロングラッセがトッピングしてあります。ふわふわした触感で甘さ控えめ、ペロっと食べられちゃいます
〆にはもちろん、カフェも出てきました
料理の最中は水も飲み放題です。
出発地点のスフォルツェスコ城に戻って終了!20時にスタートして着いたらもう23時近かったです。
ゆっくりと走るので食べたり飲んだりしても全く問題ありませんでした。
もちろん車内にはトイレもありますので安心してください。
カメリエーレのお兄ちゃんともすっかり仲良くなって最後には一緒に写真を撮りました。
最後に別の動画をどうぞ!
正直に書くと、料理はものすごく美味しいというわけではありません。
でもとにかくミラノの夜景を存分に満喫できまし、気分は最高です!
私は去年12月に友人に予約してもらって2か月待ちで2月に予約が取れました。これからの時期は暖かくていい季節なのでもっと待つかも。
料理、飲み物すべて込みで65ユーロ!ちょっと高いかもしれませんが、記念日などにぜひ行ってみてください。
かなりおススメです!!!
2009年04月10日
魚介の美味しいサルデーニャ料理のレストラン、Calaluna(カラルーナ)
ここは以前にも紹介したレストランですが、お気に入りのサルデーニャ料理の店で、ミラノを離れる前ににもう一度食べておきたい!ということで最後に行ってきました。
2年ほど前にも紹介しています。
サルデーニャ料理のレストラン「Calaluna(カラルーナ」)
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/50901909.html
Calaluna(カラルーナ)
住所:Viale Piave 38
TEL:02-2940-1982
休:月曜日
オススメ度:★★★★★
雰囲気:★★★カジュアル
予算:お手頃(30Euro〜)
Porta-Venezia駅から歩いて5分
●海鮮料理が得意なサルデーニャ料理の店。特にその日取れた海鮮の前菜、「前菜の盛り合わせ」はほぼ全ての人がオーダー。
この店名Calaluna(カラルーナ)はサルデーニャ島の東に実際にあるビーチからとっています。
ちなみに私は2007年にこのCalaluna(カラルーナ)に行ってきました。
http://blog.livedoor.jp/shiroyuki11/archives/51031182.html
ビーチの背後は険しい山になっていて道がありません。海伝いで船で行くしか方法がないのです。簡単に行けないため今でも非常に綺麗なビーチです。超おすすめ!よかったら行ってみてください。
というわけでミラノにあるトラットリア、Calaluna(カラルーナ)の紹介に戻ります。
店内はサルデーニャ島のグッズなどが飾られていて雰囲気があります。
店内に入ってすぐ、新鮮な魚貝たちが冷蔵庫にたくさんディスプレーされています。この巨大なAragosta(オマールエビ)、カニなどは生きていますよ!動いていました。これを調理してくれるのですから、新鮮で美味しいはずです
店内はいつもお客さんでいっぱい。この日は遅めに行ったので予約なしで入ることができましたが、予約をして行くことをお勧めします
日曜日のランチもディナーもやっているので助かります。ミラノでは日曜日に空いている店が少ないですからね。
高級感はありませんが、カジュアルでいい感じ!
こちらはパンとして出されたフォカッチャ。温かくて食べやすい!ここのはオリーブオイルとローズマリー、塩がきいていて、美味しいです。たくさん食べ過ぎるとお腹いっぱいになってしまうので要注意
ワインはもちろん、サルデーニャの白ワイン、Vermentino di Gallura. フルーティーな香りとミネラル感たっぷりで、食がすすみます
今日は遅いのでプリモだけにしました。でもここのプリモ、ボリュームがたっぷり。1.5人前くらいはあります!
Spagetti Granchio(スパゲッティ・グランキオ):15Euro
カニのパスタです。ディスプレーの巨大カニ1/2匹がまるごと使われています。フレッシュトマトとの相性が抜群です
Tagliatelle Scampi Vongole Bottarga(タリアテッレ・スカンピ・ボンゴレ・ボッタルガ):14Euro
手長エビ、あさり、からすみと大好物尽くめのパスタです!こちらはシンプにオリーブオイルがベースのソースにたっぷりのからすみがかかっているのですが、からすみのまったり感、塩加減といい絶妙です ん〜、やっぱり美味しい
ここCalalunaは、Porta Venezia近くのEsselungaの隣にあるのですぐ分かりますよ!
前菜盛り合わせ、セコンド、ドルチェ、さらには食後酒のミルトも最高です!ぜひ行ってみてください。
2009年04月08日
イタリア中部大地震、早く元気になってください
みなさん、ご存じのこのニュース。びっくりしましたね。
死者207人に=15人不明、救助難航−伊地震
2009年4月7日現在、亡くなった方が200人を超えました。私がミラノに住んでいた3年半で一度も地震はなく、イタリア人もイタリアは地震がない国、日本は地震大国というイメージでした。
でも今回の地震は本当に驚きました。直下型、マグニチュード6.3の大地震・・・・私にとっては衝撃でした。
直撃したもっとも被害の大きい街、L`Aquila(ラクイラ)はローマの北、アブルッツォ州の街です。
1300年以来の中世の町で非常に素晴らしい街。
でもその分、古い建物が多く、地震対策など全くされていなかったのでしょう。
今日のニュースでびっくりしたのは、なんとこの地震を予知していた学者さんがいたんですね。
<イタリア地震>現地学者「来る」予知 市が自粛求める
地震は基本的には予知不可能といわれていますが、この人は予知していました。イタリア人はたまにすごい天才が出ますが、彼はすごい人なのかもしれません。
わざわざ街に行って、市民に避難するように警告していたのです。でも実際、数百年も地震が起きていない町で信用するのは難しいですよね。まあ、誰も悪くないと思います。
今日の朝8時、イタリアテレビのRAI1のニュースをご覧ください。
まだ行方不明がたくさんいるそうです。一刻も早く沈静化することえお願います。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。
2009年04月05日
魚介の美味しいオステリア、Osteria Al Molo13(オステリア・アル・モーロ13)
私たちはサルデーニャ料理が好きで、ミラノ市内の他のお店にもよく行っていましたが、こちらも美味しいとの評判を聞いて、さっそく訪ねてみました。
Osteria Al Molo13(オステリア・アル・モーロ13)
住所:Via Pietro Rubens 13
TEL:02-404-2743
休:日曜日、月曜昼
営業時間 10:00-14:30,18:30-00:30
オススメ度:★★★★
雰囲気:★★★サルデーニャ風
予算:お手頃(30Euro〜)
●新鮮な魚介がメインのサルデーニャ料理のオステリア。店内はサルデーニャ風で雰囲気満点。
http://www.molo13.it/
サルデーニャ料理は、魚介類がメインの料理!私は肉より魚介類が好きなので、サルデーニャ料理が大好きなのです。
店の入り口には、サルデーニャの州旗のマークが。店内の壁には、サルデーニャ島の地図が描かれていました。
用意されているのは、もちろんサルデーニャのパン。サルデーニャ料理店では定番ですね。ぺったんこでパリパリ、パンというよりおせんべいみたいです。
まずは前菜の盛り合わせを注文!その種類は・・・
一品目、海鮮サラダ。ベビーリーフなどの葉っぱとイカ、タコ、ムール貝、海老、オリーブ、が和えてあります。オリーブオイルとレモン、塩・胡椒で味付けしてあり、シンプルながらやっぱり美味しい前菜です。
写真左は生魚の盛り合わせ。マグロ、スズキ、サーモン、スカンピ(手長海老)、イワシがオリーブオイルで和えてあります。すべてとっても新鮮で全く臭みがありません。
右はウニ、カキ、ホタテ、ハマグリ、すべて生です。レモンをかけて頂きます。ウニは日本のものと比べると身がかなり小ぶりながら、しっかりと海の幸の味がします
まだ前菜の続きです。左はフォカッチャの上にトマトソースと魚介類を乗せて焼いたもの。右は貝(何ていう名前なんでしょう?)のトマトソース煮込みです。
まだ続きますよ〜!!左はムール貝の白ワイン蒸し、右はホタテのパン粉焼きとエビのグラタンです。定番品ですが、とっても美味しいです。
ワインは迷わず大好きなサルデーニャの白ワイン、CAPICHERA(カピケラ)。とってもフルーティーな甘〜い香りにたっぷりのミネラル感。たまらないお味です
こちらは店内の様子。カラフルで小物や絵が飾ってあり、サルデーニャ島の雰囲気がでていました。
かなり広い店内ですが、この日もあっという間に満席に。
前菜でもう結構お腹いっぱいになりかけていました。次はプリもです。
Spaghetti vongole e bottarga(スパゲッティ・ボンゴレ・エ・ボッタルガ)
ボンゴレとからすみのスパゲティ。かなりたっぷりのからすみがとっても濃厚で、口の中でまったりとろけます
ボンゴレもふっくらしていて、とっても美味しいパスタでした。
Tagliatelle gamberi carciofi e bottarga(タリアテッレ・ガンベリ・カルチョーフィ・エ・ボッタルガ)
エビのタリオリーニに、からすみのすりおろしがたっぷりかけてあります。こちらも濃厚で美味しい〜
前菜がボリュームたっぷりなので、この日はドルチェまでたどり着きませんでしたが、サルデーニャのドルチェも用意されているようでしたよ!
また新たに美味しいサルデーニャ料理のお店リストに加わること、間違いなしですみなさんも是非訪れてみてください。
あ、ワインはサルデーニャの白ワインをオーダーすることをお忘れなく
2009年04月03日
辛〜いカラブリア料理のレストラン、Dongio(ドンジョ)
イタリア料理にはほとんど辛いものがありません。アラビアータくらいかな。
でもイタリアのツマ先の「Calabria(カラブリア)州」の名物は辛い料理なんです!びっくり!!
なぜカラブリア料理に辛いものが多いかというと、昔は貧乏な地域で、辛い物を食べて飢えをしのいでいたそうです。そのため、カラブリアでは辛い食べ物が名物になったのだそうです。
ミラノではイタリア全国のおいしい料理を食べることができます。もちろん、この珍しいカラブリア料理のレストランだってあるんですよ!
というわけで今日はちょっと珍しいカラブリア料理のレストランを紹介します。
Dongio(ドンジョ)
住所:Via Bernardino Corio 3
TEL:02-551-1372
休:土曜日の昼、日曜日
オススメ度:★★★★
雰囲気:★★★
予算:お手頃(20Euro〜)
●辛〜いカラブリア料理の店。肉料理がメインです。前菜は5ユーロ台、パスタは6ユーロからと格安。
ここはPorta Romana駅近くにある安くて美味しいレストラン!いつも混んでいるので数日前には予約してください。ランチは普通に入れますが、ディナーは予約なしだとまず入れません。
前菜はハムやサラミ、プリモ、セコンドも肉料理、そしてほとんどの料理が辛い!辛いもの好きの私としてはお気に入りの店ですね。
店内は小ぎれいでいたってシンプル。
カラブリア料理の特徴は、なんと言ってもペペロンチーノがたくさん使われていること!イタリア料理には珍しく、辛いメニューが多いのです。カラブリア地方に行くと、家の外にペペローニを干してある光景が見られるそうですよ。
カラブリアの赤ワイン、Ciroは初体験です。これは20年くらい前の年のものでしたが、タンニンがしっかりしていて、なかなか力強いワインでした。
前菜はこちら。
ナス、ズッキーニ、ペペローニなどの野菜のマリネですが、味付けにペペロンチーノが使われており、辛口になっています。
カラブリア産のサルシッチャ(サラミ)です。
Salsiccia calabrese piccante(サルシィッチャ・カラブレーゼ・ピッカンテ) : 5.5Euro
ピリ辛のサラミ!ビールとよく合います。ビールと一緒に食べましょう!!
こちらはパンチェッタの薄切りの盛り合わせ。一皿でかなりボリューミーです。
Pancetta arrotolata piacentina(パンチェッタ・アッロトラータ・ピアチェンティーナ) : 5.5Euro
どの前菜料理も5ユーロ台で格安です!
続いてプリモ。手作りの生パスタです!
こちらはフレッシュトマト、モッツアレラ、ケイパーのタリアテッレ。もちろん辛口です!イタリア人は一般的に辛いのが苦手と聞いていたので、辛口と言ってもたいして辛くはないのだろう・・と甘くみていたのですが、これが結構辛い辛くておいしいです!
こちらは別のプリモ。パスタの名前を忘れましたが、トスカーナ地方のPiciのような太麺で、かなりコシがあります。こちらはラグーソースですが、やはりPiccante!(辛い!)
辛いのが苦手な方は、あらかじめ店員さんにペペロンチーノの量を調整してもらうようお願いするといいですね。
続いてセコンド。
こちらはセコンドの牛フィレ肉のステーキです。
Filetto di bue alla Normanna(フィレット・ディ・ブエ・アッラ・ノルマンナ) : 15.5Euro
ガーリック、パセリ、リコッタチーズにオリーブオイルがトッピングされています。お肉の中は半生状態で、やわらかくてとっても美味しかったです
これはローズマリー風味の牛フィレステーキ。
Filetto di bue al rosmarino(フィレット・ディ・ブエ・アル・ロズマリーノ) : 15.0Euro
香りがとてもよくて、シンプルな味付けながら美味でした。
これは豚肉に、カラブリア名物のcaciocavallo(カッチョカヴァッロ)というチーズと生ハムを挟んで揚げたもの。
Cotoletta di caciocavallo farcito con pancetta(コトレッタ・ディ・カッチョカヴァッロ・ファルチート・コン・パンチェッタ) : 9.0Euro
あつあつでいただくと、チーズがとろけて中から出てきます。うまい!!
そしてこちらはまた別のセコンド。カラブリアの名物で、ミートボールのトマト煮込みです。
Polpettine di controfiletto di manzo(ポルペッティーネ・ディ・コントロフィレット・ディ・マンツォ) : 10.5Euro
こちらは辛くなく、やさしいお味。普通のミートボールなので、私としては上記の他のセコンドがおすすめです。
最後にドルチェ。
ドルチェはカラブリア名物の辛いアイスクリーム!
Gelato al Pistacchio piccante in crosta di cioccolato(ジェラート・アラ・ピスタッキオ・ピカンテ・イン・クロスタ・ディ・チョコラート) : 5.0Euro
ピスタッキオのジェラートにチョコレートをたらして固めてあります。店で手作りしているそうですが、濃厚でまったりとして美味しいです。そしてピリッと辛い!
こちらはティラミス!
Tiramisu di ricotta fresca(ティラミス・ディ・リコッタ・フレスカ) : 4.0Euro
ふつうはティラミスにはマスカルポーネのチーズですが、これは羊のチーズ、リコッタチーズを使っているようです。なのであっさりとしたヘルシーなティラミス!
甘さ控えめなので、あっさり食べれちゃいます
日本にいた時は辛いものが大好きで、よくタイ料理、韓国料理など食べに行っていたのですが最近はあまり食べていませんでした。
辛い料理を久し振り食べたせいか、自分が辛味に弱くなったような気がしましたでも辛い料理はやっぱり美味しい!
辛いもの好きのみなさん、ぜひこちらのお店に行ってみてくださいワインもおいしいしお勧めです!
2009年04月01日
炭火焼きステーキが美味しいレストラン、La Terza Carbonaia(ラ・テルツォ・カルボナイア)
今日は友人のNさんお勧めの炭火焼ステーキのお店を紹介します(去年の夏に行きました)。
La Terza Carbonaia(ラ・テルツォ・カルボナイア)
住所:Via Degli Scipioni 3
TEL:02-2953-1704
休:日曜日、月曜日の昼
オススメ度:★★★★
雰囲気:★★★
予算:お手頃(30Euro〜)
●炭火焼のフィオレンティーナステーキがうまい。
http://www.terzacarbonaia.it/
カルボナイアはミラノ市内に数件あります。ここはTerzo(テルツォ)なので3番目のカルボナイアです。
厨房では炭火で肉をジュウジュウ焼いています。いろいろな種類の肉のステーキを炭火焼で食べることができます!
入口はこんな感じでこじんまりしているのですが、中に入ると・・店内の席だけでなく、奥には広いテラス席があります。天井が緑で彩られ、なかなか素敵な雰囲気です。
本日1本目のワインはこちら!フリウリ州のCabernet Franc(カベルネフラン)。Cabernet Francって単体で飲んだことがないのだけど、どんな味なんだろう・・ということでこちらに決定!
お味はしっかりした酸味で、軽〜い。赤ですが前菜に合わせてもOKです
こちらは様々な種類の前菜たち。その中から、野菜のマリネ(ズッキーニ、ぺぺローニ、ナス)を持ってきてもらいました。ビネガーもきいていて、さっぱり
もうひとつの前菜はこちら、生ハムメロン&生ハムいちじく。メロンはもちろんのこと、熟したいちじくとの組み合わせがこんなに美味しいものだとは!すっかりはまってしまいました
そして本日の2本目はこちら。GAJA社がボルゲリ地区で生産しているスーパータスカンワイン、CA' MARCANDA "PROMIS"。メルロー、シラー、サンジョベーゼのブレンドです。カシス、スパイスの香りが印象的でした。ほどよいタンニンがありながら、口当たりのまろやかな、とってもバランスのよいワインでした
さて次はいよいよメインの炭火焼ステーキですよ!
厨房では大きな鉄板で、肉を焼いています。お客さんも多いので、すごい量です。
うまそ〜
ガツーンと出てきました!メインのステーキです左はフィオレンティーナ牛、右は様々な種類のお肉(豚肉、鶏肉、ラム、牛ほほ肉など)の盛り合わせです。それぞれ2人前ずつですが、結構なボリュームです。特にフィオレンティーナ牛は、火の通り具合が絶妙でした。
こちらは付け合わせのポテトとレタス。でも残念ながら、お腹いっぱいで食べられませんでした
かなりの人です。みんなメインは炭火焼ステーキです。
外で食べるフィオレンティーナのステーキは最高です!
デザートはこちら、レモンのソルベとジェラートの盛り合わせ。ちなみにジェラートはこれで2人前です
こちらは店内の席の様子。でも気候がよかったら、やっぱりテラス席の方が雰囲気がいいのでお勧めです。(ただし、夏場は店内は冷房が入っているので、快適かもしれませんね!)
ステーキをたらふく食べて、お腹いっぱい。この日も大満足のディナーでした
サマータイムになりこれからはいい季節です。テラスで美味しい炭火焼ステーキを食べましょう!