2007年01月
2007年01月31日
またも頭突きされるマテラッツィ
この前の日曜日の試合でまた問題児のマテラッツィが頭突きされました。。。
これは次の日の新聞です。一面に頭突きされた写真が掲載されてます。相手のFW選手(デルベッキオ)がインテルのキーパーに激しく衝突して転倒。悪質なファールだったので、DFのマテラッツィが切れて怒鳴り、それに対して頭突きをした、というものです。
これでマテラッツィはWカップ決勝でジダンに頭突きをされて以来2度目です。。。。しかも今回は真下からの頭突きでかなり痛そうでした。デルベッキオはレッドカードで一発退場。。。
13連勝中のインテルは余裕で2対0、これで14連勝です。うちの同僚達はインテルファンが多く、みんな大喜び!また頭突きかよ、と笑っていました。
インテルは現在1位を独走中!今年は優勝間違いなしですね。
2007年01月30日
森本初ゴール!
おとといセリエA、カターニャの森本が初出場で初ゴールを決めました!
夜のスポーツニュースでもトップに近い扱いで大きく取り上げられていました。
この日はミラノの隣町のベルガモのチーム、アタランタとの一戦でした。1対0でほとんど負けそうな残り時間わずかで決めた同点ゴールは勝ちに等しい1点でした!
これは次の日の新聞。写真入りで掲載されており、注目されています。
私はミラノに現在出向中ですが、カターニャにも支店があり、仲間のイタリア人達がいます。彼らはもちろんカターニャの大ファン!しかもカターニャは今シーズンからセリエAに上がったばかりです。昨日はやったー!森本すごいよ、というメールを彼らからもらいました。カターニャは現在第4位!かなり健闘してます。
カターニャには1件だけ日本食や(日本人経営の日本食や)があります。森本もたまに食べに来るらしいですよ。そこの店の主人が、この前森本がカレーライスを食べて帰った、と言っていたそうです。やはり日本食が恋しくなるんでしょうね。
というわけで、森本これからも頑張れ!!
2007年01月29日
イタリアのマグロ
先週の土曜日魚屋に行って驚きました
Lima駅のすぐそばにある大きめの魚屋で、なんと大トロを見つけました!
左の写真には「TONNO SICILIA(トンノ シチリア)」と書いてあります。トンノはマグロという意味で、これはシチリア産のマグロということです。
贅沢なことに南イタリアではマグロが取れるので、日本とは違って冷凍マグロではなく、採れたてマグロが食べられます!
写真のようにマグロや鮭など丸ごと並べられ、その場で切ってくれます。
イタリア人にとってのマグロは赤身の部分です。以前は中トロ、大トロなどの脂身は捨てられていたそうです。最近は日本食レストランの注文もあるのでこうして売られているのです。上の写真の右側にピンク色した大トロが見えると思います。これを買いました。イタリア人にはトロの価値がないため、赤身でもトロでも値段は一緒!250グラムくらいの大トロで10ユーロくらいでした!
家に持ち帰りよくみてみると、脂がのっていて本当においしそう!でも裏返すと皮付き!皮付きのマグロは初めて見ました・・・・
これは美味しい寿司を握らないと、ということでまずは酢と砂糖で酢飯を作りました。
大トロとサーモンの握りです。いやあ脂がのっていて本当に美味しかった!
また今度あそこの魚屋に行かないと!!
2007年01月28日
ミラノのトラム
うちの前の通りではバス以外に路面電車(トラム)が走ってます。33番のトラムです。
このトラムは時刻表を見ると大体、15分に1本間隔なのですが、その通りに来たことがありません。30分くらい待つこともあり、その時車内は超満員!です。
また、写真のように2台連続で来ることもあります。
こういうとき、後ろのトラムは殆ど乗ってません。。。。後ろのトラムは時間調整すればいいのに、といつも思います。
日本のバスも渋滞であまり時刻表どおりではないですが、ミラノのトラムも時刻表どおりに来たことがないですね。でもミラノのトラムはレトロでいい味出してます。もちろん冷暖房なしなので、冬は寒く、夏は暑いですが雰囲気があって私は好きです。最近は緑色をした冷暖房完備の新車が出てきてますが、私はこの古い方がいいかな。
ミラノにきたらトラムに乗ってみてください。
2007年01月27日
ロナウドがACミランへ
レアルマドリッドのロナウドがACミランに移籍することが昨日決まりました
移籍金は約10億円ということで安いでしょう。去年ミランにいたシェフチェンコがチェルシーに移籍したときは60億円だったので。。。
昨日の夜、コッパイタリア(日本の天皇杯のようなもの)の準決勝戦(ミランVSローマ)がミラノのサンシーロスタジアムでありました。21時15分開始とかなり遅くからのスタート・・・・
ハーフタイムに車から降りてスタンドに入るロナウドが放送されていました。サンシーロ内の大型スクリーンには観戦するロナウドが映し出されたそうです。
ミランはインザーギ、ジラルディーノなどぱっとしないFWばかりだったので、これで少しは良くなるでしょう。ミランはロナウド、カカ、カフー、ジダとブラジル代表選手が4人もスタメンになります。
昨晩は途中から雪がガンガン降り出し選手達がかわいそうでした。。。結果は2対2とドロー。来週はローマでアウェー戦なので勝つのは難しいかな。。。。ミランが勝って決勝に上がれば、おそらく決勝はミランVSインテルという夢の決勝戦となります。
ちなみにイタリアでは、コッパイタリアはセリエAのリーグ戦と違って軽視されていて、あまり人気がありません。。。。でも決勝戦になればさすがに盛り上がります。
決勝は見に行こうかな。
2007年01月26日
スイスへの国境越え
先週、スイスのFOX-TOWNに行ったとき、車で行きました。ヨーロッパ内を車で移動する時、国をまたがるときでも面倒な手続きなどはいりません。
これがイタリアとスイスの国境です。バスターミナルみたいなのがあるだけ。
係員に誘導されると、先頭から順番にシールを貼っていきます。写真の一番下には「07」と書いてあるシールが見えますね。これは2007年の1年間スイスに入国できる許可書です。1枚30ユーロ。何月に買っても同じ値段で、期限は12月31日まで。当然、1月に買った方がお得ですよね。
毎年シールの色、柄が異なりますが、今年は青色っぽいグレー、みたいな色。水玉模様もはいってます。
ちなみに、スイスはユーロ圏ではないのでこのように許可書が必要ですが、フランス、ドイツなど同じユーロ圏では審査自体ありません。県をまたぐ感じでノーチェックです!というか普通に道路が続いていて、いつの間にか別の国に入ったという感じです。
初スイスはFOX-TOWNのみでした。次回はスイスの街並み、山を見に来たいなあ。
2007年01月25日
納豆危機
Yahooニュースで、あるある大辞典で問題になった一連の納豆問題について読みました。
この番組は以前から怪しいなと思うところが良くありました。例えば、ある効果を試す時2つのチームに分かれて、適用しているチーム、適用してないチームで1ヶ月とか試すというもの。でも1度の実験で終わり、、、
実験としては、もう一方のチームにも適用してみないとダメだし、1回では少ないです。まあでもこれくらいは仕方ないかもしれませんが、この納豆の実験はかなりひどかったようですね。
事件を知ってから納豆を食べるのをやめたという記事が出てました。でも納豆は体に良いし、うまい!から是非食べて欲しいです。
ちなみに少し前、この番組後スーパーから納豆が消えた、というメールを叔母からもらっていたのでビックリしました。本当に今納豆買えないくらいないの?私がここで言いたいのは、この特集が先月私が帰国している時でなくて良かった!!ということです(自分勝手ですが)。
なんせ、私はスーツケースに納豆を40パックくらい詰めてきました。その後、奥さん帰国時には30パックくらい。お陰でこの宝物のような納豆を毎日食べることができています。
私は日本にいるときは1日に3パックは納豆を食べてました。一番好きな食べ方は、大きめのボウルに納豆を6パック分かき混ぜ、ねぎを1本分切って一緒に混ぜ、それだけで食べるというものです。残念ながらミラノに来てからはこの贅沢な食べ方はできませんが日本にいるときは週に一度はこのようにして食べてました。
というわけでうちに遊びに来てくれる方は納豆をお土産によろしく!
2007年01月24日
2007年01月23日
2007年01月22日
イタリアの引越し〜その4
引越しが無事終わり、ようやく落ち着いてきました。
前のアパートからは2KM以内とすぐ近くなのですが、ミラノ市の東の端っこで数百メートル行けば市外です。
新居は新しいマンションが団地のように立ち並び、8階建てのアパートが10戸以上もあります。以前はFIATの巨大工場だったそうで、団地と1件のスーパー以外何もない所です。
このアパートはミラノにしては珍しく築2年と新しいです。前のアパートは築80年以上だったので大違いです。前のところも雰囲気があってよかったですが、全てのものが古く、よく壊れていました。新居は新品で快適ですね。
住人は前のアパートではみな老人ばかり、私の家の両隣はおばあちゃんが住んでいて、杖をついても危なくて歩けない感じでした。でもみんな良い人達ばかりでした。今回のアパートは新築なので、若い夫婦、家族が多いです。子供の泣き声がしたりしてます。
去年秋の空き巣がもう2度と無いように頑張りたいと思ってます。泥棒組織は引越し先も確認するよ、と聞いたことがあるので安心はできません。セキュリティを万全にしてなんとか無事暮らしていこうと思っております。去年9月の事件以降、これでようやく落ち着けそうです。いろいろとご心配をおかけしました。ありがとうございました。
こんな感じですが、みなさんいつでも遊びに、泊まりに来てください。今後ともよろしくお願いします。
2007年01月21日
イタリアの引越し〜その3
引越しの途中、昼休憩となり近くのピザやに奥さんと二人で食べに行きました。
すると、引越し業者の3人のイタリア人達も食べに来ていました。おお!ここはおいしいよね、と話しながら彼らの近くの席に座って注文すると、彼らのピザが出され、食べ始めました。そして飲み物も出てきました。
よく見ると、生ビールやワインをグビグビと飲んでます!!
午後もまだまだ作業あるんだけど、大丈夫かなという心配をよそにガンガン飲んでました。
午後の作業は若干酒くさい中、陽気に進んでいきました。もちろん何も問題はありませんでしたが、ちょっと不安でした。
でもまあ、私のお客さん先の社員食堂には普通にワイン、ビールが置いてあるし、仕事中に飲むのも問題ないんでしょうね。欧米人は酒強いし。
2007年01月20日
イタリアの引越し〜その2
今回の引越しはペリカンで有名な日系の引越し会社に依頼しました。
この会社の社員の方、ミラノ地元の引越し業者と共同(下請けしているのかもしれません)で引越し作業を行いました。つまり実作業はイタリア人達です。
初日に来たイタリア人作業者の方々は3人。一人は30台のバリバリ風、もう2人は明らかに60歳を超えているようでした。大丈夫かな、でも経験豊富ですごいんだろうな、と思ってました。
1人の60歳以上の方はキッチン担当らしく、キッチン周りを包装しながら荷詰めしていきます。私と奥さんも他の部屋でいろいろと作業をしてました。しばらくしてキッチンを見ると、このおじいちゃんが段ボールを踏み台にして、上に置いてある食器を取ろうとしてます。足元フラフラで、
おいおい大丈夫!!??という感じ。そしてよく見ると踏み台は、今梱包した食器が入っている段ボール!!
ちょっとちょっと待ってくれ、と言って下りてもらい、脚立を渡しました。いやあ、本人もよろけて危なかったし、食器の箱を踏み台にしているし。それ以降、目を離さないように注意してました。悪気はないんだけどちょっと怖かったです。
2007年01月19日
イタリアの引越し〜その1
今週、火、水、木と3日間で新しいアパートに引越しをしました。今度のアパートでは空き巣に入られないようにしようと思っております。
引越しの際、日本ではあまり使わない「ハシゴ車」を使いました。イタリアでは古い建物が多く、エレベータがなかったり、すごく小さかったり、オンボロだったりするので写真のようなハシゴ車が活躍します。車で走っている時でもよくこのハシゴ車を見ますね。
うちは7階なので、ギリギリ届いた、という感じでした。スピードも速く、180箱の荷物でもわずか1時間程度で搬出が終わりました。
上から見るとこんな感じ。
上から見てると結構怖い。
いやあ、これは便利だ!
うちの奥さんは乗りたい!とか言ってましたが私は高所恐怖症なので絶対やです。。。効率よく引越しができてよかったです!
2007年01月18日
イタリア国鉄の遅延
去年の年末、フィレンツェから国鉄でミラノに帰ってきました。ES(ユーロ・スター)という特急でフィレンツェ⇒ミラノが2時間半くらいです
しかし、、、、やっぱり途中で止まったりして結局1時間遅れでミラノに到着。特急じゃないじゃん!でもイタリアの国鉄は遅延が当たり前なので、みんなそれほど驚きません。
写真は見づらくてすいませんが、ミラノ中央駅の電車の到着、発着時刻が出ている掲示板です。
左側から行き先、時刻、そして「RITARDO(リタルド)」とあります。リタルドは遅延という意味で、あまりにも遅延が当たり前なので掲示板に普通に出てます
ちなみに写真ではフィレンツェ40分遅れ、パリ・リヨン40分遅れ、ヴェネツィア20分遅れ、そのほか多数遅れ・・・とあります。これが普通です
去年夏、シチリアを1周しましたが、この時は3時間遅れとかありました。。。。ミラノ発、パレルモ行きなどは距離が長いのでそれだけ遅延時間も加算されていきます。。。。最近はだいぶマシになったようですがそれでも遅延は多いですね。
何年か前に「冷静と情熱の間」というフィレンツェとミラノが舞台になった映画がありましたよね。私は去年12月日本に帰ったときDVDで見ました。最後のシーンで、後から列車を抜かしてミラノで待つというシーンを見て、
ありえねえ!!!と思いました。いくら後がESでも抜かせるかな?イタリアの国鉄を甘く見るな!と思ってしまった。まあ映画だからいいかな。でも現実だったらリタルドで会えずじまい。。。。となりそうです。
イタリアで国鉄に乗るときは時間通りに行かないことが多いので注意しましょう!
2007年01月17日
またFASTWEBにやられた
イタリアにはADSLや光ファイバ通信などの高速インターネットのプロバイダが何社かあります。
以前「2006/8/25: イタリアの高速光ファイバ通信「FastWeb」とは」でも書きましたが、私はイタリアでは結構メジャーなFASTWEB(ファーストウェブ)と契約してます。
光ファイバーで10Mbpsということでしたが実際には0.3Mbpsしか出てません。電話で苦情を言ってももちろん取り合ってもらえず。。。。。
で、今回の引越しに際して、先週ようやく引越し日が決まったので、FASTWEBに電話して住所変更の手続きをしました。親切な友人のSさんが電話してくれたのです。
すると、「引越しは1ヶ月前に言わないと手続きできません」とのこと。よく見ると契約書にも書いてあるようです(もちろんイタリア語で)。引越し先の前の住人もFASTWEBに入っており、入居前にそれを見て、工事は不要ですぐ使えるよ、と言われて安心していました。でも実際はなぜか工事とは別に手続きとして1ヶ月かかるそうなのです。この辺は不明ですが、そうらしいです。
というわけで引越しの2日前にサインして手続きしたので、引越し後1ヶ月はインターネットが使えません!さらに言うと、固定電話もこのFASTWEBを使っているので電話も1ヶ月使えません。
そして40ユーロの手数料と1ヶ月使えない間ももちろん、通常の料金60ユーロは引き落とされる、とのことでした。では解約すると言うと、解約は60日前に言わないとできません、契約書にも書いてあるでしょ!とのこと。。。。
もうハハハッと笑うしかありませんでした。ここで重要なのは、怒るのではなく、自分が1ヶ月以上前に電話して確認すべきだった、と思うことです。一々彼らに怒っていてはこの国では暮らせません。
こういうこと1つ1つを体験するたびに、日本は素晴らしいなあと思います。日本に帰るときの喜びがこれでまた1つ増えました(と思えば楽しく過ごせます)。