2006年11月
2006年11月08日
2006年11月07日
高級カフェ、コーヴァ(Cova)
昨日書いたモンテ・ナポレオーレ通りに、有名なカフェがあります。カフェ・コーヴァ(Cova)といって、200年以上前から営業している老舗のカフェです。
Cova
Via Monte Napoleone 8
02-7600-0578
7:40 〜 20:30
休:日曜日、月曜日午前
手造りケーキ、ドルチェも有名で、中はとても混雑していました。
カフェマキアートと小さいモンブランです。イタリアのコーヒーはとても安く、美味しいです。こんな高級店でも立ち飲みならコーヒー1杯1ユーロです。奥では座って注文して飲めるようになっていて、座ってコーヒーを飲めば6ユーロとなります。。。。
コーヒーカップの絵にはカフェ・コーヴァも含まれてます。200年前のミラノの街の絵ですね。おしゃれなカップです。
写真は撮れませんでしたが、豪華なシャンデリアがあり、内装もゴージャスです。奥さんが以前昼間に1人できたときは、お金持ちそうな人たちがのんびりとコーヒーを飲んでいたそうです。そして夕方になるとチョコレートが振舞われるそうです。
店内では、ケーキやチョコレート、マロングラッセなどが売られています。土産用のマロングラッセは20個くらい入った箱入りで200ユーロ(3万円)。手が出ません。
2006年11月06日
ミラノの高級ショッピングストリート、モンテ・ナポレオーネ通り
叔母に頼まれた財布を捜しにミラノの街中に来ました。
ミラノのDuomoそばにモンテ・ナポレオーネという通りがあって、高級ブティックが立ち並んでいます。
私はミラノに来て1年以上経ちますが、この通りに来たのは2回目。もちろん買ったことなどありません。奥さんはちょくちょく来ているようですが。。。この通りは、ローマ時代には城壁が築かれ、中世からは貴族の館が立ち並んでいたそうです。貴族の館をそのままブティックにしていて重厚な雰囲気があります。
たくさんの観光客で驚きましたが、それよりも高級車がたくさんですごかった。ベンツなどは当たり前で、フェラーリが2台、ランボルギーニも2台とまってました。
写真を見ていただくと、黄色い枠内に車がとまっているのが分かると思います。黄色い枠はレジデンス用、つまり近くに住んでいる人しか停める事ができません。よって、これら高級車はこの近くに住んでいる人の車なのでしょう。。。。観光客は自分の車のように、「自分とフェラーリ」を一緒に撮ってもらっていました。
次はまたしばらく来ないでしょう。。。私には縁がない店ばかりなので。
2006年11月05日
Take6 in BlueNote Tokyo
昨日の続き。
Take6のメンバーと握手をしてもらっているとき、日本から来ましたと言うと、何人かは日本語が少し話せるのでびっくり!
「わたしが、にほんごはなせないとおもってるんですか!」とちょっと笑いながら片言だけどきちんと日本語で言っていたので驚きました!つい先月も日本のBlue-Noteでライブをしてきたばかりだそうです。
家に帰り、ネットを見てみると確かに9月、10月にBlue-Note東京、名古屋、大阪、福岡でライブがあったようです。
Bule-Note名古屋、大阪ではチケットが13000円でびっくりBlue-Noteミラノでは40ユーロだったのでかなり安いですね。
そして公演時間は・・・・
Blue Note ミラノ --->21:00 , 23:30 1日2回公演
Blue Note 東京 --->19:00 , 21:30 1日2回公演
ミラノの公演時間は遅すぎるのではないか?と思いませんか。でもミラノだけでなくてイタリアではこれが当たり前なのです。この違いは夕食を食べる時間に関係しています。イタリア人たちは早くても夕食の時間は20時です。レストランも20時にならないと開きません。なので、ライブ時間も自然と遅くなるのだと思います。
昨日、21時からのライブが終わると23時近くになっていました。出口から出ようとすると、すでに23時30分のライブを見る人たちが列を作ってました。彼らは2時ごろ帰るのだなあ・・・すごい。
2006年11月04日
Take6 in BlueNote Milano
私はJazzが好きで、日本にいたときもたまにJazz barにライブを聞きに行っていました。イタリア人たちもJazzは結構好きなようで、よくJazzライブの張り紙を見ます。
ミラノにも何軒かJazz Barがあります。なかでも私はBlueNoteが好きです(参照:2006年4月23日記事「Blue Note Milanoへ行きました」)。
先日BlueNote-MilanoのWebを見ると、今週木、金、土と3日間、Take6がライブをするということがわかり、急いでチケットをとりました。ミュージックチャージ1人40ユーロ。
Take6は6人組の黒人コーラスグループです。複雑なハーモニーによるア・カペラのコーラス、日本でもメジャーになったゴスペルです。うちの奥さんはTake6を知らなかったらしく、説明すると、
「ああ、ゴスペラーズみたいなのね」と言っていました。ゴスペラーズの方がずっと後だよ!!と言っておきました。
21:00 と 23:30の2回ライブがあり、21時からのライブにしました。20時30分ごろ着いたのですが、いつもとは違いかなりの人。普段は開始ちょっと前に来るイタリア人たちもTake6は特別なのか、かなり前から人が入っていたようです。
200人程度の小さいスペースなので、すごく近く見れるし迫力があり、歌声も最高でした。一人一人が役割が決まっていて本当に綺麗なハーモニーでした。アンコールも2回あって盛り上がりました。
イタリア人たちも大変気に入ったようで、最後は立って拍手してました。
当日、サインをしてもらえたらいいなあと思い、CDを買っておきました。ライブ後、6人が出てきて、CDを持っている人、その場で買った人たちにサインや握手をしてくれました。とても気さくでいい人たち。写真も撮ってくれました。
ライブは最高で、今日は大満足の一日でした。
2006年11月03日
チャンピオンズリーグ ミランVSアンデルレヒト
一昨日はミラノのサンシーロスタジアムで欧州チャンピオンズリーグの試合がありました。ACミランVSアンデルレヒト(ベルギー)です。
たまたまDuomoに行くと、大勢の人たちが歌ったり騒いだりしてました。
よく見ると紫色のアンデルレヒトのユニホームを着ているサポーター達が酒を飲みながら盛り上がっていました。アウェイなのにすごい人、すごい熱気です。
夜、20:45キックオフ!私と奥さんはTVで見ました。
結果は・・・・・ミランがカカのハットトリックを含む4点得点して4:1で勝ちました。せっかくベルギーからたくさん来ていたのに残念でした。。。
うちの奥さんはカカが3点も入れて大喜び。とてもはしゃいでいました。
2006年11月02日
イタリアの墓参り
昨日、諸聖人の日について書きました。そして昨日(11月1日)は祭日で会社も休みだったので、私もミラノの墓地に行ってきました。
ミラノで最も広く、最も有名な墓地、Cimitero Monumentale(チミテッロ・モニュメンターレ)というところで、イタリアの著名人たちの墓地も多数あります。
墓地なので写真はなるべく控えました。
入り口には祈念堂があります。墓参りの人たちもたくさんいて、そばの花屋で買った花束を皆さんもっていました。花の種類は日本の菊のように決まってはいなくて、カラフルな色々な種類の花を持っていました。でも比較的、黄色い花が多かったように見えました。
建物も花で飾られとても綺麗です。
祈念堂の中も綺麗な装飾でした。バラ窓が綺麗です。壁にはたくさんの人の名前が書いてあって、おそらくなくなられた方でしょう。
日本の墓のように桶に水を入れていく・・・・わけはありませんね。墓石にかける水ではなく、花用の水のようです。
一枚だけ写真を撮りました。実に様々で個性的な墓です。同じ形の墓は無いように見えました。そしてみなさん綺麗な花を飾っていました。
この墓地は広大でバスも通っています。墓地とは思えず、公園のようでした。先祖を大切にするのはイタリアも同じだなあと感じました。
見たところ私には誰だか分かりませんでしたが、祈念堂の下の通路には著名人の墓もあって、たくさんの花が飾ってありました。作家のマンゾーニの墓もあるそうです。
日本に1次帰国したら墓参りに行こう、と思いました。
2006年11月01日
諸聖人の日〜Tutti Santi
今日11月1日はイタリアの祭日です。Tutti Santi(トゥッティ・サンティ)(=諸聖人の日)と言って、すべての聖人を記念する日です(Tutti=みんな、Santi=聖人)。アメリカのハロウィンの元にもなっているようです。
諸聖人については、8月17日の記事「イタリア人の名前について〜その2」をご覧ください。またウィキペディアには以下のようにあります。
キリスト教の聖人を記念する日です。同僚のイタリア人たちに聞くと、死者、先祖を祭る日でもあり、みんな墓参りに行く日なのだそうです。記念墓地Cimitero Monumentaleには多くの人が訪れ、素晴らしい墓碑に多くの花が飾られてとてもきれいだそうです。
でも最近、若い人たちはあまり行かなくなってきているようです。日本の彼岸と同じような感じです。