2008年05月

2008年05月28日

ワインと美食の街「ボーヌ(Beaune)」〜ブルゴーニュ地方5

ブルゴーニュ旅行の続きです。Dijon(ディジョン)から南に60kmほど行くと、ブドウ畑に囲まれた、ブルゴーニュワインの産地「ボーヌ(Beaune)」に着きます。

Map of Beaune

地図で言うと赤い枠のところがボーヌです。パリから直線距離なら250kmくらいと割と近いですね。

ちなみに私は今までフランスのいろいろな街に行きました。マントン、ニース、モナコ(モナコは国ですが)、リヨン、ディジョン、ボーヌ、アヌシー湖、エビアン、そしてコルシカ島まで!

でも実はパリにはまだ一度も行ったことが無いです。早くパリに行きたいですね。でも個人的にはフランスやイタリア、その他ヨーロッパの国々では田舎町の方が風情があって好きです。


ボーヌは人口わずか2万2千人という田舎町ですが、とても風情があっていい街でした。私は今回のブルゴーニュ旅行でこのボーヌを一番気に入りました。

Map of beaune2

中心は城壁に囲まれています。

ボーヌは13世紀から交易都市として栄え、領主の保護が期待できないので強固な城壁が築かれたそうです。

でも城壁の周りを車でまわってもわずか1km程度とかなり狭いです。その城壁の中には見所やおいしいレストランがたくさん!

 

 

下の写真は城壁に沿って走りながら撮ったものです。

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城壁のすぐ外側にある市庁舎です。ここでは様々なツアーが企画されていて、私たちはワインサファリという、ブドウ畑、ワイナリーを巡るツアーに参加しました(後日報告予定)。

 

 

上の地図の北にある門をくぐって城壁の中に入ってみましょう。

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中心部にあるノートルダム大寺院です。

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内部は壁画や装飾はなくシンプル。フランスの教会はイタリアとは異なり、このようにシンプルな内装の教会が多いですね。

 

 

 

 

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豪華な住宅を見つけました。屋根が綺麗な模様になっていますね。

 

 

 

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ここは「Marche aux Vins=ワイン市場」という、ワインの試飲所です。ブルゴーニュの代表的なワインを試飲できます。赤ならサントネー(Santnay)、やポマール(Pommard)、白ならムルソー(Meursault)など。申し込めば1911年から続くワインカーヴの見学もできるそうです。今回は入りませんでした。

 

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さあ、いよいよボーヌの中心にある広場まで来ました。この周りはワインセラーやおいしそうなレストラン、みやげ物やなど目白押しです。

 

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小さなお惣菜やさんです。よく見るとエスカルゴやその他美味しそうなフランス料理のおかずがいっぱい!ここで買ってホテルの部屋でワイン飲みながら食べてもかなり贅沢な食事と言えます。さすが美食の街!

 

 

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中心で面白いポスターを発見!ブルゴーニュワインの宣伝ですね。スーツを着た人が白ワインを持っていて、その甘い香りでたくさんの蜂が追いかけてきたという感じでしょうか。さすがです。

 

 

 

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ボーヌにはたくさんのワインセラーがあります。フランス語でWine(ワイン)はVins(ヴァン)と言います。また、フランスではワイン蔵を「カーヴ」というそうです。元々はCave=洞窟、蔵からきているそうですよ。どこも品揃えが充実しています。そしてかなりオシャレな雰囲気ですね。

ボーヌでは2泊しました。昼も夜もフランス料理を食べましたが、どれも非常においしくて感激しました。その美味しい料理の様子は明日紹介します。



2008年05月27日

またドレスデン出張1

ミラノに戻ったばかりですが、トラブルが完全に直っておらず、昨日の夜からまた急遽ドイツ、ドレスデンに来ました。

今回はミラノ、マルペンサ空港からドレスデン空港までのフライト。直行便がないのでまずミラノからミュンヘンへ行き、乗り換えてドレスデンに行きます。昨日の午後急遽取ったチケットでした

ミュンヘンでの乗り換え時間がわずか30分しかない!これは結構厳しいなあと思いながらミラノ、マルペンサ空港に着くと。。。。

おおお!ミラノ→ミュンヘンのフライトが1時間の遅延!しかもミュンヘン発は最終便なので乗換えができません。でもとりあえずミュンヘンに行くしかないので、乗りました。

ミュンヘンに着き、急いでドレスデン行きのフライトの所に行くと、、、、、なんとこっちは1時間半遅れ!!普通に乗れましたドレスデンに着いたのが夜中になりましたがなんとか到着!よかったよかった。というわけでなんとかトラブル解決(仕事)してきます!!



2008年05月26日

ブルゴーニュ地方の州都DIJON(ディジョン)

ブルゴーニュ旅行の続きです。

14世紀ごろ、ブルゴーニュ王国はフランスを凌ぐ大国だったそうです。いまでも当時の豪華な宮殿が残っています。今日はブルゴーニュ公国の首都であったここDIJON(ディジョン)の街を紹介します。

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ディジョンの旧市街です。3月の終わりの日曜日、雪が降ったり止んだりでかなり寒かったです。

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ここがブルゴーニュ大公宮殿です。中にはディジョン美術館もありますが、時間が無いため中には入りませんでした。

 

 

 

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宮殿の前には綺麗な半円状のリベラシオン広場があります。

 

 

 

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080422 Dijon12その先のサンミッシェル教会です。

 

 

 

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シンプルな内装の教会ですね。奥には綺麗なステンドグラスがあります。

 

 

 

 

 

 

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続いては、「幸福のフクロウ」です。ノートルダム教会の外壁にあるフクロウの彫刻は「幸福のフクロウ」と呼ばれ、右手で金属を触りながら左手でフクロウを触ると幸せが訪れると言われています。

 

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左の写真がフクロウの彫刻です。みんなに触られて表面がツルツルになっており、もう何の動物か分かりません

 

 

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ノートルダム寺院の正面に来ました。

 

 

 

 

 

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やはり内装はシンプルですが、ステンドガラスが綺麗です。

 

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奥側から後ろを撮ったところ。バラ窓にもステンドガラスがあってとても綺麗です。

 

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遠くから見たノートルダム寺院です。塔が見えます。

 

 

 

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080422 Dijon26ノートルダム寺院のすぐ横にあるパン屋。

フランスパン、エクレアなど美味しかった。

 

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ディジョン名産のマスタードが売られていました。14世紀、フィリップ豪胆公は一晩の宴会で320リットルものマスタードを使ってしまったそうです。

 

 

 

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日本の雑貨が売られているようです。着物や折り紙、急須、箸など。フランスでも和風のものが人気なのでしょうか。

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ここはなんでしょうか。かなり豪華な建物ですね。今も使われているようです。

 

 


ディジョンではほとんど時間が無くてざっと街中を見ただけ。更に南のボーヌへと移動しました。



2008年05月24日

ミラノに戻ってきました

なんとか土曜日の夜中にドイツ出張からミラノに戻ってきました。

物静かで綺麗な町並みのドレスデンに比べて、こんなにゴチャゴチャしたミラノですが、戻って来てイタリア語を聞くとホッとしました。ミラノはもう自分の故郷のようになってきたのかなあ。イタリア語が聞こえてきてホッとするなんてちょっとやばいかも。

みなさんはどうでしょうか?



2008年05月23日

ドイツ出張中

みなさん、こんにちは。先週末からドイツ、Dresdenという街に出張に来ております。

こっちはかなり寒くて、日中は12度くらい、朝晩は10度以下になります。やっぱりドイツはビールが最高に美味しいです!特にWeis(ヴァイス)ビールが最高!

あと日本語に良く似た言葉があることが分かりました。

ドイツ語のA So(ア・ソー)は、日本語の「あっそー」と同じ意味で、なるほどとか、あそうーなんだ、という意味として遣われるようです。みんなアソーを頻繁に使うので面白いです。

あとは挨拶として使う、「チュース」。イタリア語のチャオのようにくだけた挨拶です。日本語のくだけた挨拶「チース」みたいで面白いですね。というわけで、ドイツ語はイタリア語ほどではないですが結構面白いですね。

というわけでまた!



2008年05月19日

ユベントスGKのブッフォンと同じ便に乗りました

19日(月)からドイツのドレスデンという街に出張です。早めにドレスデン入りするために17日(土)の朝便で移動することにしました。

Malpensa空港に7時半到着。都合上、ミラノ⇔チェコのプラハの便にしました。チェコ往復のフライト、チェコとドレスデンの往復の電車のチケットの方が、ドレスデン往復よりはるかに安いのです。

Alitalia航空、チェコ行きのカウンターにはほとんど誰もいません。そしてチェックインを済ますと、背の高いカップルが二人ともサングラスをかけていました。今日はミラノは大雨なのにグラサンなんておかしい。そして喋り声を聞いてわかりました。Buffon(ブッフォン)です!!あの甲高い声、そして顔もブッフォンでした。

Buffon

ユベントスの正ゴールキーパー!2006年ワールドカップでは全試合無失点で、イタリアを優勝に導いた国民的ヒーローですよ!!

 

 

 

 

しかし私はこの時、「今日は確かサンプドリアと試合があるし、似ている人だろう。まさか試合があるのにチェコになんて行くわけが無い」とそのまま声もかけずに去りました。

私は別件で電話などしていて飛行機に乗るのが遅れました。離陸20分前に行くと、既に全ての人が搭乗しており、私は最後でした。そのちょっと手前でまたあのグラサンカップルを見かけました。

あせってチケットを出して中に入ろうとすると、そのチケットを手にした添乗員たちが小声で、「●●●、BUFFON●●。」と言っていました。イタリア語なので●●の部分は分かりませんが、BUFFONははっきりと言ってた。おそらく、あとはBuffonだけね、と言っていたのだと思います。

そして昨日のユベントス戦の記事を見て確信しました。

クリック。

ユベントスはゴールキーパーに「ベラルディ」とあります。ブッフォンはこの試合に出場しなかったのです。

う〜ん、分かっていれば握手してもらえばよかった!残念!!でも私はブッフォンと同じ機内でチェコまで移動しました。今考えるとすごいです。もちろん、彼はビジネスクラスですが。。。



2008年05月18日

アンケート結果、傷心旅行はイタリアへ「いい男がいそうだから」

面白い記事を見つけました。

傷心旅行はイタリアへ「いい男がいそうだから」

「失恋の傷心旅行で行きたい外国」についてのアンケート調査だそうです。イタリアはアメリカに続く堂々の第2位!フランスが第3位ですね。

フランスを選んだ人たちの理由はエッフェル塔や綺麗な街並み、美術館めぐりをしたいということのようです。

それに対して2位のイタリアを選んだ人たちの理由は、

「出会い探し」、「いい男がいそうだから」だそうです。かなり面白いですね。これはある意味、その国のイメージをあらわしているのだと思います。この結果を見るとイタリアはカッコいい男、美味しい料理、そしてサッカー!なのですね。イメージどおり、当たっていると思います。イタリア人の男は姿や顔だけでなく、しぐさもカッコいいです。同僚達と話していても、男の私にもウインクしてきたり、服装もカラフルでオシャレ!チョイ悪たちがいっぱいです。イタリアの南に行けばその傾向はさらに強くなります。もし私が同じことをやっても似合わないし、何やってんの?気持ち悪い、といわれるだけです。やはりイタリア人男だかこそ似合うのでしょう。

というわけで、日本のみなさん、カッコいいイタリア男たちに会いに是非イタリアに来てください



2008年05月16日

中世の雰囲気を残す街、Semur en Auxois(スミュール・アン・オーソワ)

今日は、ブルゴーニュ地方の州都ディジョンから30kmくらい北に行ったところにある小さな街、Semur en Auxois(スミュール・アン・オーソワ)を紹介します。

中世の風情を残した街で、川面に映る旧市街の景色だけ見に来る人もいるというほど綺麗で素晴らしい街だそうです。シャブリからディジョンに行く途中で寄ってみました。

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いきなり見せます。街の少し手前、アルマンソン川の手前から眺めたスミュール・アン・オーソワの街並みです。

トンガリ帽子の塔はLa Tour de l'Orle d'Oreという塔で高さは44m、14世紀に作られたそうです。

 

 

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同じ位置から右側を写したところ。500年前から同じ風景なのでしょうね。

 

 

 

 

 

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川にかかる橋を通って内部の旧市街に入ってみました。

 

 

 

 

 

 

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石畳の旧市街はとても綺麗な街並みです。

 

 

 

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門に入ると町の中心部となります。

 

 

 

 

 

 

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門の内部は、みやげ物屋やたくさんの店がありました。

 

 

 

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そして街のシンボル、ノートルダム教会(Collegiale Notredame)です。

小さい街なのですがかなり大きな教会でした。

 

 

 

 

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内部は白を基調とした感じで落ち着いた雰囲気です。

 

 

 

 

 

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綺麗な花もありました。毎日換えられているのでしょうね。

 

 

 

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ステンドガラスも必見!綺麗ですねえ。

 

 

 

いつまでも眺めていたい街、Semur en Auxois(スミュール・アン・オーソワ)、お勧めですよ!



2008年05月14日

白ワインで有名な街、Chablis(シャブリ)、ブルゴーニュ地方

3月終わりの連休に車でブルゴーニュ地方に遊びに行きました。

フランスでは、「ブルゴーニュはワインの王様、ボルドーはワインの女王」と言われています。ブルゴーニュワインは、重みと力強さ、そして優雅な風味を兼ね備えているからです。

これからしばらくは、ワインの王様を算出するブルゴーニュについていろいろと紹介します。

Bourgogne02写真右下にMilanoがあります。そこから北西に800km近く行くとブルゴーニュ地方のシャブリ(Chablis)に着きます。写真の右上、緑色の矢印の辺りがシャブリです。

朝5時出発!昼の1時過ぎに到着しました。。。疲れた。

 

 

 

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有名なワインの産地シャブリ!落ち着いた雰囲気の街並みです。この日は非常に寒く零度くらい。。。。雪もちらついていてかなり寒かったです。

 

 

 

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シャブリで最も有名なワインセラー、ドメーヌ・ラ・ロッシュ(LAROCHE)に行ってみました。

 

 

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お願いすれば、中ではワインの試飲させてくれます。早速白ワインを買いました。

 

 

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ちょっと歩くとこのロッシュのレストラン+ホテルがあるということで行ってみることにしました。

 

 

 

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おお、さっきと同じロゴの看板が!ここがロッシュのレストランホテルのようですね。

 

 

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入り口すぐの所にはロッシュのワインがたくさん置いてあってここでも買うことが出来ます。

 

写真左は試飲した後に残りのワインを流すための流しですね。普通はバケツとかなのですが、かなりオシャレですね。

 

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奥はレストランになっていました。早速友達合わせて4人で入ってみました。この写真は食べ終わって夕方帰る前の写真です。入ったばかりのときはほぼ満員でかなり混んでいましたよ。

 

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まずはここロッシュの白ワインを注文しました!さすがに美味しかったですよ

 

 

 

 

 

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やっぱりフランスパンは最高!中が柔らかくて非常に美味しかったです。

 

 

 

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お通しで出てきたものです。クリーム状のソースをスプーンで食べます。上にはフルーツゼリーのようなものが添えられています。このクリームソースが絶品!さすがフランス料理ですね。

 

 

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フランス料理の特徴はじっくり時間をかけて作ったスープやソースです。

この料理は野菜を煮込んだスープです。

 

 

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これはブルゴーニュ地方の名物料理です。名前は忘れましたが。。。半熟卵にブルゴーニュの赤ワインで煮込んだソースがたっぷりとかかっています。

スプーンで割ってみると、ドロッと半熟卵の黄身が出てきてそれがまたソースにとても合います。

 

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私が注文したエビの料理!ただのエビのグリルではありません。エビの頭や尻尾を一昼夜じっくりと煮込んだソースがかかっています。中央にはコメが添えてあってこれもまたうまい!最高の料理でした。

 

 

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友人が頼んだ料理です。カエルを揚げた物ですね。鶏肉みたいな味で美味しかったです。

 

 

 

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奥さんが注文した牛肉のステーキ。これまた特製ソースがかかっています。紫芋が添えられていて、これが甘くて美味しかったです。

 

 

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レアで焼かれたステーキ!最高です。

 

 

 

 

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このレストランの床下には川が流れていました。食べ終わって外に出るとこのような感じです。このまま川はレストランの下を流れているのです。

 

 

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この川はあまりきれいではありませんでしたが、落ち着いた雰囲気の綺麗な街ですね。

 

 

 

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このような細い路地がいたるところにあって面白いです。

 

 

というわけで、まず早速シャブリに行って美味しい料理を食べました。早速ブルゴーニュを気に入ってしまいましたよ。続きは明日!



2008年05月13日

Fuori Salone(フオーリ・サローネ)2008、Zona Brera(ゾーナ・ブレラ)

今日はおとといの続き。Fuori-Salone(フオーリ・サローネ)の紹介です。

おとといの続きのZona Tortona(ゾーナ・トルトーナ)地区の展示から。

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ここはソファーの展示。オシャレなソファーがたくさん!

 

 

 

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ここはシャワーや洗面所の展示。でもただの展示ではなくアートになっています。極端に照明を落としていて、下から照明した白い板に上から水を流しています。幻想的でとてもキレイでした。

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左はガラクタのような倉庫での展示。右はバスタブや洗面所の展示です。

 

 

 

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外に出ると、ガムテープで巻かれた人が立っていました。テープのところには広告の文字が書かれていました。他にもこのテーピングを持っている人がいて、私の服にも貼ってきました。歩行者、車、自転車などに勝手に貼っていきます。これもアートなのでしょう。

 

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このように製品などを宣伝している人たちもたくさんいましたよ。

 

 

 

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コカコーラの宣伝カー。すごい長い車です。コーラも無料で配っていました。

 

 

 

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この地区だけでも展示が多すぎ。。。疲れてきました。いやあ本当にすごいアートの展示会ですね。

 

 

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左は+(プラス)と−(マイナス)、どういう意味でしょうか。

右はイルカのオブジェですね。

 

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キャンピングカーの部屋の部分のみがたくさん並んでいます。いろいろな展示があって興味深いです。

 

 

 

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テクノ系の音楽が流れていて、そこにたくさんの作りかけの服が並んでいます。アートな感じがします。

 

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ここは、日本企業が連名で展示をしているところ。

早速見ていきましょう。

 

 

 

 

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080507 Fuori-salone88いろいろな展示がされています。

 

 

 

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富士通の木でできたノートPC。オシャレな感じでいいですね。

 

 

 

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080507 Fuori-salone83シャチハタのはんこ付きペンとハンコです。はんこの文化がないヨーロッパ人のために説明がついていましたよ。

 

 

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左は日立の大型TV、右はTOTOのウォシュレット。展示はこれだけでちょっとショボイです。

 

 

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トヨタの新しいコンセプトカーです。実際の走行の様子をビデオで流していましたが、かなりスピードが出るようです。乗ってみたいなあ。

 

 

 

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ニコンの展示。実際のレンズではなく、こういうコンセプトのレンズがある、という展示のようです。それにしてもドデカイですね。

 

 


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また別の展示です。

 

 

 

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食器で作ったインテリアの展示です。

 

 

 

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ここは自然にこだわっているらしく、自然食品の展示や試食をすることが出来ます。みんなインゲン豆を生で食べたり、できたての赤ワインを飲んだりしていました。

 

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皿をたくさん飾った部屋の展示。アートな感じがしますね。

 

 

 

 

 

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ここではゴムで作ったバッグの展示です。これいいかなあ?

 

 

 

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外にもアートな展示がありました。なんだろうこれ。

 

 

 

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これもよく分かりませんでした。かなり前衛的な感じです。

 

 

 

080507 Fuori-salone106080507 Fuori-salone104通りから中庭に入ると、ちょっと汚い感じの倉庫がありました。

この中でもサローネの展示があるようです。

 

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もうさっぱり分かりません。ただのガラクタ?という感じです。奥のほうでドク博士がタイムマシーンの車でも作ってそうな雰囲気!

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隣の倉庫ではキレイな展示がありましたよ。

 

 

 

 

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ここでは、定位置から小さなボールを水桶に投げてその様子をビデオで撮影し、画像解析して得点を競うということをやっていました。興味深いです。

 

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ポルタ・ガリバルディ駅前ではジュースの試供をしていました。赤いジュースであんまりの味でしたが。。。

 

 

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最後に見つけましたがここで登録して入場カードをもらうことが出来ます。確かにいくつかの展示場は入場用のカードがなくて入ることが出来ませんでした。最初にここで登録すればよかった。。

 

これでようやくZona Tortona(ゾーナ・トルトーナ)の紹介を終わります。


ここからはブレラに移って、Zona Brera(ゾーナ・ブレラ)地区のフオーリ・サローネを紹介します。

080507 Fuori-salone113080507 Fuori-salone118ブレラ地区は有名なブレラ美術館をはじめ美術商やオシャレなバーなど、洗練された地区です。写真のようにブレラ通りではオープンカフェになっていて、みんな酒を飲みながら楽しそうです。

Zona Brera(ゾーナ・ブレラ)地区のフオーリ・サローネはどんな展示があるのでしょうか。

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既に19時くらいで結構疲れていました。きれいそうな展示ですが中には入らず。。。なら写真載せなければいいですよね。。。

 

 

 

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いきなりオシャレなインテリアの展示です。こんな所に入ってもいいのかなと思いながら入りました。ここでHappy-Hourとかやったらいいですね。

 

 

 

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フオーリ・サローネの展示があるところでは、このように「INTERNI」という黄緑色の旗が出ています。これが目印のようですね。

 

 

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カラフルなソファーの展示、キレイですね。

 

 

 

 

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私の知り合いのNさんがここで働いていて、メールでお誘いがあったので行ってみました。陶芸家フカガワ・セイジ(Fukagawa seiji)の展示会です。

 

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佐賀の有田焼の陶芸です。ここでは和風というよりももっとアートな雰囲気の展示でした。

 

 

地下に行くと、別の日本人の芸術家たちの展示が行われていました。

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左は新しい発想で作ったガラスです。ガラスの中は白っぽい模様のようなものがあります。これは何か白いものを埋め込んだのではなく、ある製法で作ると、このようにランダムに白い模様ができるのだそうです。強度も強く、既に美術館の周りのガラスとして採用されたり、レストランなどにも使われているそうですよ。確かにとてもキレイで幻想的なので、そういう雰囲気を出したい所には合うと思います。

というわけでZona Brera(ゾーナ・ブレラ)地区の紹介を終わります。今回はZona Tortona(ゾーナ・トルトーナ)、Zona Brera(ゾーナ・ブレラ)の2箇所だけ見ましたがミラノの街中ではまだまだたくさんの展示がありました。グッチ、プラダ、D&Gなどでもフオーリ・サローネの展示を行ったらしく、かなりオシャレな展示だったそうですよ。バッグや財布、服などの展示ではなく、コンセプトを提示するような展示だったそうです。来年まだミラノに住んでいれば是非行きたいですね。

みなさんも来年の4月のサローネ展示会には是非行ってみてください!



2008年05月12日

ミラノのサッカー2チーム、最悪の結果

みなさん、こんにちは。今日は号外です。

先週土日は急遽仕事が入りもうクタクタ。日曜日(11日)はサッカーセリエAで、インテルが勝てばそこで優勝が決まるため、みんなワクワクしていました。私の同僚たちはインテリスタ(インテルのファン)が多く、ホームのサンシーロだし、相手は格下のシエナということで絶対に勝って優勝だろうとみんな安心していました。

15時から試合開始。試合は17時ごろ終わります。きっと勝って優勝が決まり、街中大騒ぎになると思っていました。17時ごろ普通は優勝決定とともに外の車がクラクションを鳴らしまくって大騒ぎするのですが、シーンとしてます。。。。

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080512 Intel03あとからテレビを見ると、おおおお!!!2対2の引き分け!しかも2位のローマが勝ったので、優勝は決まらず。逆にローマと勝ち点差がたったの「1」となってしまいました。来週はセリエA最終戦!インテルかローマかどちらが優勝か!全く分からなくなってしまいました!!!ローマにも十分チャンスが残っています!


ミラノのもう1チーム、ご存知ACミランはどうだったかというと。。。。

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うわー、ナポリに3対1で負けてました。ミランは4位だったのですが、5位のフィオレンティーナが勝ったので順位が逆転!

フィオレンティーナが4位となり、ミランが5位となってしまいました。

4位と5位は大きな違いで、4位以上は次節のヨーロッパチャンピオンズリーグに出場できるのです。ミランが最も力を入れているチャンピオンズリーグに出られなくなるというのは大きな問題です。。。。

しかもミランは今シーズン後に他チームから大型補強を計画していますが、どの選手もミランが次節のチャンピオンズリーグに出場することが前提なのです。ドログバ(チェルシー)、ロナウジーニョ(バルセロナ)などはミランがチャンピオンズリーグに出られないならミランに移動しないと言っているのです。

ミランは絶対に負けてはならない試合に負けてしまいました。その前の週は首位インテルに勝ったのに、昨日はナポリに負けてしまいました。。。

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テレビでは解説者たちが白熱していました

 

 

 

動画だとこんな感じ。

 


というわけでミラノのサンシーロを本拠地にする、インテル、ミラン、両チームにとって昨日の試合は悪夢のような結果でした。

今朝から同僚達もかなり沈んでいましたよ

来週日曜日が今シーズンの最終戦!とにかくがんばれ!



2008年05月11日

Fuori Salone(フオーリ・サローネ)2008、Zona Tortona(ゾーナ・トルトーナ)

4月中旬にミラノで行われた世界最大の家具展示会、Salone(サローネ)の様子を少しお伝えしました。

Salone自体はミラノのFieraという巨大な展示場で行われていて、各ブースにきちっと分かれて展示がされています。

最近話題になっているのが場外で行われるサローネ、Fuori-Salone(フオーリ・サローネ)です。

トヨタやキヤノンなど、家具とは関係のないメーカーまで、イメージアップのためにFuori-Saloneで展示を行っています(クリック)。

Fuori-Saloneは家具とは関係なく、様々なジャンルの芸術、アートの展示会となっています。Fuori(フオーリ=場外)の名のごとく、Fiera展示会場の場外、つまりミラノの街中でこのFuori-Saloneが行われたのです。

これがイタリアのFuori-Saloneのサイトです(クリック)。

上記のサイトのミラノMapで、四角に数字が書いているところで展示が行われています。驚くことに500件くらいもありますよ!!もうミラノ全体が芸術の展示会場になったかのようです。

今日はその中でも特に展示が密集しているZona Tortona(ゾーナ・トルトーナ)の辺りを紹介します。Zona Tortona(ゾーナ・トルトーナ)は、Porta-Genova(ポルタ・ジェノヴァ)駅周辺です。


080507 Fuori-salone014月20日(日)の昼にポルタ・ジェノヴァに行ってみました。

 

 

 

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いきなりナヴィオリ運河でFuori-Saloneの展示を発見!どうやら豪華クルーザーの展示のようです。オール革張りシートでかっこいい!!

 

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ゾーナ・トルトーナはポルタ・ジェノヴァ駅から歩道橋を渡った西側で、ここにたくさんの企業、個人芸術家たちが展示を行っていました。

この中には草花で飾った人形たちが!担当者が一人ポツンと座っています。正直何の展示なのか?何を言いたいのかよく分かりません。でもキレイ。Fuori-Saloneでは前衛的な展示も多く、何これ?的なものもとても多いです。でもそれでも変わった発想の展示、面白い展示、キレイな展示など様々でとても興味深く、楽しかったです。

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ここはアパートの中庭です。普段はただの住居なのでしょうが、Fuori-Saloneの時だけ、部屋、倉庫などが展示場となります。

 

 

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日本語も書かれていてびっくり!

 

 

こちらは何が言いたいのか、全く分かりません。。。でもきっと作者には深い意図があるのでしょう。

 

 

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これもよく分からない。マスクの展示です。このマスクをアピールしたいわけではないと思いますがよく分かりません。でも変わっていて興味深いです。

 

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中に入ると益々あやしい。でも私としてはどの展示も意外性があり、アートを感じることが出来てとても楽しかったです。

 

 

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この展示は面白かった。MELTED(溶けたもの)と書いてありますね。

 

中に入ってみるとびっくり!

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確かに溶けてる!!溶けてビヨーンとなっている感じがかわいらしくていいです。でも何をアピールしたいのだろう。

 

 

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080507 Fuori-salone38この日、ゾーナ・トルトーナ地区はかなりの人がいました。みんな不思議そうに見ているのが印象的でした。

 

 

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Saloneの本会場の展示は写真厳禁なのですが、Fuori-Saloneは基本的には写真OK!

 

 

 

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入り口には神社の鳥居みたいなものが。中は中国風の家具がありました。

 

 

 

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通りの壁に何か貼ってあります。なんだろう。

 

 

 

 

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黒いスーツを来た3人組の男が歩いてきます。まるで映画マトリックスの敵役のようです。背中に何かしょっていて、そこから薄型ディスプレイで何か映像を流しています。

 

このように室内展示のみならず、そとでもパフォーマンスをしたり、無料で商品を配ったりしていてとても楽しいです。

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ここは韓国人たちが作った次世代トイレ。ヘッドレスト付きのトイレで。前向きで座っても後ろ向きで座ってもいいそうですよ。

 

 

 

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見ていると楽しくて、ドンドン回りました。キレイな展示ですね。

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ここは今でもイタリア人が住んでいる普通の家を借りての展示。日本人の方がいて、日本語で説明してくれました。このマネキンに白い何かがついていますが、これはパン!「食べられる服」というのがテーマだそうです。でも残念ながらその服自体は貸し出し中とのことでした。

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もう一つはブランドバックの中古品、壊れたものなどの表面に絵やデザインを書いて新たなバッグとして売ろう!というアイデア。

結構好評だったらしく、いくつかのメーカーが注目してくれたそうですよ。

 

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これは何の展示だろう・・・中には時計がいくつかありました。

 

 

 

 

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ここからは日本の大手、ヤマハの展示です。

 

 

 

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080507 Fuori-salone45中庭がカフェになっていました。その脇ではヤマハのデジタル楽器を使ってのジャズライブ!かなり盛り上がっていました。

 

 

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やはりピアノなどの展示が主でしたね。オシャレな雰囲気でしたよ。

 

 

 

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ここでは映像の展示(上映)が行われていました。各モニターではいろいろな映像が流れていました。

 

 

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ここは1つの大きな会場でたくさんの個人の展示がされていました。どれもアイデアが詰まっていて面白かったです。例えば右側のテーブルは金属の玉をテーブルに置くと、端の穴から下の方に螺旋の形状に沿って落ちていくというもの。子供のおもちゃとテーブルが合体した感じで面白いですね。

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左側のテーブルにはプロジェクターの映像が投射されています。指でテーブルを触るとその部分がゆがみます。画像認識とテーブルを融合させたもののようですね。

 

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その他アイデアの詰まった様々な展示がされていましたよ!

 

 

 

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ここのコーナーで一番賑わっていたのが、新作ジェラートの試供でした。このジェラートはオリーブオイル、バターなどで作った今までにないジェラートだそうです。製作者みずからが配っていました。食べて感想を言って、みんなに宣伝して欲しい!と言っていましたよ!ちょっと油っぽかったですがマッタリした味でなかなかでした。やっぱり食べ物の展示があればみんなそっちに集まりますよね。

 

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いまや世界の家電メーカーとなったSamsun(サムソン)の展示です。かなりの行列で入場までに待たされましたよ。

 

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入り口にはカラフルな冷蔵庫の展示。「夢」と漢字で書いてありました。

 

 

 

 

 

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正直言うと、サムソンの展示は面白みが無くがっかりでした。壁や床に絵を描いただけの家具、部屋を作りそこにサムソンの家電がポツンと置いてあるだけ。。。。イマイチっすね。

 

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小さな部屋の前で行列が!中では特別展示があるようで入ってみました。しかし。。。。なんかイマイチ。光が出ていて、鳥の鳴き声などの音声が流れるのみ。何が言いたいのかわかりませんでした。

 


いやあFuori-Saloneは本当に楽しかったです!大手も個人も本当にたくさんの展示が行われていました。ミラノの町中で500件以上もの展示があったのです。どれも興味深くて面白いですね。

というわけでFuori-SaloneのZona Tortona編はこの辺で!明日はブレラ編をお送りします。



2008年05月08日

ケチなACミランオーナー

いよいよ、バルセロナのロナウジーニョがACミランに移籍か!??と言われていますね

ロナウジーニョのミラン移籍は確実 すべての準備が整う

でも本当にミランにやってくるのでしょうか?今日の記事ではACミラン会長、かつ首相のベルルスコーニが以下のように言っています。

ミラン会長がロナウジーニョ獲得を疑問視 フラミニ加入を発表

実はこれには背景があって、先週の日曜日ミラノダービー(ミランVSインテル)で宿敵インテルを下し、2対1でミランが勝利しました。さらに上位のフィオレンティーナが負けたため、ミランがフィオレンティーナと入れ替わり4位となったのです。

ミランが2つの大仕事 インテルを下しCL圏内へ

次回の欧州チャンピオンズリーグに出場するためにはミランは4位以内にならなくてならず、5位ではダメだったのです。それが先週日曜日に今期初めて4位となり、あと残り2試合勝てば4位確定!来期のチャンピオンズリーグに出れるのです。ACミランの会長ベルルスコーニは最近活躍中のインザーギがいるのでもうそれほどFWの補強は要らないのでは?とロナウジーニョ獲得を諦めかけているのです。というのも、バルセロナが最近になって、ロナウジーニョの移籍金を高く設定したことが背景にあります。

ラポルタ会長「ロナウジーニョの市場価格は66億円」

ミランは24億円程度を準備しており、それ以上は1ユーロも払わないと強気です。しかもロナウジーニョ自身がミラン以外のチームには移籍しないと断言しているのです。例えばイングランドのマンチェスター・シティーが65億円も準備していますが、ロナウジーニョ自身はマンCに行くとは言わないでしょう。

マンCがロナウジーニョ獲得へ65億円準備


それにしてもミランはロナウジーニョほどの選手を24億円程度で手に入れようとしているなんて虫が良すぎます。今までの有名選手の移籍金を挙げると、、、、、

2001年にジダンがユベントスからRマドリーへ移籍した時の移籍金は7800万ユーロ(約114億円)でトップ!そして2006年にACミランからチェルシーに移籍したチェフチェンコの売却金は4400万ユーロ(約64億円)です。このときミランはチェルシーから64億円もの金を得ています。さらには2007年の欧州チャンピオンズリーグでミランは優勝しています!!!!チャンピオンズリーグではトーナメントを勝ち進むたびに賞金がもらえ、優勝賞金まで含めると30億円くらいになり、さらにはTV放送権、入場料などを含めると50億円以上は手に入れたのではないでしょうか!

しかもミランは去年も最後の試合で活躍したインザーギらに期待して、大型補強はしませんでした。。。。新人パトは格安でしたし。

ミランはたんまりと金があるくせに折角のチャンスにロナウジーニョをあきらめようとしています。金があるくせに、これはケチとしか言いようがありません。


さらに過去の記事でこのようなものがあります。

ACミラン、1億ユーロでロナウジーニョにオファー?

これは2006年の記事ですが、当時、ミラン会長のベルルスコーニはロナウジーニョが欲しくて1億ユーロ(約160億円)も準備していたのです。このときはバルセロナはさらに高額を要求したために移籍は成立しませんでした。

確かに今年のロナウジーニョはあまり活躍できず、現在は怪我で療養中なのでもっと下げろというのも分かります。でもロナウジーニョは素晴らしい選手ですし、ミランにとって、64億円はそれほど高い額ではありません。ミランの人気もさらに上がり、世界一の人気チームにも慣れるかもしれないのに。。。。

大金で大型補強をすればいい、というわけではありません。またミランは若い選手を育てて強くするという方針もあるのはわかりますが、今回の件は単に金を出し渋ってケチっているようにしか見えません。2006年、2007年と大型補強なしで次節のリーグ戦は負けてばかりのことを会長はよく思い出して欲しいですね。

さんざん書いてきましたが、私としてはぜひともロナウジーニョがミランに来て欲しいです


とココまで書いて今日の記事で以下のものがありました。

ロナウジーニョが現役続行の危機?

具体的な内容は書かれていませんが、以前のようなプレーはできないかも、とありますね。他のチームも渋り始めています。でも常にこういう噂はでますから、実際最後はどうなるかは分かりません。

いずれにせよ、今年8月終わりまでには決着がつくでしょう!



2008年05月06日

音楽の都、森の都、古都ウィーン

ウィーンは森の都、音楽の都と言われる古都で、200年から300年前にはモーツアルト、ベートーベン、シューベルトなどが活躍しました。歴史の教科書に出てきたハプスブルク家が支配していた街です。

今日はざっとダイジェストでウィーンの町を説明します。詳しくはまた後日1つ1つ紹介したいと思います。

まずはウィーン郊外にある2つの宮殿から。

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まずはシュンブルン宮殿。ハプスブルク家の夏の離宮で、宮殿の前には巨大な庭が広がっています。マリー・アントワネットが子供の頃はここに住んでいる時期もありました。

 

モーツアルトが6歳の時に皇帝の前でピアノを演奏した部屋も見学できて非常に興味深かったです。

 

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次はベルベデーレ宮殿。ベルベデーレ(Belvedere)はイタリア語で「良い眺望」という意味。イタリア人軍師のオイゲン公の居城でした。

私としては、このベルベデーレ宮殿がウィーンの中で最も良かったです。キレイな宮殿、庭、そして2階にはオイゲン公が集めた豪華な絵画!有名なクリムトの「接吻」の絵もここにあり、感動しました。

 

さてウィーンの市内です。

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中心近くにある公園です。モーツアルトの像があります。キレイですねえ。

 

 

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これは旧王宮のミヒャエル広場です。この王宮がハプスブルク家の本拠地!素晴らしいです。

連休ということもあって非常にたくさんの観光客が来ていました。豪華でキレイです。

 

 

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ウィーン中心の通りです。建物は古くてきれい、オシャレな店、カフェも多くて歩いているだけで楽しくなります。

イタリアのような落書きは殆ど見られませんでした。

 

 

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中心の大聖堂です。左右の塔は100m以上もありかなり大きく、圧倒されました。斜めの屋根の部分の模様もとてもきれいです。

 

内部も素晴らしい!

 

 

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「美術史博物館」です。ここはパリのルーブル、マドリードのプラドに続く、ヨーロッパ3大美術館の1つ!ラファエロ、カラバッジョ、ティッツィアーノ、ルーベンス、レンブラント、その他大勢の巨匠の絵があり、とても素晴らしかったです。閉館まで2時間見たのですが全然足りませんでした。ちゃんと見るなら、4,5時間は必要ですね。

 

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オーストリアの公用語はドイツ語!もちろんビールが最高に美味しかったです!ソーセージもよく合う!

 

 

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日本人が多く通うラーメン屋「ほのぼの」に行ってみました。味噌ラーメンはまあまあだったかな。チャーハン、餃子も美味しかったです。

 

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楽友会ホールでモーツアルトのコンサート!全員が白髪のモーツアルト風のカツラをかぶっていて雰囲気がありました。

 

 

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ミラノ、パリに続く3大オペラハウスの1つもありました。ライトアップが美しい!

 

 

というわけでかなり駆け足で紹介しました。とにかくどこを歩いてもキレイで素晴らしく、感動しました。

詳しくはまたそのうち紹介しますね。



2008年05月05日

オーストリア旅行、ウィーン、ザルツブルグ

ヨーロッパ全土で、5月1日はメーデーで祭日!

5月1日は木曜日なので、2日(金)を休むと、土日を含めて4連休となります。イタリアではこういうとき、ポンテ(Ponte=橋)と言って、会社全体で休みにしてします。というわけで弊社では2日(金)を強制休暇として5月1日から4日まで4連休となりました。他の会社の人に聞くと、結構たくさんのところでポンテにして4連休にしていました。

先週の3連休はフランス、リヨンに行ったばかりなので疲れていましたが、前日にオーストリアに行こう!ということになり友達を含めて4人で車でオーストリアのウィーン、そしてザルツブルグに行ってきましたよ!

ミラノからウィーンまでは850km!車で半日かかりました

080505 Austria02また今度詳しく報告しますが、ウィーンは本当に素晴らしく、感動しました。ヨーロッパのいろいろなところに観光し、そんなに簡単には驚かなくなってきていたのですが、ウィーンは別格ですね。ハプスブルク家はすごいなあ。

 

↑ヴェルベデーレ宮殿

 

みなさん、ウィーンは、一生に一度は行った方がいいですよ。見所がありすぎて見切れませんでした。またいつか行ってみたいです。みなさんも是非!