2006年06月
2006年06月03日
2006年06月02日
イタリア世界遺産(2/41)「Costiera Amalfitana アマルフィ海岸」
昨日、仕事で帰りが遅くなり、なんとかMilano発21時40分、Napoli行きの電車に飛び乗りました。
寝台が取れなかったので、写真のように3×3の座席の窓側になりました。これで約12時間はちょっとつらかった。
ナポリからさらにそのまま電車で1時間行ったサレルノ(Salerno)です。朝8時にサレルノに着きました。疲れた。。。写真は駅ロータリー脇にあった教会です。こじんまりとしてましたがキレイでした。
まずは近くのBarに入りコーヒーを飲み、顔を洗ったりしました。
サレルノはナポリとは違い静かな港町。海もきれいでした。まずは中心部のドォーモ(Duomo)に行きました。ミラノにもドォーモはあります。ドォーモとはただの教会ではなく、大聖堂のことで町の中心となる教会です。どの町にもドォーモがあるとは限りません。
サレルノは小さい町なのでドォーモは期待してませんでしたがびっくり!かなりよかったです。サレルノのドォーモは11世紀に建築され、聖マタイに捧げられたものだそうです。ライオンの門から入るとアラブ風の前庭となります。その前庭にドォーモ(右写真の左)とその右側に塔があります。大きさはそれほどではありませんがキレイでした。右の写真はドォーモの門です。
ドォーモの中です。白が基調でシンプルな感じでしたが後陣の大規模なモザイクは、モザイク画とは思えないほど細かくてキレイでした。
床もモザイクが施されていてとてもキレイです(写真左)。説教壇(写真右)には最後の晩餐の彫刻がありました。
階段から地下に行くとバロック様式の豪華なクリプタ(地下聖堂)がありました。ここは床や壁が彫刻や絵でキレイに装飾されていました。聖マタイの遺体が安置されているそうです(写真中央)。静かでひんやりしていて厳かな感じでした。
サレルノの海岸です。海も濃い青、町並みもとても綺麗でした。
写真の船で世界遺産の町、アマルフィに向かいました。
サレルノからソレントまでの約40kmの海岸線はコスティラ・アマルフィターナと呼ばれ、世界で最も美しい海岸線の1つといわれております。綺麗な海岸線を見ながらアマルフィに向かいました。
ここが世界遺産アマルフィの港です!世界中からの観光客ですごい人でした。早速泳いでいる人もいました。
港から少し歩くとアマルフィの中心地です。ここにもドォーモがあります。10世紀に建築されました。金色に装飾され、日没時には光り輝くそうです。
ドォーモ前の広場も噴水などがあり雰囲気よかったです。
ドォーモ横には「天国の回廊」があります。ここは最上流階級の市民の墓地として13世紀に建設されました。尖塔型のアーチが交差しながら続いています。結構期待して行ったのですが、1周して終わりで意外とあっさりしてました。
ドォーモの中の宝物館です。解説がなくよく分かりませんでしたが、いろいろと昔の教徒が使ったものなどが置いてありました。
地下のクリプタにいきましたがほとんど改装中でよく分かりませんでした。
これがドォーモ内部。暗い感じで装飾はとても綺麗で厳かな感じでしたが、サレルノのドォーモの方がよかったですね。
アマルフィーの町並み。ごちゃごちゃしてますが、1つ1つはきれいですね。右は信号待ちしている車です。こんな狭いところに車が入っていくのか!という感じでした。
この後大雨が降ってきて大変でした!ソレントに行くつもりでしたが、欠航となり、なんとか船でサレルノに戻ってからナポリに電車で行きました。初日から大変でした。
でもアマルフィとサレルノ、とてもよかったです。